『君の名は。』で三葉と瀧が涙を流し泣く理由は?

アニメ映画『君の名は。』のなかで、三葉と瀧が入れ替わりが終わった後に、それぞれ部屋で涙を流すシーンがありました。

目が覚めたら、涙が流れていたこのシーン。どんな意味があるのでしょうか?

そこで今回は

  • 三葉が目覚めて泣く理由は何?
  • 瀧が目覚めて泣く理由は何?

について考察していきたいと思います。ネタバレを含む可能性がありますのでご注意ください。

目次

三葉が目覚めて泣く理由は何?

三葉が泣く理由は?

結論から申し上げて、三葉が目覚めて泣く理由は、

三葉が瀧のことを好きになってしまったから

です。

まず、三葉が泣くシーンについて考察していきます。

三葉が泣く時の心情を考察

三葉が泣くのは10月3日の朝、瀧が先輩とデートできるようにセッティングした次の日の朝、ということになります。

この日は瀧と先輩がデートする日でした。

朝起きて、鏡の前で髪を結んでいるときに三葉の目から自然と涙が溢れてしまいます。

「いいなぁ、今頃2人は一緒かぁ」

の後に

「あれ・・・わたし・・・なんで?」

と涙を流している自分に驚きつぶやきます。

そして、メールに打った「私が行きたいデートだけど、もし不本意に瀧君になっちゃったとしたら、ありがたく楽しんでくること!」

というセリフにつながっていきます。

本当は自分が先輩と行きたいデートでしたが、目覚めると糸守町の自分の部屋でした。

残念そうに「の、はずやったのにな…」と髪の毛を触る三葉。

結局、本物の瀧が先輩とデートすることになります。

良かれと思ってセッティングしたものの、瀧が先輩と二人きりでデートするという事実にモヤモヤする三葉。

この時の三葉の心情として

デートに行けなくなって残念だ
瀧が先輩とデートして、付き合うようになったらどうしよう

ということだったのではないでしょうか?

そして、自然と涙が溢れてきたのだと考えます。

いつの間にか瀧のことを好きになってしまっていた、三葉の恋心がわかるシーンになっています。

瀧が目覚めて泣く理由は何?

瀧が泣くのは、口嚙み酒を奉納した翌日の朝のことです。

日時は2016年10月3日の朝であり、先輩とのデート当日です。

前日、口嚙み酒を奉納した後、夕陽を見ながら糸守湖を見つめていたシーン。

瀧(三葉に入れ替わっている)は「彗星…」とつぶやいた後、おばあちゃんに「おや、三葉、あんた夢を見とるな」と言われた瞬間入れ替わりが終了。

その言葉で目覚めたあと、自然と涙が溢れているのです。

瀧が泣いているのには、はっきりとした説明はありません

しかし、

なにかを失ってしまっているのに思い出せない喪失感、
のような感情を持っている

のでは、と考えます。

瀧は大事件だった、彗星が糸守町に落下し大勢が亡くなったことすら記憶から消失していました。

映画の冒頭で、2人は時々意味もなく泣いていることがあると語られています。

「朝、目が覚めると、なぜか泣いている。
そういうことが時々ある。
見ていたはずの夢は、いつも思い出せない。
ただ、
何かが消えてしまったという感覚だけが、目覚めてからも長く残る。
ずっと何かを探している」

このように、入れ替わる前から2人は大事な何かを忘れてしまっていることを、記憶しているのです。

子供のころに悲しい夢を見て泣きながら起きた記憶はないですか?

悲しいのに、どんな夢だったか思い出せない。でもなんとなく悲しい記憶だけぼんやり残っている。

瀧も三葉もこのような状態に近いのではないでしょうか?

大切な何かを忘れてしまう悲しみ。

それを思い出したくて「ずっと何かを探している」のではないでしょうか?

まとめ

今回は『君の名は。』で三葉と瀧が涙を流し泣く理由は?について考察してきました。

結論として

  • 三葉が泣いたのは瀧への恋心に気が付いたから
  • 瀧が泣いたのは、大切な何かについて忘れてしまっているのに
    思い出せない喪失感を抱えているから

と考察出来ました。

記憶や思い出など、形には残りませんが失いたくない大事なものですね。とても哲学的で深いストーリーで、何度でも見返したくなってしまいますね。ぜひ、今回の考察をもとに『君の名は。』を見直してみてはいかがでしょうか?

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