アニメ映画「耳をすませば」のあらすじをネタバレ解説!最後の結末と感想がヤバい!

映画『耳をすませば』のあらすじをネタバレありで徹底解説しますよ!

身近にあるような少年と少女の恋模様、街並みや風景が魅力の本作は、何度観ても楽しめます。

今回は、最後の結末まで、感想も一緒にわかりやすくしっかり解説しますよ~♪

目次

アニメ映画『耳をすませば』作品情報

『耳をすませば』基本情報

『耳をすませば』の基本情報を押さえてきましょう。

  • 作品名:耳をすませば
  • 公開日:1995年7月15日
  • 上映時間:111分
  • 監督:近藤喜文
  • 脚本:宮崎駿
  • キャスト:本名陽子、高橋一生
    立花隆、室井滋、ほか

「耳をすませば」は、柊あおい原作の漫画作品をスタジオジブリがアニメ映画化したものです。「りぼん」(集英社)の1989年8月号から11月号にて連載されていました。

『耳をすませば』のあらすじ(簡単に・ネタバレなし)

中学3年生の月島雫は読書好きな女の子です。図書館や学校の図書室でよく本を借りて読むのですが、読書カードにはいつも天沢聖司という人が先に借りていることに気が付きます。

ある日、本を忘れて帰ったことに気が付いてベンチに行ってみると1人の少年が居ました。少年は雫に嫌味を言って本を返します。

夏休みが終わっても天沢聖司への興味は募るばかりです。一方で友達の恋愛事情に巻き込まれてしまう雫。癒してもらおうと地球屋に行きますが店は閉まっていました。

するといつも雫につってかかってくる少年が来て店を開けてくれました。雫の好きな猫の人形を好きなだけ見てていいと言った少年は出ていきます。

しばらくして雫が帰ろうと少年の元に行くと少年はバイオリンを作っていました。そしてその少年こそが天沢聖司だったのでした。中学を卒業したらイタリアに行き、バイオリン職人になりたいという大きな野望を持っていたのです。

少年が天沢聖司だという事にショックを受けた雫も、改めて本当の天沢聖司を知ってますます心を動かされました。

『耳をすませば』のあらすじ内容を詳しくネタバレ解説!

嫌味を言う少年

月島雫は、読書が大好きでよく図書館で本を借りていました。ある日、図書カードによく「天沢聖司」と書かれていることに気づいた雫は、彼がどんな人なのか気になり始めます。

すると、雫が借りた本の寄贈者に「天沢」という名が書かれていたため、雫はその寄贈者について尋ねてみることに…。しかし、その人物に一歩近づきそうになった時、友人の夕子がやってきたので調べるのをやめてしまいます。

雫は彼女とベンチに座り、和訳したカントリー・ロードの歌詞と、替え歌のコンクリート・ロードの歌詞を見せて笑っていました。雫が夕子と話しながら歩いていると、ベンチに本を置き忘れきたことに気づきます。

夕子を先に帰らせた雫はベンチに戻ると、置き忘れた本を読んでいる青年がいました。青年は、雫が置き忘れた本であることに気づくと、彼女に向かって「コンクリート・ロードはやめた方がいい」と、からかいます。

遊び半分で作った歌詞をからかわれた雫は「いやな奴!」と連呼して、コンクリート・ロードの歌詞を破り捨てました。

古道具屋「地球屋」

後日。雫は、父親に弁当を届けるため図書館へ向かう電車に乗っていると、車内で1匹の太った猫に出会いました。目的地に到着し、雫が電車を下りようとすると猫もまた同じ駅で電車を降ります。

気になった雫が猫の後を追ってみると、猫は地球屋という古道具屋に入っていきました。

店内に入った雫は、猫男爵の人形が気になって見つめていると、店主のおじいさんが猫男爵にはバロンという名前があることや、店内にある古時計について話してくれました。

その頃、ちょうど12時を知らせる鐘がなり、弁当を届ける途中だったことを思い出した雫は、急いで図書館に向かいます。

するとそこに、以前コンクリート・ロードの歌詞でからかった青年が自転車で、雫が店に置き忘れた弁当を持ってやってきました。そして今度は、弁当箱の大きさで雫をからかいます。

