映画「ジュラシック・ワールド/新たなる支配者」では、巨大なイナゴが大量発生し、人類が滅亡する危機に陥りました。
本作品をご覧になった方の中には
- 大量のイナゴは最後どうなったんだろう?
- バイオシンが巨大イナゴを作った目的は何?
と疑問を感じた方も多いでしょう。
そこでこの記事では、巨大イナゴの最後とバイオシンの目的について考察したいと思います!
なお、本記事は映画「ジュラシック・ワールド/新たなる支配者」のネタバレを含みます。
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映画鑑賞は年間100本以上・映画ブログ運営4年
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Filmarksアカウントにも鑑賞レビューを掲載中。
【ジュラシックワールド/新たなる支配者】
イナゴは最後どうなった?
ジュラシックワールドでもイナゴは焼かれて駆逐されてました。
— 鬼嫁日記カズマ (@kazumaoniyome) July 31, 2022
明日も飛びつきイナゴになって駆逐されないよう立ち回ります😆 pic.twitter.com/elFzcI5zZk
『ジュラシックワールド/新たなる支配者』では、巨大イナゴが大問題になっていましたが、映画を観終わって、「結局、イナゴはどうなったんだ?」という疑問を持った人も多いと思います。
アメリカ中の田畑を食い荒らし、人類滅亡の危機にまで追い込んだ巨大イナゴでしたが、
最後はバイオシン社のヘンリー・ウー博士によって
絶滅させられた
と考えられます。
そして、巨大イナゴを全滅できたのは、本作品に登場した少女メイジー・ロックウッドの生みの親であるシャーロット・ロックウッド博士の研究のおかげでした。
ウー博士の手によってイナゴは全滅した
ヘンリー・ウー博士はシリーズ第1作から出演を続けていますー😳本日公開の「ジュラシック・ワールド/炎の王国」でも出演していますよー😆💓 #ヘンリーウー #ウー博士 #ジュラシックワールド pic.twitter.com/JA0DazhuFJ
— アンク@金曜ロードショー公式 (@kinro_ntv) July 13, 2018
物語の最後で、バイオシン社に在籍する科学者ヘンリー・ウー博士の手により「病原体でDNAを書き換えたイナゴ」が群れに放たれました。
これによって、
群れ全体に病原体が広がり、巨大イナゴは絶滅
したと思われます。
ちなみに、ヘンリー・ウー博士といえば、「初代ジュラシック・パーク」から登場している、主要人物です。
彼は、ジュラシック・パークに登場する恐竜たちを作り出した生みの親的存在で、今回の巨大イナゴも元々は彼の研究によって開発されたものでした。
しかし、予想以上の繁殖力や強さにより「人類が滅亡するかもしれないレベル」にまで到達したため、ウー博士自身の手によって絶滅させられることになります。
『ジュラシック・パーク』などの過去作との繋がりやオマージュが見られるのも、『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』の特徴でもあります♪
巨大イナゴの駆逐できたのはシャーロット博士の研究のおかげ
ジュラシックワールドのメイジー役の子かわいすぎてはげました。 pic.twitter.com/serG3nWtJI
— カツタロウ (@shomasuisui16) July 27, 2018
「病原体でDNAを書き換えたイナゴ」を群れに放つことで巨大イナゴの殲滅に成功したウー博士ですが、この
DNA書き換え技術を作り出したのは、シャーロット・ロックウッド博士
です。
シャーロット博士は、本作品に登場する少女メイジーの生みの親で、前作「炎の王国」にも登場した人物。シャーロット博士はこの技術を使い、産まれたばかりのメイジーのDNAを書き換えました。
なぜメイジーのDNAを書き換える必要があったかというと、自分自身に遺伝子的な疾患が見つかったからです。
「このまま放置すると、娘も同じ病気にかかってしまう。」
こう考えたシャーロット博士は、メイジーが同じ疾患にかからないよう彼女のDNAを書き換え、すべての病原を根絶することに成功します。
残念ながら、シャーロット博士は疾患により若くして命を落とすことになりましたが、メイジーはDNAを書き換えたおかげで病気に冒されるリスクがなくなりました。
今回、巨大イナゴを絶滅させることに成功したシャーロット博士のDNA書き換え技術ですが、その技術レベルの高さは相当なもので、あのウー博士でさえ「謎」と言うほどでした。
バイオシンがイナゴを使った目的とは?
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— ジュラシック・ワールド (@jurassicworldjp) July 19, 2022
本日7月19日は、#キャンベル・スコット の誕生日🎉
恐竜の保護区を作った
バイオシン社のCEOである
ルイス・ドジスンを演じています。
シリーズ第一作
『#ジュラシック・パーク』にも登場したドジスン、
彼の企みは一体…⁉#ジュラシック・ワールド pic.twitter.com/XpTgfSAt61
アメリカ全土をパニックに陥れることになった巨大イナゴですが、開発をしたのはバイオシンという名前の企業です。
彼らは巨大イナゴを開発することで、
種(タネ)の市場を独占しようと考えていました。
どういうことか、解説していきます!
市場の独占
バイオシンが巨大イナゴを開発した目的は「種(タネ)の市場の独占」です。
バイオシンは遺伝子研究の会社ですが、同時に食料用の種の開発も行っていました。
そこで、自社製品の市場独占を目論んだ彼らは、バイオシン製「以外」の作物だけを食べ尽くすイナゴを開発し野に放ったのです。
イナゴに作物を食い荒らされたくない農家は、種をすべてバイオシン社製のものに変えざるを得なくなります。これがバイオシン社の狙いでしたが、巨大イナゴの開発が裏目となり、会社は破滅への道を歩き始めます。
巨大イナゴ開発の誤算
バイオシン社にとってイナゴの開発は「大失敗」でした。
イナゴは古代白亜紀のDNAを用いて組み換えが行われましたが、彼らが
予想していた以上にイナゴは巨大で、繁殖力が強く、寿命が長かった
のです。
その繁殖スピードは凄まじく、作物の被害は瞬く間にアメリカ全土に拡大。このままだと全世界で飢饉が発生し、人類が滅亡する可能性まで浮上してきました。
しかし、バイオシン社の研究チームの力ではイナゴを駆逐することができず、仕方がなくシャーロット博士の娘であるメイジーを誘拐しました。
メイジーに施された「DNA書き換え技術」が、イナゴを絶滅させる「最後の希望」だったからです。
自らの過ちによって人類滅亡の危機を作り出してしまったバイオシン社でしたが、シャーロット博士が残してくれた技術により、最悪の事態からは逃れることができました。
しかし、その代償として、イナゴを焼き払おうとして発生した火災により研究施設をすべて消失してしまうこととなります。
\『ジュラシック・パーク/ワールド』シリーズ/
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まとめ
今回は、映画「ジュラシック・ワールド/新たなる支配者」に登場する巨大イナゴの最後と、バイオシン社の目的について考察しました。
内容をまとめます。
- 巨大イナゴはシャーロット博士のDNA書き換え技術により絶滅した
- バイオシン社の目的は市場の独占だった
大の虫嫌いのため、画面に巨大イナゴが映るたびに「ギャー!」と叫びたくなる内容でしたが、恐竜とは違ったスリルを味わえて楽しめました(笑)