映画『ジュラシックワールド/炎の王国』に出てくる女の子、メイジ―。ロックウッドの孫であるメイジ―はとても賢くてかわいいですが、謎の多い人物でもあります。
また、メイジーはうざい、というびっくりするワードも聞かれています。メイジーはいったいどのような人物なのでしょう?
そこで今回は
- メイジーの母親は?正体は誰なの?
- メイジーがウザいと言われる理由は?
について考察していきます。
映画『ジュラシックワールド/炎の王国』のネタバレを含みますのでご注意ください。
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中学生の頃に『スターウォーズ』に感動して以降、
映画の沼にハマり続けて20年。
結婚・出産後も年間100本は必ず鑑賞中。
Filmarksアカウントにも鑑賞レビューを掲載中。
メイジーの母親の正体は誰?
母親は存在しない…?
クローンのメイジーちゃんの撮り方、人間のそれじゃないのがすごく良い。正体がわかる前から異物として撮られてる。隔離されたり、踏み出す足のアップがあったり、尊重する人間と管理する人間が現れたり、普通の人がいないところに現れたりする、もうこのカットなんて象徴的 #ジュラシックワールド pic.twitter.com/gSRoQUaSk5
— ひば (@hbhbrn) July 24, 2020
メイジーの母親は存在しない
ということになっていました。
メイジーは、財団の創設者であるベンジャミン・ロックウッドの孫娘です。ロックウッドには娘がいました。彼が持っている本に娘が映っている写真がはさまっていました。
その写真がメイジーに瓜二つなんです。
母親だとすれば似ていてもおかしくはないのですが、ほぼ同一人物と言って間違えないほどメイジーに似ていました。
また、ロックウッドの娘はすでに亡くなっています。
メイジー自身も、母親と自分が似ていることについて気にしていて、映画最後の最後で、なんと
メイジーはロックウッドの娘のクローン
であることが判明します…!
メイジーの母親の正体
メイジーがやけにオーウェンにだけ懐くのは、クローンとして発達する過程で同じ遺伝子を持つブルーと似通った成長を遂げたから、という考察をどこかで見た気がする
— 👊 (@o_ki_25) July 24, 2020
#ジュラシックワールド pic.twitter.com/kQ9b4zDfym
『ジュラシック・ワールド/炎の王国』では、メイジーはひとまずロックウッドの娘シャーロットのクローンだということがわかり、それが一体何を意味するのかが謎なままでした。
するとなんと、続編の『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』では、
メイジーの母親は
シャーロット・ロックウッド
であることが判明しました!
ちょっとややこしい話ですが、解説にお付き合いください。
『ジュラシック・ワールド/炎の王国』時点では、ベンジャミン・ロックウッドが娘を失くした悲しさゆえに、娘シャーロットのDNAを利用してクローン人間であるメイジーを生み出した、と説明されてきました。
恐竜もクローン技術を利用し生み出していたので、人間のクローンを作るのも可能だったのでしょうか…。このクローン人間の話はやや唐突感がありました。
しかしそれは嘘だった!ということが続編の『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』で判明したのです。
真相は、
- メイジーを生み出したのは、シャーロット・ロックウッド本人
- シャーロットは実は「ジュラシック・パーク」で研究者として働いていた
- 不妊治療として自分の遺伝子を使って、父親無しでメイジーを妊娠
- メイジーを創り出すときに、自らの遺伝の病を遺伝子操作で修復
という、とんでもないストーリーだったのです。
倫理的に問題大ありな展開ですが(そんなことを言い出したら恐竜のDNAを生み出すことがそもそも倫理的に問題あり)、なんだか美談っぽく語られています。
つまり、シャーロットは遺伝の病気を抱えていて、自らはその病により亡くなるわけですが、自分のクローンであるメイジーの遺伝情報は修復できたので、メイジーにはその遺伝子的な異常はないのです。
この遺伝情報を書き換える技術が、劇中ではイナゴの繁殖防止に使えるのではということで、ウー博士がメイジーのDNAから情報を得て、結果的にはやり遂げてハッピーエンドなんですよね。
それにしても、『ジュラシック・ワールド/炎の王国』時点では、メイジーがウザイと言われています。その理由について確認していきましょう!
メイジーがうざいし最低?
