実写映画『るろうに剣心』のあらすじをネタバレ解説!最後の結末と感想がヤバい!

映画『るろうに剣心』のあらすじをネタバレありで徹底解説しますよ!

漫画作品が原作の実写版映画で、運命的な出会いを通じて主人公が人として成長していく物語が魅力の本作は、何度観ても楽しめます。

今回は、最後の結末まで、感想も一緒にわかりやすくしっかり解説しますよ~♪

目次

映画『るろうに剣心』作品情報

『るろうに剣心』基本情報

『るろうに剣心』の基本情報を押さえていきましょう。

  • 作品名:るろうに剣心
  • 公開日:2012年8月25日
  • 上映時間:134分
  • 監督:大友啓史
  • 脚本:藤井清美
       大友啓史
  • キャスト:佐藤健、武井咲、
         吉川晃司、蒼井優、ほか

週刊少年ジャンプで連載された漫画が原作の実写版映画で、特に主人公の大迫力のアクションシーンは原作ファンから再現度が高いと評判を集める、クオリティの高い作品です♪

『るろうに剣心』のあらすじ(簡単に・ネタバレなし)

幕末の動乱期に凄腕の暗殺者「人斬り抜刀斎」と呼ばれ恐れられた「緋村剣心」は、その神速の剣技と驚異の暗殺成功率から幕府の要人や武士を震撼させていました。

それから10年の月日が経った、1878年の東京。

剣心は以前とは打って変わって、決して人の命を奪うことをしない「不殺の誓い」を掲げながら、全国各地をさすらい剣の力で人を助ける「流浪人」として生きていました

その頃巷では人斬り抜刀斎を名乗る剣客による辻斬り事件とアヘンの密売が世を騒がせていました

剣心はひょんなことから、神谷活心流という剣術の流派を守る「神谷薫」という女性と出会います。

この出会いをきっかけに剣心は2つの事件に巻き込まれていくのでした…。

『るろうに剣心』のあらすじ内容を詳しくネタバレ解説!

人斬り抜刀斎

1868年に開戦した戊辰戦争では新政府軍と幕府軍が混戦、凄腕の暗殺者の「人斬り抜刀斎」と呼ばれた「緋村剣心」も刀を振るい、幕府軍を斬り続けていました。

やがて援軍が到着し、戦いは新政府軍の勝利で終わりを迎えました。

「来たか…新しい時代が…やっと…。」

剣心はそう呟くと剣を置いて立ち去るのでした。

それから10年の月日が経った1878年、剣心は以前とは打って変わって人の命を奪うことをしない「不殺の誓い」を掲げながら、全国各地をさすらい剣の力で人を助ける「流浪人」として生きていました

剣心が東京に流れ着いた頃、巷では人斬り抜刀斎を名乗る剣客による辻斬り事件とアヘンの密売が世を騒がせていました。

剣心は道中、抜刀斎の人相書きを目にして足を止めると、突然現れた女性が木刀を振りかざして襲ってきました。

剣心は木刀を軽くいなし制止すると、その女性は剣心の事を抜刀斎だと勘違いし襲ってきましたが、剣心は自身の携帯する刀が普通の刀とは反対側に刃が着いた「逆刃刀」であると見せる事で誤解を解きました。

薫との出会い

その女性「神谷薫」は神谷活心流という剣術の流派を守る道場の師範代でしたが、抜刀斎が神谷活心流を騙って殺人を重ねることを知って、本来は人を活かす剣を理想とする流派が殺人剣に汚されたと憤り、抜刀斎を討とうと考えていたのでした。

そんな薫に剣心は「流儀の威信なんて命を懸けて守るほど重いものではござらんよ」といい、去って行くのでした。

一旦は別れた剣心と薫でしたが、薫が師範を務める道場を乗っ取ろうと乱入して来たならず者達を、どこからともなく現れた剣心が一掃することで再会を果たすのでした。

剣心はならず者達との戦いの中で、わざと自分がかつて人斬りであった事を薫達に暴露しました。

そして騒ぎを聞きつけてやって来た警官達に剣心が自分のせいで起こったことで道場は関係ないと言い、ならず者達と共に連行されてしまいます。

留置所に連行された剣心は新政府の高官である「山県有朋」に呼ばれます。

昔からの顔なじみであり、剣心の強さを知っている山県は東京の町に流通する新型アヘンを取り締まる捜査の協力を仰ぎますが、剣心はそれが人斬り稼業である事を嫌い申し出を断ると釈放されたのでした。

喧嘩屋・相良左之助

剣心が留置所から出ると留置所の門の前で雨が降る中、薫が剣心を待っていました。

剣心は人斬りという過去に負い目を感じて薫の前から立ち去ろうとしますが、薫は助けてくれたお礼がしたいと神谷道場に招き入れるのでした

しばらく神谷道場に居候することになった剣心は、道場の唯一の門下生「明神弥彦」と、行く宛てもない所を弥彦に助けられた謎の女性「高荷恵」と出会い、4人での共同生活をする事になりました。

