ジブリ映画『猫の恩返し』声優キャスト一覧!大泉洋や安田顕も出演しひどい評判?

ジブリ映画『猫の恩返し』の声優キャスト一覧をご紹介します!

実は、『猫の恩返し』の声優を務めた人は、役者さんばかりでかなり豪華なんです。

しかも、大泉洋さんや安田顕さんも声優として役を演じていたという噂もあります!評判がひどいとも聞きますが、なぜひどいと言われるのか、理由も調査しました。

早速確認していきましょう♪

目次

『猫の恩返し』声優キャスト一覧

池脇千鶴/吉岡ハル役

ごく普通の女子高生の吉岡ハル。明るい性格で、車に轢かれそうになった猫をとっさの判断で助ける優しく強い気持ちを持った女の子でもあります。

途中、猫耳やしっぽが生える姿もかわいらしいです。そんなハルを演じたのは、池脇千鶴さんです。

女優としてはすでに有名で大活躍ですが、声優を務めたのは本作『猫の恩返し』が初めて。その後、声優やナレーションの仕事も続けておられます。

袴田吉彦/バロン役

「猫の事務所」の所長であり、ハルを助けるために大活躍する紳士的な猫のバロン。

見た目な猫ですが、タキシードにステッキ、スペシャルブレンドの紅茶を振舞う姿は女性を虜にしてしまいます。もちろん身体能力にも優れていて、お姫様抱っこもしてくれます。

そんなバロンの声を担当したのは、俳優の袴田吉彦さんです。1992年に映画『二十才の微熱』で主役で役者デビューを果たし、ずっと現役で作品に出演し続ける演技は俳優ですね。

袴田さんはディズニー映画『ダイナソー』(2000年)で声優に初挑戦しており、『猫の恩返し』は声優としては2作目です。

実は、バロンが『耳をすませば』に登場した際には声は露口茂さんだったのですが、『猫の恩返し』では若々しさを演出したいという監督の意向から、袴田吉彦さんが抜擢された、という裏話もあります。

渡辺哲/ムタ役

バロンの仲間である太った白い猫、ムタ。ぶっきらぼうの口調やむすっとした顔つきが印象的ですが、根は優しく、いざというときに頼れる、愛されキャラクターです。

見た目の通り食べることが大好きで、我を忘れて食べてしまうときもあります。

そんなムタを演じたのは、役者の渡辺哲さん。渡辺哲さんは1950年3月11日生まれで2021年8月現在71歳。

1985年に黒澤明監督の『乱』でデビューし、役者として活動し続けています。強面な顔立ちから、ヤクザや殺し屋の役が多いですね。

斎藤洋介/トト役

トトはバロンの仲間のカラスです。普段はガーゴイルの石像の姿をしています。ハルやバロンを助ける存在ですが、ムタとはどうも喧嘩が多いです。

しかし、猫とカラスは本来仲良くないものなので、その関係性を体現するムタとトトのやりとりは微笑ましいですね。

そんなトトを演じたのは、役者の斎藤洋介さん。1951年7月11日生まれで、テレビドラマ『男たちの旅路』での初主演で演技力が評価され、その後も精力的に役者の活動を続けてきましたが、2020年に69歳で他界されました。

温厚な印象と人柄ですが、善人も悪人も幅広い役柄を演じています。なかなか、声優をする機会のなかった役者さんなので、斎藤洋介さんだと気づくのは難しいでしょうね。

山田孝之/ルーン役

ハルがトラックに轢かれそうになって救った猫がルーン。実は、猫の国の王子で、美しいオッドアイ、毛色、口調、歩き方まで上品で王子の品格がにじみ出ています。誠実でまじめな性格も魅力的ですね。

そんなルーン王子の声を演じたのは山田孝之さんです。出演する作品によって印象が異なる山田孝之さんですが、『猫の恩返し』ではいかにも王子らしいイケメンボイスを演出してくれていますね♪

