ディズニー映画『プリンセスと魔法のキス』には、主人公ティアナの得意料理『ガンボ』『ベニエ』が登場します。
日本人の私たちには馴染みがない料理名ですが、一体どんな料理なのでしょうか?
そこで今回は、
- プリンセスと魔法のキスのガンボやベニエはどこの、どんな料理?
について解説していきたいと思います。
ネタバレを含む場合がありますので、ご注意ください。
プリンセスと魔法のキスのガンボやベニエはどんな料理?
金曜よる9️⃣時🕘
— アンク@金曜ロードショー公式 (@kinro_ntv) November 26, 2023
👑プリンセスと魔法のキス💋
ディズニー・アニメーション リクエスト第3️⃣弾‼️
アメリカ🇺🇸ニューオリンズを舞台に、
美しい少女と、カエル🐸の姿に変えられてしまった王子様の運命的なキスによって、不思議な水辺の冒険の旅が繰り広げられるロマンチック・ストーリー‼お楽しみに🤗 pic.twitter.com/A3lkn3V8Pz
日本では聞かない『ガンボ』や『ベニエ』という料理ですが、世界各国の料理はその地域ならではの発展を遂げてはいるものの、意外に似ている料理が多いものです。
ティアナの得意料理とのことなので、プリンセスと魔法のキスを見る前にどんな料理なのか予習するといいかもしれません。
それでは、ガンボやベニエがどんな料理なのか説明していきます!
ガンボは栄養満点のスープ!
「全然食べれない人と超好みって人にスパっと別れる料理です」…ByTheWayのお兄さん自身が大大大好きでずっとメニューに入れてる「ガンボ」。ちなみにディズニー[プリンセスと魔法のキス]の主人公の得意料理でずっと食べてみたかったやつ! 感動させられるもの作れるってすごい。染みる美味しさ…😭😍 pic.twitter.com/qLW97zG4fN
— MomoSweets chigasaki (@momonomuffin) November 24, 2017
ティアナの作ったガンボを食べたお父さんは、『今までで一番美味しいガンボだ』と絶賛していました。
そのガンボをチェックしてみると茶色いスープのようなもので、調べてみるとアメリカ・ニューオーリンズの代表的な家庭料理だということがわかりました。
ガンボはニューオーリンズ発祥の料理ですが、フランスの煮込み料理・ブイヤベースが原型となっています。
ガンボにはトマト、玉ねぎ、ピーマン、オクラなどの野菜、ニューオーリンズの特産品である魚介類がふんだんに使われているのです。
魚介のダシがきいていそうで、とっても美味しそうですよね。
海老の殻からもダシを取るのでかなり濃厚ですが、ガンボは濃い味付けが美味しくするコツなのだそう。
ニューオーリンズの夏は高温多湿なので滋養をつけるための料理なのかと思いましたが、ガンボは冬に食べる機会が多く、日本だとシチューという位置づけなのかもしれません!
原型はフランスのブイヤベースとのことですが、ニューオーリンズに住む人々が長年かけて土地に合うように改良していった料理が『ガンボ』なのでしょう。
ベニエは揚げパンのようなスイーツ!
#ディズニーアニメのメニュー再現
— タコクラゲひろちょい隊長 (@goof525) May 8, 2020
第3段はこちら。
「プリンセスと魔法のキス」より
主人公ティアナの得意料理「ベニエ」 pic.twitter.com/9HG4pVbeml
ガンボと共にティアナの得意料理なのが『ベニエ』というパンのようなもの。
ベニエがどんな料理なのかと言うと、薄いパン生地を揚げて粉砂糖をたっぷりかけたスイーツなんです!
聞くだけで美味しそうですし、おやつタイムにピッタリですね。
揚げてあるので外がパリっとした食感、中がふんわりしていてドーナツに近いのかなと思います。
過去にセブンイレブンでベニエが発売されていました!
セブンの新作パンのベニエが、これがベニエなのかとも思うが、美味しい。 pic.twitter.com/PKIod4Cork
— くにぴょん (@aprilone__78) September 29, 2021
ニューオーリンズではコーヒーと一緒にいただくスタイルが好まれているそうで、カフェやレストランでは定番のスイーツです。
ベニエはドライイーストなど、普段お菓子作りをしない人には馴染みのない材料を使うものの、作業は混ぜて切って揚げるという工程なので比較的簡単です。
ここで、簡単な作り方を紹介してみたいと思います。
まず、卵・砂糖・バニラエッセンスを混ぜ、牛乳・お湯・イースト・塩を加えていきます。
そこにバターを入れて30℃で発酵させます。その後生地を切って休ませたら、揚げていきます。
大まかな作り方なので、詳しいレシピはディズニー公式レシピを調べてみて下さい。
プリンセスと魔法のキスをお子さんと見て、一緒に作ってみるのもいいかもしれませんね!
