2015年に公開された『ジュラシック・ワールド』では、本来人間には不可能だと思われていたヴェロキラプトルの調教を主人公オーウェンが成功させていました。
その際にカチカチ音がする道具を使っており、それは何のために使っていたのでしょうか?
そこで今回は、
- ラプトルの調教でオーウェンが使っていたカチカチ鳴る道具は何?
- カチカチ鳴る道具をどんな風に使っていた?
について解説していきたいと思います。
『ジュラシック・ワールド』のネタバレを含む可能性があるので、記事をご覧になる方はお気をつけ下さい。
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Filmarksアカウントにも鑑賞レビューを掲載中。
ラプトルの調教でオーウェンが使っていたカチカチ鳴る道具は何?
『ジュラシック・ワールド』で見事にラプトルたちを手なずけていたオーウェン。
狂暴で知能が高い危険な恐竜というラプトルのイメージがガラリと変わった映画でした。
それでは、オーウェンが使っていたカチカチ鳴る道具の正体を詳しく解説していきます!
カチカチ鳴る道具は『クリッカー』
WW2で101空挺師団がDデイの時に持っていた、シグナルクリッカー買った!
— サードマン (@thirdman101) January 10, 2024
「フラッシュ!」、「サンダー!」の代わりに、サバゲーで使う(笑) pic.twitter.com/W1RfACNN0I
オーウェンがカチカチ鳴らしていた道具の正式名称は
、『クリケットシグナルクリッカー』といいます。
クリケットシグナルクリッカーは第二次世界大戦時、アメリカ軍の空挺師団の隊員たちが持っていた道具です。
空挺師団の隊員たちは夜間に落下傘で敵地に降り立つことがあるので、クリッカーを使って敵味方の判別をしていました。
バンドオブブラザーズでも「フラッシュ」「サンダー」の合言葉は落下傘降下直後の合流シーンで使われてたね
— sanandale (@sanandale) January 7, 2024
クリッカーは描写なかったかな? https://t.co/HNWLee66Yt
米軍の落下傘部隊を描いたHBOの戦争ドラマ『バンド・オブ・ブラザーズ』にもクリッカーを使ったシーンがあり、どことなく見たことがあると思った方も多かったのではないでしょうか?
動物のしつけでも使用
最近クリッカーを使ったトレーニングを試しています。おやつ大好き犬は、一生懸命頭を使って何が正解かを探りながら楽しんでくれている(と思う)
— ビーグル之助 (@josh20230111) March 29, 2024
今はちょっとした遊び程度の事しかしてないけれど、ちゃんとクリッカートレーニングの本を買って読んでみようかな?
おすすめありますか? pic.twitter.com/5pO6d6lBAu
オーウェンがラプトルに使用していたのと同様、犬などの動物のしつけでも使用されています。
動物は音に敏感なのでトイレなどを覚えさせるため、トイレの場所でクリッカーを鳴らし、成功したらエサを与えるという感じで使用することが多いよう。
トレーニングを繰り返すことで、動物たちは様々なことを覚えていくということなのでしょう。
ただ、耳がない動物(カメレオン、ヘビ)には向いていない道具かもしれませんね(^^;
特徴的な音なので調教に便利な『クリケットシグナルクリッカー』ですが、もちろん動物の調教や落下傘兵でなくとも入手は可能です!
調べてみたところAmazonでも販売しているようですよ。気になる方は是非ともチェックしてみて下さいね(^^♪
カチカチ鳴る道具をどんな風に使っていた?
クリッカーを使ったトレーニングと言えばジュラシック・ワールドのオーウェンとブルー😽 pic.twitter.com/gO7DwBO8uQ
— 山猫庵@金沢 (@yamanecoan) December 30, 2020
さて、犬猫とはわけが違い、相手は肉食の恐竜であるヴェロキラプトルです。かなり危険も伴います。
オーウェンはクリッカーをどんな風に使っていたのでしょうか?