前田亜季/ユキ役

美しいピンクのリボンを付けた白猫のユキ。実はハルとは関係があり、今回窮地に陥るハルを助けます。

ユキの声を担当したのは、声優であり歌手の前田亜季さん。1985年生まれで『天才てれびくん』に1996~1997年度に出演したことで最もよく知られています。

現在は女優、声優、歌手と、精力的に活躍されていますね。

丹波哲郎/猫王役

猫の国の王様で、ルーン王子の父です。まさに小国の王様というふてぶてしい態度で、部下を思い通りに動かし、無茶苦茶な要求をします。

しかし猫王だけ、他の猫と違って語尾に「にゃ~」とつけるのが、かわいらしいポイントです。

そんな猫王を演じたのは丹波哲郎さん。俳優活動を50年以上続け、出演映画はなんと300本以上という大俳優です。

憎まれ役の猫王をコミカルに演じていたのが印象的でしたね。しかし、2006年9月24日に84歳で他界されました。

佐戸井けん太/ナトリ役

ナトリは猫王の第一秘書で、常に冷静沈着な頭脳派。猫王の無茶ぶりにも、手下たちに的確な指示を出して対応します。気品ある立ち振る舞いが魅力的です。

そんなナトリの声を演じたのは、俳優の佐戸井けん太さんです。演技力が高く評価されており、現在でも幅広い役柄で映画に出演しています。

最も知られている役は『踊る大捜査線』シリーズの魚住二郎でしょう。『猫の恩返し』で声優デビューとなりました。

濱田マリ/ナトル役

ナトルは猫王の第二秘書で、ぽっちゃりでまるまるとしたフォルム、たれ耳で、かわいらしい高い声がぴったりの猫です。第一秘書のナトルとは違い能天気な性格ですが、あれよあれよとハルを猫の国に連れ出すことに成功します。

ナトルの声を演じたのは、女優の濱田マリさんです。濱田マリさんは女優のイメージが強いですが、実はバンド「砂場」のボーカリスト兼ギタリストとして活動していたこともあり、「モダンチョキチョキズ」というバンドメジャーデビューを果たしています。

濱田マリさんらしい高めの声質が、ナトルにぴったりでしたね。

岡江久美子/吉岡直子役

吉岡直子とは、ハルのお母さんのことです。ハルを女手一つで育て、家でパッチワークの仕事をしています。寝坊したハルに、朝食を食べながら「食べないの?美味しいのに」と言ってしまうおちゃめな性格です。

そんなハルのお母さん、直子を演じたのは女優の岡江久美子さんです。『お美津』というTBSのテレビドラマで主演を務め、芸能界に入ります。その後、『はなまるマーケット』の総合司会としても知名度を上げました。

『猫の恩返し』だけでなく、『THE DOG OG FLANDERS フランダースの犬』(1979年)や、『劇場版ポケットモンスター アドバンスジェネレーション ミュウと波導勇者ルカリオ』(2005年)など、声優としての経験も豊富な女優さんですが、残念ながら2020年に63歳で他界されました。

大泉洋や安田顕の声優出演は何役?

大泉洋と安田顕は何役?

俳優の大泉洋さんも『猫の恩返し』の声優として出演していたという噂がありますが、

大泉洋さんは、国語の教師役

で出演していました。ハルが遅刻してこそっと教室に入ろうとするところを「吉岡~早く席に着け~」と諫めていましたね。このシーンだけのちょい役です。

さらに、

安田顕さんは、ハルの憧れのクラスメート、町田役

でした。町田はほぼセリフがなかったような…。とにかく2人ともちょい役でしたね。

今でこそ、特に大泉洋さんはジブリ作品の声優への出演が多いですが、当時はまだまだ認知度も低かったお二人です。ちょい役しかなかったのですね(*^^*)

鈴井孝之(ミスター)も声優として出演?

大泉洋さんや安田顕さんの役者集団であるTEAM NACKSを要する芸能事務所の会長、鈴井貴之さんも、実は出演していました。

鈴井貴之さんは、猫シェフ役

です。

もはや、セリフもあまり覚えていませんね…。鈴井貴之さんといえば、大泉洋さんとは大ヒット北海道ローカル番組『水曜どうでしょう』のコンビです。いろんな繋がりで、本作への出演となったのでしょうね♪

声優たちの評判がひどい?

『猫の恩返し』の声優がひどいという評判も聞きますが、なぜなのでしょうか?

理由を探してみると、どうやら

主人公ハルを演じた池脇千鶴さんの声がひどい

という意見があるからなのだと思われます。当時、池脇千鶴さんは20歳で、声優初挑戦でした。

声が小さかったこともあってか、

  • セリフが少し聞き取りにくい
  • ひどい

という意見があるようです。しかし実際には、意見が分かれていて、

  • まあまあ良かった
  • そんなに下手とは思わなかった

という意見もたくさんあるのも事実。

個人的には、めちゃくちゃうまい声優さんを使うよりも、春と同じような年齢の若い女の子だった池脇千鶴さんの声が、等身大の声としてとても自然に感じられました(^^♪

まとめ

ジブリ映画『猫の恩返し』の声優を一覧にまとめて、お伝えしてきました。

また、大泉洋さんや安田顕さん、鈴井貴之さんの声の出演もあったということがわかりましたね!

もう一度見て、本当に彼らの声なのかどうか、確かめてみたくなりました!

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