どちらも心温まる優しいアニメ映画ですが、この2つが関連があると言われています。いったいどのような関係があるのでしょうか?
そこで今回は
- 耳をすませばと猫の恩返しはどういう繋がり?
- 耳をすませばと猫の恩返しの順番は?どっちが先?
- 耳をすませばのバロンやムタは猫の恩返しと同じ猫?
について考察していきます。『耳をすませば』や『猫の恩返し』ネタバレを含む可能性がありますのでご注意ください。
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映画鑑賞は年間100本以上・映画ブログ運営4年
中学生の頃に『スターウォーズ』に感動して以降、
映画の沼にハマり続けて20年。
結婚・出産後も年間100本は必ず鑑賞中。
Filmarksアカウントにも鑑賞レビューを掲載中。
耳をすませばと猫の恩返しはどういう繋がり?
『耳をすませば』のアーティクショップの隣に『猫の恩返し』の猫の事務所があるいうことは……つまり!
— 櫻麦彩音(ペンネーム・おうむぎあやね) (@201225Dream) August 19, 2022
雫が書くバロンが登場する小説完成物語は『猫の恩返し』?なのか?
そうなのか?ん?んん?
教えてくれー!バロン!#ジブリパーク#耳をすませば#猫の恩返し pic.twitter.com/AkDzP6azmY
実は、
『猫の恩返し』は『耳をすませば』の主人公、
月島雫が書いた小説
なんです!
これはスタジオジブリの公式設定になっています。
そのため『耳をすませば』で登場したバロンや、雫の前に現れた野良猫のムーンがそれぞれ「バロン」と「ムタ(ルナルド・ムーン)」として『猫の恩返し』に登場しているのです。
二つの作品の共通点を探してみました。
となっています。
他にもバロンとの出会いはどちらも地球屋ですが『耳をすませば』では「古道具屋」、『猫の恩返し』では「猫の事務所」という設定でした。
雫が「地球屋」に出会ったことで『猫の恩返し』がうまれることになったんですね。
原作者が同じ
猫の恩返しは『耳をすませば』の主人公、月島雫が書いた物語という設定は比較的有名だけど、猫の恩返しの原作である『バロン 猫の男爵』は『耳をすませば』の作者、柊あおいさんが宮崎駿さんに直々に制作を依頼されて書き下ろした漫画っていうのはあまり知られていない気がする…#猫の恩返し pic.twitter.com/uAFERooRGB
— 真辮(まあむ) (@929maamu) August 24, 2018
もう一つの共通点、それは
2作とも原作者が柊あおいさん
ということです。
『猫の恩返し』の原作は『バロンー猫の男爵』という本です。
原作は映画とは少し異なる内容になっています。
柊さんは
「宮崎さんからお話を頂いた後、考え始めた時に、
バロンは『耳をすませば』の世界にしかいない。
だけどその考えで書いちゃうと、
雫や聖司が出てくるのかなって観る人が期待しちゃうんじゃないかと
おもったんです。
それはちょっと嫌だったので、雫が書いた話にしたんです。
雫は中学生の時にバロンの話を書いたけど力が及ばなかった。
でもその後、勉強して、またきっと書き直すに違いないと思っていましたから。」
と語っています。
『猫の恩返し』は『耳をすませば』の続編ではなく、あくまで一つのファンタジー作品ですが、雫が執筆したという隠れ設定があり、『耳をすませば』ファンには嬉しいですね。
耳をすませばと猫の恩返しの順番は?どっちが先?
「猫の恩返し」には、同じくスタジオジブリ作品である「耳をすませば」といくつか共通点があります。それは、宮崎駿監督が本作の原作者・柊あおいさんに伝えた3つのお願いに関係がありそうです。宮崎監督のお願いとは、「耳をすませば」にも登場した猫の男爵「バロン」、ブタネコの「ムーン」☞続く pic.twitter.com/OAgHpeCaUz
— アンク@金曜ロードショー公式 (@kinro_ntv) August 24, 2018
『耳をすませば』のほうが先になります。
それぞれの劇場公開は
となっており、『耳をすませば』が『猫の恩返し』より7年も前の作品となります。
『耳をすませば』ファンには嬉しい『猫の恩返し』の公開だったのではないでしょうか?
耳をすませばのバロンやムタは猫の恩返しと同じ猫?
猫の事務所には、「耳をすませば」にも登場していたバロンの恋人であるルイーゼの肖像画が飾られています。バロンと対で作られたルイーゼは修理のためにバロンの元を離れてしまい、バロンは今も彼女を探し続けているのです。#猫の恩返し pic.twitter.com/Kef9c3Kipv
— キャッスル@ジブリフリーク (@castle_gtm) August 20, 2021
ズバリ
『耳をすませば』のバロンやムーンは
『猫の恩返し』のキャラクターのモデルになっている
というのが答えです。
『耳をすませば』のバロンは「地球屋」に置いてある猫の人形で、
『猫の恩返し』ではバロンは猫の男爵でした。
また『耳をすませば』のムーンは『猫の恩返し』では愛称ムタ・本名ルナルド・ムーンとして登場しています。
個性豊かな猫たちに出会ったことで、雫の創作意欲が花開いたのでしょう。『猫の恩返し』のムタはまたたびゼリーで泥酔するなど面白いキャラクターとして描かれていましたね。
まとめ
【🐈#今日は何の日】
— 映画.com (@eigacom) July 20, 2022
本日7月20日で、森田宏幸監督の「猫の恩返し」公開2️⃣0️⃣周年❗
「耳をすませば」の柊あおいによるコミック「バロン 猫の男爵」のアニメ化で、「耳をすませば」のスピンオフ的作品です。短編「ギブリーズ episode2」と同時上映されました。
作品情報は👉https://t.co/JjjjKWLjur pic.twitter.com/8q8USYgIpW
今回は「耳をすませばと猫の恩返しの繋がりと順番は?バロンやムタとの関係は?」について考察してきました。
結論として
- 『猫の恩返し』は『耳をすませば』のヒロイン、雫が書いた小説
- スタジオジブリの公式設定では続編ということになっている
- 『耳をすませば』『猫の恩返し』の順に公開されている
- バロンやムタは2作に共通して登場する猫で物語の重要な役割を担っている
と考察出来ました。
ジブリは続編を作らないので2作品の繋がりはファンにとっても嬉しいですね。今回の考察をもとに『耳をすませば』『猫の恩返し』を続けて観てみるのはいかがでしょうか?