大ヒット映画『るろうに剣心』シリーズ最終章は、物語の中でも人気の高い人誅編の映像化でクオリティの高さで話題になりました。
しかし、一部ではひどいと噂されていることをご存じでしょうか?
いったいどこに問題があるのでしょう?
そこで今回は
- るろうに剣心最終章が面白くないといわれる理由は?
- るろうに剣心最終章がつまらないといわれる理由は?
- るろうに剣心最終章がひどいといわれる理由は?
について考察していきたいと思います。ネタバレを含む可能性がありますのでご注意ください。
るろうに剣心最終章が面白くない理由は?
#映画の美しい瞬間を貼る
— 小田原弓 (@yumi_odawara) October 10, 2022
まず浮かんだのがこれでした。
『るろうに剣心最終章The Beginning 』 pic.twitter.com/MsYlbeL16t
結論から申し上げますと、面白い!です。
ではなぜ面白くないといわれるのでしょうか?詳しく考察していきます。
理由① 原作と違う部分が多い
るろうに剣心最終章良すぎたのでもっかい佐藤健のホクロ見てきます pic.twitter.com/TBzIfQPJ2W
— み づ き (@mi_chann1214) October 9, 2022
理由の一つは
原作と違う部分が多い
ためです。
代表的なものは以下になっています。
- 原作では斎藤一と雪代縁の直接対決はない
- 剣心が巴を殺したところを縁が見ていたが、映画では見ていない
- 雪代縁の手下の数がやたら多い
- 刀狩の張が裏切るが、原作では斎藤の忠実な部下
- 巻町操が戦いに加わるが、原作の「人誅編」では戦っていない
- 剣心が縁に刺されるが、原作では刺されない
- 雪代縁の最後が映画と原作で違う
ざっとあげてみましたが、これ以外にももっと多くの相違点があります。
難の実写映画でもそうだと思いますが、『るろうに剣心』シリーズは熱心な原作ファンも多い作品です。
実写になったときに大事な部分が映像化になっていなかったり、軽い扱いになっていたら、ファンにはショックなことだと思います。
しかし、原作漫画を映像作品として2時間程度にまとめるうえで、数巻ある漫画をやむを得なく変更したりカットしたりする作業はやむを得ないと考えます。
原作を知らない方は違和感なく鑑賞することが出来るでしょうが、原作ファンは一言いいたくなる気持ち、よくわかります。
理由② 重要なシーンがない
映画『るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning 』予告より
— ヒロピン小僧(仮) (@pinpin120) March 11, 2021
神谷薫(武井咲)の首絞めシーンがあるっぽいですね。
円盤やサブスク配信はまだまだ先でしょうが、いずれチェックしてみようかなと思います。 pic.twitter.com/2xP5rFNafF
次の理由は、
重要なシーンが描かれていない
ことです。
そのシーンとは薫の死体を剣心に見せる、というもの。
これは、剣心を精神的に追い詰めるため、大切に思っている薫の死体を剣心に見せる、という策略でした。
しかし、この死体は薫によく似せた作り物であり、本当の薫は殺されてはいませんでした。
この最もショッキングなシーンが映画では描かれていませんでした。
映画のストーリーの繋がりもあるため、原作とは違う運びになっており、ストーリーに深みがなくなってしまったように感じました。
るろうに剣心最終章がつまらない・ひどいといわれる理由は?
『るろうに剣心beginning』は『るろうに剣心Final』より批判が多いようです。
その理由はズバリ、2つあります。
では、1つずつ説明していきます。
理由① 剣心が冷酷すぎる
《るろうに剣心最終章TheBeginning》映画館で2回観てますが先行配信で鑑賞。ずっと自分が剣心ならこんな風に立ち上がれるだろうか、こんな風に闘い続けられるだろうかって考えてた。巴を失った瞬間縁やアナキンみたいに闇堕ちする可能性だってあったはずだ。剣心自身何回も死を考えたとTheFinal pic.twitter.com/u4YnJLaFkL
— tearra. (@tearra58) October 19, 2021
理由のひとつ目は
剣心が冷酷なシーンが多い
からです。
この作品は剣心が人斬りとして幕府の要人などを暗殺していた時代から始まっています。
血が吹き出たり、殺害方法も残酷で、思わず目をそむけたくなるシーンも多くあります。
また、画面も全体的に暗く、シリアスな雰囲気が続きます。
今までの可愛らしい面がある剣心は封印されており、戸惑うファンも多いのかもしれませんね。
しかし、剣心の過去を描くうえで欠かせないストーリーであり、剣心の人生が壮絶だったことを物語っており、ストーリーに深みを出しているとも言えます。
理由② アクションシーンが少ない
\ 放送終了!/
— ワーナー ブラザース ジャパン (@warnerjp) September 9, 2022
今週も実況をお楽しみいただきありがとうございました👏
志々雄との激闘、アツかったですね…!
10/14は『#るろうに剣心 最終章 The Final』が放送📺
ついに彼の頬に刻まれた十字傷の秘密が明らかに━━!?
次回もキャンペーンも開催します🎁✨#金ローるろ剣祭 pic.twitter.com/RqF0e7kUMM
つまらないといわれる理由の2つ目は
アクションシーンが少ない
ことです。
『るろうに剣心Final』はるろうに剣心シリーズの中で最もアクションシーンが少ないため、剣心の持ち味である迫力あるアクションシーンを期待していた方には少々物足りなく感じたかもしれません。
剣心の過去を描く、人間ドラマがストーリーの中心にあるので、どうしてもアクションは少なくなったのでしょう。
しかし、佐藤健さん、有村架純さんの抑えた演技と美しさに感情移入して見入ってしまう方も多かったようです。
今までにない『るろうに剣心』で、つまらないといわれる一方で評価も高い一作になっています。
まとめ
薫殿~~~剣心溺れる(´×Д×`メ)そして福山さん……
— ようこp(^-^)q (@pq32831950) May 7, 2021
ありがとう剣心❤これからも何度でもるろ剣最終章見ます!CORONAに負けるか。みんなで盛り上げよう!最高傑作るろうに剣心です。#がんばれ剣心 pic.twitter.com/1CahaonzeC
今回はるろうに剣心最終章は面白くないしひどい?つまらないと言われる理由について考察してきました。
結論として
- 作品としてはしっかり面白いしヒット作である
- しかし、原作との相違点が多いことから「面白くない・つまらない」という批判もある
- 『るろうに剣心beginning』はアクションシーンが少なめで剣心が冷酷すぎるという批判もあるが、人間ドラマとして深みがある
と考察出来ました。
批判もあるようですが、シリーズ最終章であり、最高傑作との呼び名も高い作品です。是非今回の考察をもとに『るろうに剣心 最終章』を見直してみてはいかがでしょうか?