スピルバーグ監督の映画『ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク』(ジュラシック・パーク2作目)には、サラというヒロインが登場するのですが、そのサラが、
- ムカつく
- 嫌い
- うざい
- クズ
といった評判なのです。
映画を観た人がサラに対してネガティブな意見を持つには、理由が4つほどありそうなので、まとめました!
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Filmarksアカウントにも鑑賞レビューを掲載中。
『ロストワールド』のサラがムカつくし嫌いな理由5つ
ムカつく理由①ステゴサウルスに触る
『ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク』のサラ・ハーディングのヤバい所
ステゴサウルスに殺されかけた直後にマルコムが心配してるのに逆に煽るサラ pic.twitter.com/FQlEo4Jk7j— ラブレス (@cl3zt) August 9, 2021
サラは、そもそも一人で恐竜の住む島(サイトB)に乗り込みます。その時点ですでに「え?」という感じですが、学者の好奇心は抑えるのが難しいのでしょう…。
理由は、恐竜にも母性があるという自分の説を証明するためです。身勝手ですね…。
そして、何といっても、サラは古生物学者で、20歳のころから猛獣を相手に暮らしてきたそうなので、恐竜の相手何てお手のものだと言うのです。
サラは、遅れて合流したマルコムやニック、エディに対して、
「恐竜たちを刺激しないで」
「タバコはやめて、生態系に関わる」
等、説教をします。しかし、その割に、サラ自身はステゴサウルスの子どもに近づいて、なんと頭を触っちゃいます。さらに、そのステゴサウルスを写真に取ったら、フイルムが巻き上がる音で恐竜たちを「刺激して」しまう始末…。おいおい!とツッコミ入れたくなりますね。
サラは人に説教する癖に自分はルールを守らないというキャラなのです…。
ムカつく理由②T-レックスの子どもを勝手に治療
『ロストワールド/ジュラシックパーク』は、サラの行動が一から十まで学者として無責任だから、”人命軽視”って批判される(実際そう思う)。
ただ、トレーラー落下の場面だったりラプトルの林だったり、見せ場として上手い場面が多いから一概にダメな映画とは言えない……いやかなり好きなんだ…… pic.twitter.com/L9bJYwPiCC— りょうた (@ryoutafilmlover) August 10, 2021
さらには、インジェン社の部隊が捕まえていたT-レックスの子どもを解放し(ここまでは良いのですが)、捕らえられたときに脚の骨を折っているというので、マルコムに内緒でニックとT-レックスの子どもをトレーラーに連れ帰ります。
エコーまでしてあげて、治療開始してあげましたが、当然親のT-レックスが子どもを追いかけて襲ってきます。結果、トレーラーは襲われ、最終的には彼らを助けたエディが亡くなってしまいました。
この点は、ニックの動物愛護の強い思いに流されたというのもあるので、サラ一人の責任ではないのですが、かなりのリスクを冒した行動だと思われます。実際死者も出てしまいました。T-レックスの母性を証明することにはなったと思いますが(^^;
ムカつく理由③T-レックスの血が付いた上着を着続ける
T-レックスの仔を治療した際T-レックスの仔の血がベストに大量に付着するが、T-レックスの嗅覚についての知識があるにもかかわらず、そのベストを羽織り続けていた。その結果、T-レックスがキャンプを襲い、多くのハンターが死亡したという今作最大のミスをしたサラとかいうヒロイン#ロストワールド pic.twitter.com/Wmev9T8kKf
— 社畜のよーだ (@no_shachiku_no) May 25, 2018
T-レックスの子どもを手当てしたときに、サラの上着にT-レックスの血がついていました。
サラはT-レックスの嗅覚が鋭いことを知っています。しかし、その上着を着続けたばっかりに、親のT-レックスが血の匂いを辿って、仮眠中の人々を襲ってきました。