『待て』を教えていた
ラプトルたち「早くー❤️」
— アンク@金曜ロードショー公式 (@kinro_ntv) July 12, 2018
オーウェンさん「待て…いい子だ…。待て……」
皆さまもう少しだけお待ちくださいね😳
「ジュラシック・ワールド」は明日夜9時❗️明日公開の新作「炎の王国」に直接繋がる物語🌟シリーズ最高ヒットを記録し最高傑作との評判の超大作ですぅ😭❤️ #ジュラシック #ブルー pic.twitter.com/N54G4iLzOt
オーウェンはラプトルたちを止めたい場所でクリッカーを鳴らし、ラプトルたちが止まることができたらご褒美にエサを与えていました。
その行動を繰り返し教えることでラプトルたちは『待て』ができるようになっていきました。
もちろんオーウェン以外の人間のやる事は聞かないと思いますが…(^^;
オーウェンはラプトルたちが赤ちゃんの頃から世話をしていましたし、刷り込みも行ったので調教できる域に達したのでしょう。
オーウェンのことは親とまでは思わなくとも、自分たちに危害を加える生き物ではないと早い段階から理解していたのだと思います。
しかしながらジュラシック・ワールドの世界が現実になったとしても同じことができるかはわかりませんね…。
また劇中で、オーウェンはインドミナスレックスの生態を見ぬき、ガソリンを自ら被っていましたよね。
また、オーウェンはラプトルはじめ、恐竜のことをよく観察していたからこそラプトルたちの生態を踏まえて絆を築くことができたと思います。
インドミナス・レックス捕獲作戦でも使用
#映画の中の走るシーン
— ホルマリン (@i_w_f89563) December 8, 2022
ジュラシック・ワールド!ラプトル部隊! pic.twitter.com/14NWV29AQz
『ジュラシック・ワールド』の中盤、ラプトルたちも参加したインドミナス・レックス捕獲作戦が行われました。
ラプトルたちの様子を草むらから伺っていたオーウェンはクリッカーを鳴らしています。
この時オーウェンがクリッカーを鳴らしたのは、おそらく自分がここにいるということをラプトルたちに知らせていたのではと考えることができます。
ラプトルは初の実戦で興奮気味だったこともあり、オーウェンは落ち着かせようとしたのかもしれません。
しかし、ラプトルたちは同じ遺伝子を持ったインドラプトルと意思疎通を行い、人間たちを襲う行動を取っています。
このシーンからもラプトルの知能の高さが伺えますね!
映画の終盤では、ラプトルたちは育ての親であるオーウェンを守る行動を取り始めるます。やはり幼い頃から関わってきた人間のことは理解し、気持ちが通じ合っている部分もあるのでしょう。
『ジュラシック・ワールド』という映画は、人間と恐竜の間にも絆ができると思わせてくれる映画でした。
\『ジュラシック・パーク/ワールド』シリーズ/
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まとめ
ラプトル「まだー❓早く早くーー‼️」
— アンク@金曜ロードショー公式 (@kinro_ntv) July 13, 2018
お待たせしました😳💛いよいよ今夜9時から
「ジュラシック・ワールド」放送ですぅーーー😭❤️💓
今日公開になったシリーズ最新作「ジュラシック・ワールド/炎の王国」に直接繋がる物語、今夜は一緒に恐竜で盛り上がりましょう😆 #ジュラシックワールド #恐竜 pic.twitter.com/sxzJybpTmU
映画『ジュラシック・ワールド』でオーウェンがラプトルの調教に使っていたカチカチ鳴る道具について解説してきました!
話しを簡単にまとめますと、
- カチカチ鳴る道具の名前は『クリケットシグナルクリッカー』
- 第二次世界大戦で落下傘部隊の隊員が敵味方の判別に使用していた
- 犬の調教にも使用されることが多い
- ラプトルの調教では『待て』を教えるのに使用
ということとなります。
クリッカーの音は気になる響きなので、実物を一度手にしてみたくなりました(^^;
ぜひ『ジュラシック・ワールド』のオーウェンとラプトルの絆に注目して映画をご覧になることをおススメします♪