新学期が始まると、雫は年配の先生に「天沢」について尋ねてみると、その人物は昔学校のPTA会長をしていた人の子供が同じ学校にいると聞き驚きます。

落ち込む雫

その日の夜、友人に呼び出された雫は、彼女が片思いしている相手から、友人の告白の答えの催促をされたことにショックを受けたことを明かされます。

翌日、友人は休んでしまいます。その片思い相手に雫が告白されてしまい、うろたえながらも断ります。

その後、雫は再びバロンのいる地球屋に向かいましたが店は閉まったままでした。雫が店先で、太った猫と座り込んでいると、あの青年がまたやってきました。

青年は、猫をムーンと呼んでいることを話しながら、雫を店内に案内します。そこで雫は、青年が地球屋の孫であったことを初めて知ることになりました。

青年の天沢聖司

店内に入った雫は猫のバロンと再会すると、地下で青年がヴァイオリンを作っている様子を見かけます。同じ年齢の青年が、ヴァイオリンを作っていることに感動した雫は、彼に何か1曲弾いて欲しいとお願いしました。

すると青年は、自分がヴァイオリンを弾く代わりに一緒に歌って欲しいといい、青年がヴァイオリンを弾き雫はカントリー・ロードを歌います。

そこに、店主のおじいさんが戻ってきて演奏に参加しました。演奏を終えた後の自己紹介で、雫は青年が「天沢聖司」であることを知り、ヴァイオリン職人になるためイタリアに留学することを聞きます。

雫の決意

聖司と雫の距離が縮まってきた数日後、雫は聖司が2ヵ月後にイタリアへ留学すること、ずっと前から雫の存在を知っていたこと告げられました。

話を聞かされた雫は、夢に向かっていく聖司とは正反対に目標も定まらず足踏みしている自分に気がつきます。

そこで雫は、自分がどこまで出来るかを考え猫男爵バロンを主人公にした物語を書くことにしました。

執筆にのめり込むほどに成績が落ちてしまった雫は、執筆は勉強より優先するものなのかと母や姉から説教されてしまいます。

そんな雫に理解を示し背中を押してくれたのは、雫が真剣に執筆に取り組んでいた姿を見ていた父親でした。

『耳をすませば』の最後と結末

聖司の告白

父の理解もあり物語を完成させた雫は、一番最初に見せると約束していた地球屋のおじいさんに見せに行きます。

雫は、書いた物語をおじいさんに褒められると、何かから解放されたかのように涙を流しました。

その翌日の早朝。雫が部屋の窓を開けるとそこには、聖司の姿がありました。

聖司は雫を自転車の後ろに乗せて高台へ向かい、ふたりで一緒に朝日が昇るのを眺めます。

すると聖司は、一人前のヴァイオリン職人になったら結婚して欲しいと雫にプロポーズし、雫は小さく「うん」と答えました。

『耳をすませば』感想まとめ

映画『耳をすませば』の感想をまとめました!

本当に純粋で心に沁みる良い映画です!
雫と聖司の関係性の進展や仲間たちの揺れる心情がとても丁寧に描かれていて素敵な青春を感じました!

思春期の恋の鮮やかさと葛藤に焦点を当てた物語が新鮮!
純粋だった頃の気持ちを思い出すラブストーリーに仕上がっています!

音楽が物語の世界観にベストマッチ!
街並みも素敵に描かれていました!

まとめ

映画『耳をすませば』のあらすじを、ネタバレあり(詳しく)とネタバレなし(簡単)で解説してきました!

最後の結末までご紹介してきましたが、誰もが大切にしていたものを思い出させてくれて、前向きな気持ちになる映画でしたね♪

何度も見たくなってしまう映画です!

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