【君の名は。】名前を忘れる理由と意味を考察!

映画「君の名は。」で三葉と瀧は何度も入れ替わりをしますが、その時に経験した記憶は時間の経過とともに不鮮明になり忘れてしまいます。

そこで今回は

  • 三葉と瀧がお互いの名前を忘れる理由・意味は何?
  • 二人は記憶喪失だったのか?

について考察していきたいと思います。

ネタバレを含みますのでご注意ください。

目次

三葉と瀧がお互いの名前を忘れる理由・意味は何?

名前を忘れる理由➀

二人が名前を忘れる理由として大きく関係しているのが宮水神社(糸森の神)です。

記憶が次第に不鮮明になり名前を忘れてしまう理由として

糸森の神が三葉と瀧の記憶を消しているから

という理由があります。

もともと、宮水神社は隕石落下から糸森町を守るために祀られていたそうです。隕石落下を阻止することに成功し、糸森町を守ることが出来た三葉と瀧は入れ替わりの必要がなくなりました。

そして入れ替わりに関する記憶を残す必要もないため糸森の神がお互いの記憶を消したのではないかと言われています。

名前を忘れる理由②

二人が名前や記憶を忘れるもう一つの理由として、

単純に三葉と瀧は夢を見ていただけだから

とも言われています。

入れ替わりが起きる条件として

  • 神様の力と言われている「結び」が発揮されたとき
  • 口噛酒を飲んだとき
  • お互いが睡眠の状態にあるときときときとき

以上の三つが上げられます。

映画の冒頭で三葉の台詞に「夢だからいっか」という台詞があります。二人は入れ替わっているという事実を知るまでの間、自分はただ夢を見ており夢の中の話だという感覚でいたのです。

実際に私たちも夢を見た時、夢の内容は時間と共に不鮮明になっていくと思います。強烈な夢だった場合でもいずれは記憶が薄れていき、楽しかった夢、怖かった夢などのように感情だけが残るものです。

三葉と瀧はお互いを忘れてはいけない人と感じていたのかもしれませんね!

二人は記憶喪失だったのか?

結論から言いますと

完璧な記憶喪失ではない

というのが結論です。

映画の冒頭で大人になった三葉と瀧の台詞に「朝、目覚めるとなぜか泣いている。こういうことが俺(私)にはよくある。」「俺(私)は、だれか一人を、一人だけを、探している」という台詞があります。

頭では忘れてしまっていた二人でしたが、心は覚えていたのかもしれません。「好き」という感情が芽生えたことによって、お互いの心に何か感じるものがあったのではないでしょうか。

個人的に記憶が消えるのは切なくもどかしく感じる場面もありましたが、忘れないようにお互いの名前を手のひらに書くシーンの瀧が書いた言葉には不覚にもきゅんとしてしまいました、、!

まとめ

今回は三葉と瀧がお互いの名前を忘れる理由・意味は何?について考察してきました。

結果として、

  • 糸森の神が二人の記憶を消しているから
  • 記憶喪失ではなく二人はただ夢を見ていただけだから

と考察ができました。

入れ替わりは多くの条件やタイミングがあった時に起こるものと言われています。複雑な結びが繋がったことで三葉と瀧という二人が繋がり、後にお互いが大きな存在になっていきました。

考察を交えて作品観ると、新しい発見ができるかもしれませんね!ぜひ皆さんももう一度映画「君の名は。」を観返してみてください!

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