その晩剣心へのお礼にと牛鍋を囲む一行の元に、町で有名な実業家「武田観柳」が現れ剣心に用心棒になってほしいと金で雇おうとしますが剣心はそれを一蹴します

その時、その金で自分を雇ってほしいと名乗りをあげた喧嘩屋「相楽左之助」は実力を示すために剣心に戦いを挑みます。

それを承諾した剣心は外に出るとすぐに左之助は大きな刀を振り回し襲ってきますが、剣心は刀を抜く事なく左之助の剣をかわし続けていました。

そのうち、戦意のない剣心を必死に倒そうとする自分が馬鹿らしくなり左之助は攻撃をやめ去って行くのでした。

恵の戦い

ある日町の住民たちが次々と苦しみだす事態が発生します。

薫達の元に助けを求める住民達が殺到し、広い道場を使って看病をする事になりましたが町中の医者が行方不明と聞き薫達は困惑していました。

その場にいた恵は医術の知識があり、彼らの症状を見て毒物が原因だと分かると皆に指示を送りつつ解毒治療を始めました。

そして治療がひと段落したころ剣心に恵は隠してきた素性を話します。

身寄りのいなかった恵は観柳に拾われ、医学の知識を持っていたためにアヘンの製造をさせられていたのでした

今回の事件が観柳の仕業だと感づいた恵は、これ以上人々の命を危険にさらさない為に屋敷に戻り観柳を殺そうと考えます。

その夜、薫に書き置きを残して一人で観柳の屋敷へと戻ってしまいました

恵の書き置きを見た剣心と左之助は、観柳の屋敷へ乗り込む事を決心するのでした。

事件の黒幕

単身で観柳の屋敷に乗り込んだ恵の作戦は、観柳の手下に阻止され未遂に終わりましたがそこに剣心と左之助が到着しました

観柳の手下を次々に倒していき観柳を追い詰めたかに見えた剣心たちでしたが、そこに待ち構えていたのは巨大な回転式機関銃でした。

凄まじい破壊力の機関銃に手も足も出せない剣心と左之助でしたが、そこに元新選組で警察の「斎藤一」が現れます。

斎藤が巨大な機関銃を見て銃口をある方向に向ければ反対側は死角になると2人に告げると、意図を理解した左之助と剣心は囮になり降参するそぶりで観柳の前に出ていきます。

観柳はそれを見て気分を良くし「服を全部脱いでおれにひれ伏せ。」といい嘲笑います。

その言葉に腹を立てた左之助が生卵を観柳の顔面に投げつけると、それを合図に2人は左右に走り出しました。

そして2人を交互に機関銃で狙い撃ちする観柳に斎藤がすばやく近づいて観柳を取り押さえることに成功しました

『るろうに剣心』の最後と結末

怒りの剣心

屋敷の奥で囚われていた恵を助け出したものの、剣心は恵から薫が危ないと聞かされ人目のつかない森の奥へ何者かに呼び出されるのでした。

森の奥地に急ぎ向かうとそこにいたのは両手を縛られた薫と観柳の手下の一人だった「鵜堂刃衛」という男でした。

彼こそが抜刀斎を名乗り町を辻斬りの恐怖に陥れた犯人で、薫を使って剣心をかつての人斬りに戻そうとします

刃衛の望みは最強といわれた抜刀斎と刃を交えることでした。

剣心の人斬りとしての姿を再び目覚めさせようと刃衛は薫に「心の一方」をかけました。

それは肺までも麻痺させる術で、それにより薫が力尽きるまでに術者である刃衛を殺すか、自力で解くしかないと刃衛は言います

剣心は自身の誓いを破りもう一度人斬りに戻る決心をします

いままでの穏やかな雰囲気とは裏腹に荒々しい顔つきになり、剣心はすばやい身のこなしと神速の剣技で刃衛を圧倒します。

剣心の生きる道

やがて剣心の渾身の一撃が直撃した刃衛は刀を落とし、ひざをつきました。

刃衛めがけて剣心が刀を振り下ろそうとしたその時、自力で術を解いた薫が必死に叫び剣心を止めました。

薫の言葉で我に返った剣心になおも戦いを挑もうとする刃衛でしたが、もう剣心に戦う意思がないことを悟ると自らの手で腹を切るのでした。

決着のあと気を失った薫を抱えて道場に帰ろうとする剣心の前に斎藤一がやってきて「不殺にるろうになどと、ほざいているとどんな目に遭うか思い知ったか」と言います。

剣心は「人を斬ればそこに恨みが生まれる、恨みはまた人を斬らせる。その連なりを断つのがこの斬れない刀の役目でござる。」と告げ、去っていくのでした

『るろうに剣心』感想まとめ

映画『るろうに剣心』の感想をまとめました!

瞬きさせないほどの速く、壮大なアクションシーンは圧巻でした!
特に一対多の大立ち回りには人を魅了するような美しさをも感じさせます♪

剣心の普段の癒し系のキャラクターと大切な人を守るときにあふれ出る真剣さ!
容赦なく剣を振るうギャップがたまらなくかっこいいです!

周りに何を言われようとも自分の信じる生き方を貫き通そうとする剣心がかっこいいです!

まとめ

映画『るろうに剣心』のあらすじを、ネタバレあり(詳しく)とネタバレなし(簡単)で解説してきました!

最後の結末までご紹介してきましたが、主人公の大切な人を守ろうと奮闘する姿に心打たれる作品でしたね♪

何度も見たくなってしまう映画です!

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