『君の名は。』が面白い理由!嫌いで面白くないという批判も?

2016年公開の大ヒット映画『君の名は。』は、日本の歴代興行収入4位という記録を打ち立てました。

新海誠監督の代表作とも言える『君の名は。』ですが、大ヒットしたものの、面白くないという意見がちらほら聞こえてきます。

なぜ面白くないという意見があるのでしょうか?理由が気になりますね。

そこで今回は、

『君の名は。』が面白くないと言われる理由は?

  • 『君の名は。』が面白くないと言われる理由は?
  • 『君の名は。』が面白い理由
  • 『君の名は。』が嫌いという意見・作品への批判

について考察していきたいと思います。ネタバレを含む可能性があるのでご注意ください。

目次

『君の名は。』が面白くないと言われる理由は?

『君の名は。』が面白くないと言われる理由ですが、

都合が良すぎる

矛盾点がある

という声が多くありました。

まず、主人公の瀧と三葉が入れ替わっている最中に、周りの人間が誰も不審に思わないところ入れ替わる前より状況が良くなっているところが都合が良すぎると感じた人が多かったようです。

そして、入れ替わっているのに、3年という時差や彗星落下を全く覚えていないところに矛盾点を感じたという声が多く聞かれました。

確かに、重要なことを何も覚えていないの?と映画を観ていて思ってしまう人はいるかもしれません。

『君の名は。』の面白いシーン

批判的な意見もある『君の名は。』ですが、大ヒットした映画なので、絶賛の意見もたくさんあります

そこで大人気の『君の名は。』の面白いシーンを紹介したいと思います。

瀧と三葉の入れ替わり

ある日突然瀧と三葉は入れ替わりますが、映画として最高にドキドキするシーンです。

東京の男子高校生と、岐阜の田舎の女子高生が入れ替わり、それぞれの生活を体験するのはとても不思議であり、楽しくもあるのです。

三葉は都会に憧れていて、
瀧の生活はまさに理想の生活

そして、

瀧は、三葉の岐阜での生活を新鮮に感じる

出会いそうでなかなか出会わないもどかしい状況が、物語を面白くしてくれています。

黄昏時に初対面をする瀧と三葉

黄昏時とは昼と夜のほんの短い時間のことですが、昔から、まれに人ではない者に出会うことがあると言われています。

物語の終盤、三葉を探す瀧は、三葉が「糸守湖」にいると確信し、「糸守湖」に走ります。

そして「糸守湖」に着いた瀧に三葉の声が聞こえてくるのです。

黄昏時が始まり、お互いが自分の体に戻った時、時空を超えて初めて対面することができました。

『君の名は。』が面白い理由

『君の名は。』が面白い理由を2つに分けて考察してみました。

理由①音楽と映像の美しさ

『君の名は。』の映像の美しさは、絶賛する意見がとても多いです。

岐阜の景色や東京という大都会の様子も、まるで写真のように美しく描かれています。

新海誠監督は、複雑な物を複雑なまま描くことを心がけていて、それによってアニメーションの中であっても物の存在感が増すのです。

そして作中の音楽も、映画を観る人の心を捉えました。

オープニングに流れるのは、RADWIMPSの「夢灯籠」で、歌詞とのシンクロが素晴らしいです。

瀧と三葉が入れ替わるシーンは、同じくRADWINPSの「前前前世」でした。

物語のキーワードである「入れ替わり」の場面で、盛り上がるこの曲はピッタリですね。

理由②ふんだんに散りばめられた名言

『君の名は。』には心に響く名言が数多くあります。

オープニングでは、

ずっと何か、誰かを探してる

という台詞が出てきますが、まさにこの映画にふさわしい台詞ではないでしょうか。

会いたいけど、なかなか会うことのできない瀧と三葉のもどかしい状況を表現していますね。

物語の最後には、

君の名は

という映画のタイトルとなった重要な台詞があります。

ようやく会うことのできた瀧と三葉ですが、感動的なラストの台詞は素晴らしいです。

感動的で記憶に残る台詞がふんだんに散りばめられ、作品の美しさが増しますね。

『君の名は。』が嫌いという声も?

『君の名は。』は主人公が高校生で、恋愛がテーマにもなっています。

このような題材の映画を観るのは、若者層が多いと予想されますが、予想外に社会現象になるほどの大ヒットとなりました。

そのため、普段このような題材を見ない層が予想外に映画館に足を運んだため、映画に共感できなかった人も多いのではと言われています。

とはいえ映画のレビューサイトなどでは、かなり評価も高く、映画に感動した・面白かったと思った人の方が多いのは確かです。

大ヒットし、テレビで取り上げられる機会もかなり多かったので、妬みなどの感情が入り混じってしまい、酷評の原因にもなってしまったのかもしれません。

『君の名は。』への批判

『君の名は。』への批判は、クリエーター側からのものが多く、

  • 高校生の男女を主人公に恋愛がテーマになっていることが幼稚
  • タイムスリップや入れ替わりという王道すぎる

という声がありました。

新海誠監督は、「アニメは悩める10代のためのものだ」と話していました。

若者がタイムスリップや、入れ替わりを経て、出会うべき人と出会えるという夢を与えてくれたのではないでしょうか。結果として多くの人が映画館に足を運び、作品を観て感動したことは事実です。

『君の名は。』は間違いなく、大ヒットした名作です。

まとめ

今回は、『君の名は。』が面白くないと言われる理由や面白い理由、批判的な意見について考察してみました。

結論として

  • 矛盾と都合が良すぎるという点が面白くないと感じた人が多かった
  • かなり多世代が映画を観たことにより、映画に対する評価が別れた
  • クリエーターには幼稚に思える題材

が面白くない理由や批判的な意見と考察でき、

  • 映像や音楽が素晴らしく、場面に合った演出
  • 入れ替わりやタイムスリップをして出会う感動

と面白かった理由が考察できました。

やはり『君の名は。』は素晴らしい魅力がつまった映画なのではないでしょうか。

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