今回は、ミッションインポッシブル2でナイアのネタバレに深く触れています。まだ見ていない方はご注意ください。
ミッションインポッシブル2は、強い力を持つキメラウイルスを巡って物語が進んでいきます。ヒロインであるナイアが自らキメラウイルスを注射するシーンには驚きでしたね。
その後、ナイアは助かりますが、なぜかナイアからは解毒薬どころか感染した形跡もありませんでした。なぜナイアから何も検出されないのか、とっても不思議ですよね。
今回は、ミッションインポッシブル2でナイアから何も検出されない理由について調べてみました!
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Filmarksアカウントにも鑑賞レビューを掲載中。
ミッションインポッシブル2でナイアにキメラもベレロフォンも検出されないのはなぜ?
アマプラ配信終了間近『ミッション:インポッシブル2』観賞。
— 映画公爵 (@cinemaduke5239) June 28, 2023
殺人ウイルス『キメラ』と解毒剤『ベレロフォン』が元工作員「アンブローズ」に盗まれる。
凄腕エージェント「イーサン」はアンブローズに近づく為、彼の元恋人「ナイア」を探すが…#映画好きと繋がりたい #ミッションインポッシブル2 pic.twitter.com/b9TGrJWNGd
『ミッションインポッシブル2』のラストシーンに、イーサンとスワンベックの会話があります。スワンベックはナイアの血液からはキメラもベレロフォンも検出されなかったとイーサンに話します。
その後もイーサンはスワンベックとのらりくらりと会話。そして、シーンが変わり、人ごみの中からイーサンはナイアを見つけ、キスをするシーンで終わります。
なぜナイアから何も検出されなかったのか、詳しく調べましたが
明らかになっていません
でした。この疑問については
- ナイアを守るため
- ウイルスを拡散させないため
- 映画特有のご都合主義
という意見が多くあり、中にはイーサンはスワンペックに嘘をついただけなのではという意見もありました。
なぜナイアはキメラウイルスを自分に注射したの?
ナイアが注射を打つ前の出来事
#ミッションインポッシブル2
— WENEWAK (@wenewak) August 21, 2023
ネトフリ。
1のハードボイルドっぽい空気感をそのまま引き継ぐのかと思いきや、イーサン割と恋愛体質なんすね、、🙄笑
あとアンブローズちょっと可哀想じゃない?そんなに悪いことしてた?笑
エンタメ性が抜群に高くてとても楽しかった! pic.twitter.com/4kcl7UxhYi
キメラウイルスを破壊するため、イーサンはバイオサイト社へ潜入。しかし、キメラウイルスを利用しようと目論むアンブローズに気づかれ、イーサンは襲撃を受けてしまいます。
この時、銃撃戦になるのですが、最後のキメラウイルスが入った注射が床に落ちていることにアンブローズが気づきます。アンブローズは銃撃戦をやめさせ、ナイアに注射を取りに行かせるのでした。
ナイアが注射を打った理由は?
ナイア「イーサン、こうなるはずでは…」
— アリ(🌹ARI🌹) (@ariworldjapan) June 25, 2016
名シーン#ミッションインポッシブル2#MissionImpossible2
ナイアを助けて(;_;) pic.twitter.com/FUDfnK94Ej
この状況を考えるとナイアは
ピンチに陥ったための咄嗟の行動
だったと考えられます。
- イーサンは注射を破壊するためにナイアに銃を向けることはできない
- ナイアがアンブローズに注射を渡せば、イーサンは銃撃されてしまう
- 最後のキメラウイルスをどうにか処分しなくてはならない
どうにか状況を打破しなくてはいけないという場面だったからこそ、ナイアはキメラウイルスを自分に打つという思い切った行動を取ったのでしょう。注射は、銃のような形をしているため、自分に向けて打ちやすかったのかな、とも思いました。
キメラウイルスは本当に驚異的な強さを持つの?
キメラウイルスに感染した場合
ミッションインポッシブル2 観ました。
— に〜と (@neet_wsd) April 7, 2020
評判ほど悪くはなかったような。
コロナの話でした。
(※ベレロフォン=治療薬) pic.twitter.com/qrU7H8OLwr
ミッションインポッシブル2のキメラウイルスは強い力を持つウイルスとして登場します。
- ネコルヴィッチ博士がインフルエンザウイルスの研究の中で偶然作り上げたもの
- キメラウイルスの治療薬はベレロフォンしかない
ということが分かっています。
特に、感染して20時間以内にベレロフォンを使用しなければ助かることはありません。また、キメラウイルスに感染したネコルヴィッチ博士の相棒であるグラツキー博士は、
細胞が破壊され、34時間後に息を引き取ってしまいます。
細胞を破壊するスピードや、感染者が息を引き取るまでの時間が非常に短い点が、キメラウイルスが驚異的な強さを感じさせます。
キメラウイルスの感染力は強くない?
ただ、ミッションインポッシブル2でキメラウイルスの感染力はあまり強くないように思います。
- キメラウイルスを防護服なしで破壊するイーサン
- 感染したナイアから他者に感染したシーンはない
- 感染したナイアの血に価値があるようにアンブローズが話している
キメラウイルスを破壊する時、イーサンは感染対策をしていません。また、キメラウイルスを自ら注射したナイアに対しても、普通に接しているように見えます。
感染したナイアの血液にはキメラウイルスがあるとしていますが、唾液や汗などにはウイルスはいないという設定なのかもしれません。もともとキメラウイルスはインフルエンザウイルスから生まれたウイルス。グラツキー博士の場合は最悪な結果となりましたが、キメラウイルスの感染力は強くないのかもしれません。
ナイアから抗体も検出されないのは製作時間が短かったせい?
#ミッションインポッシブル2 2000年製作
— 映画の雑学 (@blogmoviefun) April 8, 2020
前作に劣らない派手なアクションと精妙なストーリー構成により人気を集め、この年の世界興行収入トップとなり成功を収めた。 当初3時間半の長さにスタジオが難色を示し2時間にカットされた。その為、物語に矛盾が多く生まれることに。https://t.co/lH2HtJHKcC pic.twitter.com/mEkMIeSODo
一般的にワクチンを打てば、抗体が作られます。ミッションインポッシブル2でナイアはキメラウイルスに感染したのにも関わらず、抗体も検出されません。この明らかに矛盾のある設定になってしまった理由は、
製作準備期間が短かったため
でしょう。さらに
- 監督がオリバー・ストーンから急遽ジョン・ウーに変更される
- 撮影監督のアンドリュー・レスニーが1週間で降板
- オーストラリアの公道でのカーチェイスに撮影許可がなかなか下りない
といった問題が起こりました。主演のトム・クルーズもアイズ・ワイド・シャットの撮影が大幅にスケジュールをオーバーしていたとも言われています。
このような製作時間の短さがミッションインポッシブル2でナイアから何も検出できなかったという矛盾した設定につながったのでしょう。映画特有のご都合主義になってしまったのも、このような事情なら仕方ないのかもしれませんね。
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まとめ
ミッションインポッシブル2でナイアの体からは何も検出されませんでした。驚異的な強さを持つキメラウイルスを自ら打ち、感染し、治療薬のベレロフォンを打ったのに、抗体すら検出されないなんてありえないですよね。
驚異的としつつも、キメラウイルスに感染したナイアから他者への感染もなく、感染対策もあまり描かれていません。このような矛盾した設定となってしまった理由は、ミッションインポッシブル2の製作時間が短かったことも要因でしょう。
今回ミッションインポッシブル2のナイアについてネタバレありで解説しました。ナイアがキメラウイルスを自ら打つシーンを改めて注目して見たくなります。