知識があったにもかかわらず、まさかの失態、痛恨のミスですよね。しかし、サラに悪びれる様子もは全くないのがまたムカつく理由でしょう。
ムカつく理由④ヒロインという特権
#死んで欲しかったキャラ晒す
ロストワールドのサラ
言ってる事とやってる事が矛盾してるし、終始いらん事しかやってない。 pic.twitter.com/ZvaSmfhH02— アーノルド・スタローン (@ar18spas12) December 10, 2019
劇中でサラに対してムカつく一番の理由は、これだけ自分勝手な行動や失態を犯して多くの命が失われているにもかかわらず、
「ヒロインというポジションにいるから、死なない」
ということです。
ハラハラさせるシーンはたくさんありましたが、危機一髪で生還してしまうのですよね。だから観ている側も、納得がいかず、「ムカつく」「嫌い」「ウザい」「クズ」という評価に繋がってしまうのだと思われます。
サラの根本的な問題
ロストワールドは前半のサラは好きじゃないけど後半のサラは好き。というか前半と後半でキャラ違いすぎるでしょ pic.twitter.com/Sxx3IdUirn
— kazuoo0601 (@kazuoo0601) August 14, 2020
これはもう全くの個人的な見解ですが…、
パニック映画では、基本的に性格の悪い奴、ムカつく奴、悪いことをした奴、は淘汰される運命にあります。本作での、アージェイ(小さい恐竜に集られて食べられた人)や、1作目の『ジュラシック・パーク』のエンジニアであるネドリーがそうです。
観客は途中まで彼らに対してとてもフラストレーションを感じますが、それでも最後の最後は、罰が当たって消えていくので、スッキリするはずなのです。
ですから、サラの行動を振り返ると、ネドリーのような悪い奴に匹敵する部分があるので(サラ自身に自覚はないですが)、当然観客側はフラストレーションを感じるのに、最後までそのもやもやが解消されないというのが、サラというキャラクターの根本的な問題だと考えます。
ちなみに、最新作『ジュラシック・ワールド/ドミニオン(原題)』では、旧三部作でメインだったグラント博士、サトラ―博士、マルコム博士の3人は出演する予定なのに、サラが再登場しないのは、客の評判がいまいちだからなのでは?と勝手な推測をしています^_^;
みんなの嫌いな意見
サラに対する皆さんの意見をまとめてみました。作品としては楽しめても、やはりサラが気になる人は多いようですね…。
ジュラシックパークⅡ見ててさ、「サラ、頭悪くね?」って思ってtwitter見たら「サラ ムカつく!エディ可哀想!!」って意見が多くて、みんな同じ気持ちなんだな!って思った(笑)子供の頃見た時は気にならなかったのに、大人になった今見ると目に付く。 #ジュラシックパーク #ロストワールド
— A.SUOH♡ (@dakkiv_2) May 25, 2018
#ロストワールド
ただただサラに苛ついたw
「平気よぉ~」とか言うて足引っ張る奴嫌いw— タコサン (@JUNTAKO_junta) May 25, 2018
確かに「ティラノは嗅覚が鋭い」と自分で言っておきながらベビーティラノの血がついたままの服を着るサラはクズかもしれない…#金曜ロードshow #金曜ロードショー #ジュラシックパーク #ロストワールド #ロストワールドジュラシックパーク
— 馬門溪竜 (@DINODINO628) May 25, 2018
\『ジュラシック・パーク/ワールド』シリーズ/
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まとめ
スピルバーグ監督の映画『ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク』(ジュラシック・パーク2作目)に登場するヒロインのサラが、ムカつく、嫌い、うざい、クズ、と言われる理由④つを考察してきました。理由は、
- ステゴサウルスに簡単に触る
- T-レックスの子どもを治療
- T-レックスの血がついた上着を着続ける
- ヒロイン特権で死なない
ということでしたね。ヒロインという設定にしては、いろいろ悪事を侵しているように思います(^^;作品自体は好きなんですけどね~!