ジュラシックワールドのインドミナスレックスは何の遺伝子からできた?

ジュラシックワールド インドミナスレックス 何の遺伝子 

映画「ジュラシック・ワールド」では、パークを運営するマスラニ・グローバル社によって開発された恐竜「インドミナス・レックス」が大暴れし、パニックを巻き起こしました。

本作品をご覧になった方の中には

  • インドミナス・レックスは何の遺伝子から作られたんだろう?
  • 遺伝子操作してインドミナス・レックスを作った理由は?

といった疑問をお持ちの方もいるのではないでしょうか?

そこでこの記事では、インドミナス・レックスに組み込まれた遺伝子や、開発された理由について考察します!

なお、本記事は映画「ジュラシック・ワールド」のネタバレを含みます。

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この記事の監修者
つくつく

映画鑑賞は年間100本以上映画ブログ運営4年

中学生の頃に『スターウォーズ』に感動して以降、
映画の沼にハマり続けて20年。
結婚・出産後も年間100本は必ず鑑賞中。
Filmarksアカウントにも鑑賞レビューを掲載中。

目次

【ジュラシックワールド】
インドミナス・レックスは何の遺伝子でできた恐竜?

インドミナス・レックスは、Tレックス(ティラノサウルス・レックス)をベースに、
様々な生物の遺伝子を組み合わせて作られた「ハイブリッド型恐竜」です。

それぞれの遺伝子の特長を受け継いだインドミナス・レックスは、サイズ・パワー・知能の三拍子が揃った、まさに「史上最凶」の恐竜として成長します。

ベースはTレックスの遺伝子

インドミナス・レックスのベースとなっているのは、Tレックス(ティラノサウルス・レックス)です。

Tレックスは、体高4.5~6m、体長12.1mもある巨大な肉食恐竜で、「ジュラシック・パーク」シリーズのファンの方にとって、非常に馴染みのある恐竜ではないでしょうか。

ちなみに、ティラノには「暴君」、レックスには「王」という意味があり、その恐ろしさはまさしく「暴君王」そのものです。

なお、インドミナス・レックスのベースはTレックスですが、他にも以下の恐竜の遺伝子も使われているとされています。

  • アベリサウルス
  • カルノタウルス
  • マジュンガザウルス
  • ルゴプス
  • ギガノトサウルス
  • テリジノサウルス など

かなり、いろんな恐竜が混ぜられていますね…!

イカの遺伝子

インドミナス・レックスには、恐竜以外の遺伝子も組み込まれていると、映画の中で明らかになりました。その一つ目が、

イカの遺伝子

です。

この恐竜を開発したヘンリー・ウー博士によると、成長スピードに耐えられるように、イカの遺伝子を組み込んだそうです。

イカは成長スピードが速いことで知られ、ウー博士は一日でも早く観客にお披露目できるように、イカの遺伝子に目をつけたのでしょう。

ところが、これが仇となり、インドミナス・レックスは「擬態」を使えるように進化してしまいました。

防護壁から脱走したインドミナス・レックスを捕獲しようと、緊急出動したACU(Asset Containment Unit/資産管理部隊)でしたが、擬態によって森と「同化」したことに気づかず、部隊は全滅してしまいました。

