【ノートルダムの鐘】フロローはエスメラルダが好き?気持ち悪いしやばい理由!

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ディズニー映画『ノートルダムの鐘』には、強烈なヴィランのクロード・フロローが登場します。

フロローは今作のヒロイン・エスメラルダに恋をしますが、その恋愛感情は一般的とは言えないほど激しいものに思えました。

そこで今回は、

  • フロローはエスメラルダに恋をしていた?
  • フロローが気持ち悪い!ヤバイ!と言われる理由

について考察や解説をしていきたいと思います。

ネタバレを含みますのでご注意ください。

目次

フロローはエスメラルダに恋をしていた?

はじめに断言しますが、

クロード・フロローは
美しいジプシー女性のエスメラルダに明らかに恋をしていました。

しかし、フロローはジプシーに対して激しい憎悪を燃やしていて、
エスメラルダへの想いを恋とは認めていません。

フロローの職業は最高裁判事で、ジプシー追放に熱を入れる差別主義者です。

『ノートルダムの鐘』では、フロローの年齢が50代くらいの中年男性の設定となっており、権力のある中年男性の暴走っぷりが物語を面白くしているのかもしれません。

しかも、かなり「こじらせちゃってる」中年男性です。哀れといえば哀れですが、かなりやっかいなサイコパスヴィランです。詳しく考察していきましょう!

エスメラルダへの許されぬ恋

フロローがエスメラルダに明らかに恋をしていたと断言しますが、エスメラルダに恋していることをなぜ認めたくなかったのでしょうか?

それは、

最高裁判事という地位の高い職業のフロローは、並々ならぬプライドを持ち、エスメラルダ(ジプシー)に心を奪われてなどいないという自負

があったからだと思われます。

なぜそこまでジプシーに対し差別的な思想を持っていたのかというと、ノートルダムの鐘の時代設定は15世紀。

15世紀のヨーロッパは疫病が蔓延し、人々の不満や鬱憤が溜まっていた時代で、その矛先がジプシー達に向かったからです。

この時代は『魔女狩り』も頻繁に行われていて、ジプシー=魔女と結びつける場合も多く、最高裁判事ともあろう立場のフロローがジプシー女性に心を奪われたなど、口が裂けても言えなかったのでしょう。

エスメラルダの破滅を願う

エスメラルダに恋をしていたフロローは、

彼女をどうしても手に入れたいという気持ちと
彼女を消し去りたいという気持ちが混同

していたのです。

このような感情を抱く人というのは、どの時代や国にもいます。極端な愛の代表例とでも言うべきでしょうか。

私はフロローを見て、映画『シンドラーのリスト』のアーモン・ゲートと印象が被りました。

アーモン・ゲートも狂気的なユダヤ人迫害をしていましたが、雇っていたユダヤ人メイドのヘレンに対し歪んだ想いを抱いています。アーモン・ゲートも『いっそ自分の手でヘレナを殺す』とフロローと同じような思考だったのです。

『大好きだけど自分のものにできなかったら死んでほしい』という気持ちは常人には理解できませんが、少なからず社会には存在しています。

日本の現代社会でも、『ストーカー殺人』という悲劇的な事件は後を絶ちません。

フロローのような人たちが現実に存在していると大変困る存在ですが、『ノートルダムの鐘』では存在感があり、物語には欠かせない人物なのは間違いありませんね。

フロローが気持ち悪い!ヤバイ!と言われる理由は?

好きな人の持ち物に対し特別な愛着を持ったことがある人は、人生で一度や二度経験している人がほとんどでしょう。

フロローも好意を寄せるエスメラルダに対し、行き過ぎた行いをしています。観ていて、フロロ―のことを「気持ち悪い!」とか「ヤバい奴!」と思った方がかなりいるようです。

フロローが気持ち悪い理由

フロローは敬虔なキリスト教徒で、異性に対して禁欲的な考えを貫いていました。

ところがどっこい、そんなピュアなフロローが女性に恋をしてしまったものだから恐ろしい行動をしています。

フロローはエスメラルダの背後に近づいて彼女の髪の匂いを嗅いだり、
彼女のスカーフに密かに頬ずりをしたりしていた

のです。一瞬のシーンですが、かなり気持ち悪く描かれています。

しかし、そんな気持ち悪い行動をした後、フロローはスカーフを燃やすという行動も取りました。

相反する行動ですが、それがまた面白いですよね。エスメラルダにしてみたらひたすら気持ち悪いだけだと思われますが。

フロローにしてみればエスメラルダは初恋の相手ですが、人生の中で恋愛を身近に感じていなかった分、小学生男子の初恋よりもたちが悪いのかもしれませんね。

フロローがヤバイ理由

フロローは激情家だと先述しましたが、恋するが故、エスメラルダに恐ろしい選択を迫ってしまいます。

エスメラルダは自分を惑わした魔女だとして火あぶりの刑に処そうとするのですが、
『私か死かどちらかを選べ』と究極の2択を提示。

もちろんエスメラルダはフロローを選ぶことはしません。

自分を選ばなかったエスメラルダを火あぶりの刑に処したところで、フロローの葛藤は永遠に消えないのではと思います。

好きな人を死に追いやりたい気持ちはかなりヤバめですし、理解しがたいものですね。

フロローはヤバくても人気キャラ!

フロローが気持ち悪い、ヤバイという声が多いですが、フロローというキャラクターは高い人気を誇っています。

その理由は、

フロローの人間らしい葛藤や偏った考え方に感情移入する部分があるからではないでしょうか。

みなさんも常識に縛られて『こうあるべき』という考え方に偏ってしまうことはありますよね。

それは生きている人間なら仕方のないことですし、大人であれば当然だと思います。

また、最高裁判事という高いプライドが、自分の本当の気持ちを体現することを邪魔しているというところもみなさんの共感を呼ぶのかなとも感じました。

どの時代も同じような感情や考え方で悩んでいたということは、少し親近感が湧く部分もあり、フロローに対して共感を抱く理由ではないでしょうか。

\『ノートルダムの鐘』/
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まとめ

フロローがエスメラルダに恋をしていたということやフロローが気持ち悪い・ヤバイと言われる理由について考察や解説をしてきました。

結論とすると、

  • フロローはエスメラルダに恋をしていたが自分の気持ちを認めていなかった
  • フロローはエスメラルダを自分のものにしたい気持ちと消えて欲しいという気持ちが両方あった
  • フロローはエスメラルダのスカーフに頬ずりして燃やす行動をしていた
  • フロローはエスメラルダに自分を選ぶか死かの選択をさせた

ということになります。

気持ち悪いキャラクターでありながら、人気が高いこともわかりました。私自身も人間味のあるフロローに対して嫌悪感と親近感両方を覚えてしまったのも事実です。

フロローに注目して、『ノートルダムの鐘』を鑑賞してみてはいかがでしょうか。

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