メイジーがうざい理由
「ジュラシック」シリーズのセオリー
— てれびつ子 (@tamaki_tv_net) July 24, 2020
①冒頭の20分で食べられる奴がわかる
②乗り物にのると大体、恐竜と目が合う
③子供は食われない
④肉食恐竜と命をかけた鬼ごっこが待っている
⑤含みを残したラストで続編を狙う#ジュラシックワールド 炎の王国』声優&キャスト https://t.co/HSstGXDxYB pic.twitter.com/nf3DgNcB3k
メイジーがうざいと言われる理由は
メイジーがオーウェンにやたらとなついているから
というのが理由の一つでしょう。
クレアもいるのですが、クレアにはほとんどなついている様子はありません。この姿が「ウザイ!」「うっとうしい」など言われてしまっているんですね。
オーウェンはイケメンですし、女性ファンからの嫉妬の声かもしれませんね。
また、メイジーがオーウェンにやたらと懐くのはもう一つ理由がありそうです。
それは
メイジーはラプトルと関係しているから
です。
オーウェンはラプトルの飼育と教育を行っていました。とくにラプトルのブルーとは信頼関係がうまれています。
一方、メイジーはクローン人間です。もしかするとラプトルの遺伝子操作の応用がされているのではないでしょうか?
ラプトルのブルーはオーウェンと心を通わせています。そしてメイジーはブルーと心を通わせています。
人間の枠を超えるハイブリッドな存在であるメイジー。全く個人の想像でしかありませんが、この辺が『ジュラシックワールド3』で回収されるのか気になります。
メイジーが最低と言われる理由
「ジュラシックワールド 炎の王国」観てきた!!!
— ファルケンなう (@FALKEN_now) July 24, 2018
本当に、いろんな意見のあるラストだと思うけど、個人的には一切肯定出来ない、最悪のラストだと思う。今までのシリーズが好きだからとか、そういう問題ではなく。 pic.twitter.com/2Uock0fVRz
メイジーについては、最低とも言われていますよね。その理由は、
恐竜たちを解き放ったため
です。
『炎の王国』のラスト、そのままにしておけば恐竜は死んでしまうため人間にとっては安全な道でした。
しかし、メイジーは「私と同じ」と言い、恐竜たちを解き放ったのです。オーウェンとクレアは恐竜たちを野に放つことについてはさすがに躊躇したのに、メイジーは自分もクローンだからとかという理由で、易々と解放するボタンを押しました(^^;
ここは、感動のシーンともとれますが「あまりにも身勝手」「なんて恐ろしいことを」との声も多く上がっています。
メイジーはクローン人間であり、人間の私利私欲で生まれてしまった恐竜たちに共感したのでしょう。
勝手に生み出され、人間の都合で淘汰されていく恐竜に、自分と同じく生きる権利があるとメイジーは思ったのでしょうね。
このシーンがなければ『ジュラシックワールド3』につながることが出来ないため、非常に重要な場面なのはわかりますが、やはり凶暴な恐竜を解き放つことには賛成できかねます…。
メイジーを演じたのは誰?
#ジュラシックワールド #金ロードSHOW
— SS.マローン (@DC_mrMalone) July 24, 2020
クローンである恐竜達の命を救うのが同じくクローンであるメイジーってのは演出としてベタっちゃベタなんだけど、でも”クローンでも命であることに変わりはないんだ”と心に訴えてくるものがあったね pic.twitter.com/fE1U3h6FIb
メイジ―を演じているのは、
イザベラ・サーモン
ちゃんです。
ジュラシックワールドがデビュー作だそうですが、素晴らしい演技力を披露してくれています。
恐竜におびえる姿や、自信の出生について知った時の表情など繊細な演技が素晴らしかったです。
続編『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』にも出演しています。
メイジーがどのような姿で登場するのか楽しみですね。
\『ジュラシック・パーク/ワールド』シリーズ/
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まとめ
#ジュラシックワールド#金曜ロードSHOW
— 通りすがりの伊賀栗 (@FFFFigaguri) July 24, 2020
パークは元々ハモンドが純粋すぎる願いで生まれたものだ。恐竜のDNA再構築もそうだった。だが人間はその技術でクローン人間を作り挙句に新しい新種まで作ってハモンドの思い描いた楽園は消え去りカオスが残った。人間は犯した罪を連帯責任で負う事になる。 pic.twitter.com/GWJBBJLVIl
今回は「ジュラシックワールド/炎の王国」メイジーの母親の正体は?メイジ―がウザいと言われる理由について考察してきました。
結論として
- メイジ―の母親はいない
- メイジ―はロックウッドの娘のクローン
- メイジ―がウザイのはオーウェンにべったりだから
- メイジ―が最低なのは凶暴な恐竜を世に解き放ったから
と考察出来ました。
メイジ―はシリーズ最終章で重要なキーマンになってきそうですね。ウザイと言われていますが、とても可愛らしい女の子です。今回の考察を踏まえながら『ジュラシックワールド』シリーズを楽しんでいただきたいです。