ガンボやベニエはどこの料理?
『ディズニークイズ』(140)
— K's Dee(ケイズ・ディー)🎸歌うロボット工学者・SSWで空想大学『京都観光文化大学』配信 (@Ks_Dee_info) May 11, 2020
ティアナとクロンク。この2人のキャラクターの共通点は何?
①テディベアを持っている
②魔法で変身してしまう
③料理が得意
④リスの言葉がわかる
答③
ティアナはプリンセスと魔法のキスのヒロイン。クロンクはラマになった王様に登場するドジな悪役。 pic.twitter.com/ykznSOEqp0
プリンセスと魔法のキスはアメリカ・ニューオーリンズが舞台で、ガンボやベニエといった料理が有名だということを紹介しました。
ガンボやベニエのルーツは一体どこなのでしょうか?
ガンボはアフリカの言葉
久しぶりにガンボ作ったぜ!
— てねーる (@TenerPr) June 5, 2021
そろそろスーパーにオクラが入る季節になりましたからねえ。
『プリンセスと魔法のキス』リスペクトです! pic.twitter.com/a8dCzJfOkZ
ニューオーリンズは、アフリカから連れて来られた黒人奴隷たちが多く暮らしていた場所です。
西アフリカから来た奴隷たちがオクラをアメリカにもたらしましたが、ガンボは『オクラ』という意味を持つアフリカの言葉なのだそう。
そこにスペインからやって来た人々がトマト、玉ねぎを持ち込み、ガンボに使う食材が増えていきました。
季節によっても入る具材が変わり、夏は漁、冬は狩猟をしていたことが由来になっています。
様々な地域からやって来た人々の文化が入り混じり、年月をかけて変化していったものが『ガンボ』なのです。
ベニエはフランスが起源
ベニエとは、アメリカの(本当はフランスからの渡来だけど)発酵生地を使ったお菓子。
— 大刀🔞・ザ・ヒュージザンバー (@DAIGATANA) October 24, 2020
要は四角く切った穴の空いて無いドーナツだ!!
イースト菌の香りと香ばしい揚げ油の香り、サックサクフワフワ食感は正に絶品。
コツは山盛りの粉砂糖をケチらない事。 pic.twitter.com/3Oq3gGyruZ
ベニエはフランス語で『揚げた生地』を意味していて、フランスでは果物などを詰めて揚げたものを前菜として楽しんでいます。
ヨーロッパ各国でベニエに似た料理が作られていますが、具材などが微妙に違うところがその地域の特色を表しているようです。
ニューオーリンズには、1862年に開店した超老舗の『カフェデュモンド』という喫茶店がありますが、こちらで食べることができるベニエは絶品なのだそう。
そしてカフェデュモンドのベニエは、ルイジアナ州の公式ドーナツに指定されているのだとか!
カフェデュモンドは観光名所にもなっているので、旅行に行った際は絶品のベニエを食してみて下さい。
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まとめ
プリンセスと魔法のキス、映画化しても面白いはずなんだよな。ティアナほんま好感度高いヒロインで好き。ボンボンのカスに働けアホが!と説法するディズニーヒロインカッコいいわ。 pic.twitter.com/MbPeSNyKrH
— ポンデべッキオ (@pondebekkio) March 27, 2023
プリンセスと魔法のキスのガンボやベニエについてどんな料理なのか、どこの料理なのか解説してきました。
解説のまとめをすると、
- ガンボは栄養満点のスープ料理だった
- ベニエは薄いパン生地を揚げて粉砂糖をふりかけたスイーツ
- ガンボという料理名はアフリカの言葉で世界各国の食材が使われている
- ベニエはフランスが起源
- ニューオーリンズのカフェデュモンドという喫茶店にルイジアナ州公式のベニエがある
ということになります。
ガンボは味の想像がイマイチつきませんでしたが、ベニエはなんとなく想像できてとても食べたくなりました!
ガンボとベニエのレシピはたくさんあるので、ティアナをお手本に作ってみようと思います。