耳をすませば(実写)では「翼をください」なのはなぜ?主題歌がカントリーロードじゃない理由!

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「耳をすませば」と言えば、カントリーロードのメロディを思い浮かべる人も少なくないでしょう。しかし、2020年に公開された実写版映画「耳をすませば」の主題歌は「翼をください」が使用されています。

  • なぜ実写版映画の主題歌は「カントリーロード」ではないの?
  • なぜ実写版映画では「翼をください」が主題歌に選ばれたの?

と疑問を抱く方も多いでしょう。今回は、実写版「耳をすませば」の主題歌「翼をください」に注目してみました。

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この記事の監修者
つくつく

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中学生の頃に『スターウォーズ』に感動して以降、
映画の沼にハマり続けて20年。
結婚・出産後も年間100本は必ず鑑賞中。
Filmarksアカウントにも鑑賞レビューを掲載中。

目次

実写版「耳をすませば」の主題歌が
「カントリーロード」ではなく「翼をください」なのはなぜ?

主題歌に「翼をください」が選ばれた理由

なぜなら、

アニメ版とストーリーが違うから

です。

アニメ版では、中学3年生だった雫と聖司の二人。お互いを思いながらそれぞれの進路に向かって奮闘していくストーリーでしたね。

しかし、実写版映画は、原作である漫画「耳をすませば」をベースに、漫画で描かれたときから10年後の1998年を舞台としています。

もはや、アニメ版「耳をすませば」と実写版「耳をすませば」はタイトルこそ同じですが、全く違う別物という点を強調したかったというように思います。

実写版とアニメ版との違い

原作漫画から10年後を描いた実写版では、

  • 雫と聖司の二人も社会人に成長
  • 雫は児童書の編集者
  • 聖司はチェリストを目指してイタリアで修行中

という設定です。アニメ版では遠距離恋愛をしていましたが、実写版でも遠距離恋愛をしているという点は変わらないようですね。

また、実写版映画のプロデューサーによると、

  • 合唱コンクールでも使用されている
  • 歌詞がストーリーに合う

という理由から「翼をください」を主題歌に選んだとコメントしています。確かに、未来への希望や飛躍を感じる「翼をください」の方が、10年後を描いたストーリーに合うように思います。

より詳細な実写版とアニメ版『耳すま』の違いはこちらにまとめています。

原作漫画にはカントリーロードは登場しない

アニメ版ではカントリーロードが強く印象に残りますが、実は、

「耳をすませば」の原作漫画にはカントリーロードは登場しません。

カントリーロードはアニメ版オリジナルの演出です。

ほかにも原作漫画では、

  • 雫と聖司は中学一年生
  • 聖司の兄・航司が雫の姉の恋人として登場する
  • アニメ版に登場する猫のムーンは、二匹の黒猫だった
  • 聖司は画家を夢見る少年で、留学するの話はない
  • 雫の一家は団地ではなく一戸建てに住んでいる

など、原作漫画とアニメ版では異なる点は多くあります。そもそもアニメ版がかなり原作漫画とは違うストーリーのようです。

また、今回の実写版で描かれる10年後の様子も、原作にはないオリジナルストーリーです。このような設定の違いを考えると、実写版とアニメ版では主題歌を変えた方が良いように思えますね。

実写版「耳をすませば」の主題歌を歌っているのは誰?

実写版「耳をすませば」で主題歌を歌っているのは、

女優の杏さん

です。のびやかで柔らかな歌声は楽曲にぴったりに思いました!

「翼をください」は、フォークグループ・赤い鳥が1971年に発表した曲です。発表後、合唱曲として音楽の教科書にも掲載されたため、誰もが馴染みのある国民的な曲でもあります。

また、これまで多くの方がカヴァーしており、小田和正さんやさだまさしさん、徳永英明さんなど様々なアーティストが歌っています。中でも林原めぐみさんがカヴァーしたエヴァンゲリオンの挿入歌は有名です。耳にしたことがある方も多いことでしょう。

今回、主題歌を担当した杏さんは、劇中にも登場します。どこのシーンで何の役で登場するのかにも注目して楽しんでみてください。

みんなの反応は?

アニメ版ファンからは不評?

映画を観た方の声で一番多い声は、「カントリーロードが良い」という感想でした。アニメ版「耳をすませば」のファンにとっては、カントリーロードのイメージがあまりにも強く、違う曲は抵抗感があるようです。

そのため、公開前から違和感を抱く人も多くいました。公開後も、カントリーロードではなく翼をくださいが流れ、困惑したという人の声もありました。アニメ版のファンの方にはこの実写版「耳をすませば」はあまりおすすめできないのかもしれませんね。

良い意見は?

抵抗感があるという意見がある一方で、良い意見も多くありました!

  • 杏さんの声が合っている
  • 合唱曲とは違うアレンジが良かった
  • ストーリーと曲が合っている

杏さんの歌う主題歌「翼をください」は、松任谷由実さんのコンサートツアーで音楽監督を務める武部聡志さんがアレンジしています。懐かしさもありつつ、さわやかさを感じさせるアレンジなので、合唱曲にしか馴染みのない人にも心地よいでしょう。

また、映画では雫も聖司も大人になり、お互いに作家、チェリストになるという夢に向かって奮闘。二人は日本とイタリア遠距離恋愛を続けながら、挫折や苦悩をしていきます。この実写版ならではのストーリーは、「翼をください」の歌詞に非常にマッチしており、感動したという声も多くありました。

\『耳をすませば』/
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まとめ

「耳をすませば」の実写版で主題歌がなぜ「翼をください」なのかというと、ストーリーがアニメ版と違うからだということがわかりました。もともとアニメ版と原作版ではストーリーも違い、原作にはカントリーロードも登場しません。

実写版では、原作漫画から10年後の雫と聖司を描いており、それぞれの夢を追い続ける中で成長していくストーリーには、「翼をください」の歌詞が合っているようです。「耳をすませば」の実写版で主題歌を歌う杏さんの声も映画ともマッチ。

アニメ版ではカントリーロードの印象がとても強いですが、実写版を観ると、「耳をすませば」=「翼をください」をイメージするようになるかもしれません。合唱曲とは異なるアレンジにも注目してみてくださいね。

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