ちなみに、ウー博士はインジェン社のホスキンスと裏でつながっていたため、インドミナス・レックスの擬態能力は「想定の範囲内」だった可能性が高いです。

ウー博士は1作目の『ジュラシック・パーク』の頃から、ことごとくやらかしていますね。。。

アマガエルの遺伝子

アマガエルの遺伝子

も、インドミナス・レックスに組み込まれたDNAのひとつです。

開発者のウー博士は、「熱帯の気候に耐えられるように」と、赤外線を自由に遮断できる能力を持ったアマガエルの遺伝子の利用を考えついたとのことでした。

しかし、この遺伝子組み換えが、インドミナス・レックスの脱走のきっかけを作ってしまいます。

赤外線を遮断できる能力を持ったインドミナス・レックスは、監視用の赤外線カメラに反応しなくなったのです。

赤外線カメラを見て「脱走した」と勘違いしたパークの従業員とオーウェンは、あわててインドミナス・レックスがいた防護壁の内部へと降り立ちます。

しかし、それは脱走と見せかけた罠であり、まんまと人間たちを誘い出すことに成功したインドミナス・レックスは、「檻」からの脱出に成功します。

ラプトルの遺伝子

このように、人間たちを騙してしまうほど頭が良いインドミナス・レックスですが、この

知能の高さはラプトルの遺伝子から受け継がれたもの

です。

ラプトルの遺伝子が使われたことは、インドミナス・レックスがオーウェンの飼いならしたラプトルたちと「会話」していることから明らかになりました。

ラプトルの遺伝子が組み込まれたインドミナス・レックスの知能の高さは、もしかすると私たち人間以上かもしれません。

たとえば、防護壁に爪の跡を残してあたかも脱走したかのように見せかける、自らの赤外線を遮断して監視カメラをすり抜ける、擬態して森に溶け込む、体に埋め込まれたGPSをもぎ取る、など。

これらはすでに恐竜の域を超えており、人間かそれ以上の知能を持っているといってもいいでしょう。

遺伝子操作によってインドミナス・レックスを開発した理由とは

インドミナス・レックスの開発を主導したのは、ジュラシック・ワールドを運営するマスラニ・グローバル社の設立者であるサイモン・マスラニです。

彼がなぜインドミナス・レックスを開発したかというと、

マスコミへのアピールと、パークの来場者数を増やすため

でした。

しかし、その裏ではインジェン社のヴィック・ホスキンスが糸を引いており、インドミナス・レックスを「生物兵器」として軍事利用しようと企んでいました。

①客寄せやマスコミへのアピールのため

マスラニがインドミナス・レックスを開発したのは、マスコミにアピールし、パークへの来場者数を増やすのが目的でした。

パークのマンネリ化を防ぐために、彼はヘンリー・ウー博士に対して「誰もがアッと驚く巨大で恐ろしい恐竜」を作るよう指示します。

遺伝子操作の技術に長けていたウー博士は、あらゆる恐竜や生物のDNAを組み換え、マスラニの要望どおりの「モンスター」を作ることに成功しました。

しかし、その成長スピードと頭脳、凶暴さは彼らの予想をはるかに超えており、簡単に防護壁からの脱出を許し、パークを大混乱に陥れてしまうことになります。

生物兵器としての利用

客寄せとして開発されたインドミナス・レックスでしたが、インジェン社の警備部長であるヴィック・ホスキンスは、ウー博士と密かに手を組み、「別の用途」で利用しようと考えていました。

彼はこの恐ろしい恐竜を「生物兵器」として軍事利用しようと企んでいたのです。

ホスキンスは他にも、オーウェンが飼いならしていたラプトルも生物兵器として利用する計画を立てていましたが、オーウェンに冷たく退けられていました。

それにも懲りず、パーク内を暴走するインドミナス・レックスを何とか生け捕りにしようと軍を投入したホスキンスでしたが、最期は無惨にもラプトルに食い殺されてしまいます。

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まとめ

今回は、映画「ジュラシック・ワールド」に登場する恐竜インドミナス・レックスに使われた遺伝子や、開発された理由について考察しました。

内容をまとめます。

  • インドミナス・レックスはTレックスをベースに、イカやアマガエル、ラプトルの遺伝子が使われている
  • マスラニはインドミナス・レックスを「客寄せ」として開発した
  • ホスキンスはインドミナス・レックスを「生物兵器」として利用しようと企んでいた

Tレックス以上に凶暴で圧倒的なパワーを備えたインドミナス・レックスですが、オーウェンが飼いならしたラプトルたちの活躍により、退治することができました。

「恐竜と人間の共存」という目標に一歩近づけたような、そんなシーンでしたね(*^^*)!

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