【るろうに剣心】巴の最後のセリフと十字傷をつけた理由を考察!

人気漫画実写の『るろうに剣心』シリーズ。

とくにシリーズ最終章の『るろうに剣心最終章』は感動的でしたが、謎も残されていました。

巴の最後のセリフはどんな意味があったのでしょう、誰に向けて言ったのかも気になります。

また、巴はなぜ剣心に傷をつけたのでしょうか?

そこで今回は

  • るろうに剣心最終章の巴の最後の言葉は?その意味は?
  • 巴が十字傷をつけた理由は?

について考察していきたいと思います。ネタバレを含む可能性がありますのでご注意ください。

目次

るろうに剣心最終章の巴の最後の言葉は?その意味は?

最後、巴が言った「ごめんなさい、あなた」。

気になるのは、この「あなた」ですね。

2つのとり方があります。

  • 「あなた」⇒剣心
  • 「あなた」⇒亡くなった婚約者

いったいどちらに向けて言ったのでしょう。

「あなた」が指すのは剣心

「あなた」は剣心のことを指す
という説が有力

かと思います!

巴は緋村剣心に婚約者を惨殺され、復讐のために剣心に近づきました。

徐々に剣心に惹かれ、葛藤の末復讐をやめて「剣心を人の道に導こう」と決めたことが、巴の日記にしたためられています。

人殺しを行ってきたが、今では人助けをして、人の道を歩もうとしている剣心。

そんな剣心を命に代えても守ろうと決めた巴の決心が日記から伝わってきます。

「さよなら。私が愛した二人目のあなた」

巴の日記の最後に記されている「あなた」は明らかに剣心をさしています

このことから、巴が最後に言った「あなた」は剣心に向けて言った言葉と考えて間違いないのではないでしょうか?

「あなた」が指すのは亡くなった婚約者

しかしながら、

元婚約者にむけて言ったという説も濃厚

です。

愛していた婚約者を殺され、巴は剣心を憎んでいました。

剣心の頬についた刀傷を見ては、亡くなった婚約者のことを想っていたのかもしれません。

最後、巴が力を振り絞って剣心に傷をつけたのは、元婚約者に対する愛情か、敵を深く愛してしまった、自分への戒めの気持ちなのかもしれません。

そのため、元婚約者を想って「(剣心を愛してしまってごめんなさい)あなた」という意味とも考えられます。

巴が十字傷をつけた理由は?

巴が剣心の頬に十字傷をつけた理由は、ズバリ、

復讐からの解放

ではないかと考えます!

では、詳しく考察していきます。

剣心1つ目の傷

剣心の頬の傷の1つは巴の元婚約者「清里」がつけたものです。

剣心が人斬りとして幕府の要人を暗殺していた時、護衛である巴の婚約者「清里」と戦いますが、斬り捨てます。

しかし、清里は「死にたくない、婚約者の元へ帰りたい」という強い気持ちをもち、なかなか倒れず、剣心に何度も斬られます。

その際、清里の最後の時につけられた傷はなかなか癒えず、血が流れるようになったのです。

剣心2つ目の傷

2つ目の傷は巴が最期の時につけた傷です。

復讐のために近づいた剣心に次第にひかれていく巴。

復讐する気持ちも消えるわけでもなく、徐々に敵を愛してしまうという、相対する気持ちに悩まされたことでしょう。

最後、復讐するべきなのは人斬りだった剣心であって、今の剣心ではないと思い、復讐することを辞めようと決心したのではないでしょうか?

死ぬ間際、剣心の頬にある婚約者がつけた傷を見て、その傷を分断するように傷を入れ、十字傷にします。

剣心の頬に残された、婚約者の強い思いを分断し、
断ち切ることで「許すので、前に進んでください」
というメッセージ
を伝えたかった

のではないでしょうか?

この行為により、巴は復讐心から解放され、剣心の傷から血が流れることはなくなったのです。

まとめ

今回は【るろうに剣心】巴の最後のセリフと十字傷をつけた理由は?について考察してきました。

結論として

  • 巴が最後に遺した言葉は「あなた」
  • 「あなた」の意味には2つの説があり、剣心に向けられた「愛してしまったあなた、さようなら」となくなった婚約者に向けた「敵を愛してしまってごめんなさい、あなた」と考察できる
  • 巴が最後頬に傷をつけたのは復讐心からの解放を意味している

と考察出来ました。

とても切ない剣心と巴の悲恋。時代が違えば幸せになっていたのかもしれませんね。是非今回の考察をもとに『るろうに剣心最終章』を見直してみてはいかがでしょうか?

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