ディズニー作品の中でも非常に人気の高いトイ・ストーリーシリーズ。2026年にはトイ・ストーリーの5作目が公開される予定です!
トイ・ストーリーの1作目は1995年に初めて公開されました。公開されてから30年近く経つのに、今でも人気が高いのはなぜなのでしょうか。今回は、
- トイ・ストーリーはなぜ人気があるのか?
- トイストーリーの魅力はどこにあるのか?
を詳しく調べてみました。
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映画『トイ・ストーリー』ってなぜ人気で名作と言われるの?
トイ・ストーリーがなぜ人気が高いのかは、主に以下のような理由があります。
物語性が高い
「トイ・ストーリー」見たで。
— タクマ大佐 (@taisadon) March 29, 2023
各々の存在意義に苦しむウッディとバズが互いの弱さをさらけ出し友情が生まれそこからの希望の高鳴りが終盤の飛行場面で表現される。このカタルシスに涙する。おもちゃは永遠に君の友達と言う寓話的メッセージと共に子供も大人も楽しめるディズニーピクサーの最高峰だ。 pic.twitter.com/mv3Tbp49L6
トイ・ストーリーは、アンディという少年が持つおもちゃたちにスポットを当てた物語です。アンディのお気に入りはカウボーイ人形のウッディ。このウッディを中心として物語は進んでいきます。
物語の中で、ウッディは新しい仲間と出会い、友情を育んでいきます。また、トイ・ストーリー1に登場するシドのような存在も重要です。シドは凶暴な性格の少年なので、おもちゃたちから怖がられる存在。シドのようなおもちゃたちと敵対する存在がいることも物語性を高めています。
- おもちゃたちの友情
- 仲間と協力して危機を乗り越える
- おもちゃたちにとって怖い存在がいる
こうした内容がトイ・ストーリーの面白さの理由です。物語性の高さから、トイ・ストーリーはアカデミー賞脚本賞にもノミネートされています。
世界初のフルCGアニメーション
#当時にタイムスリップして観たい映画
— リーゼ (@kk240630hys) January 17, 2024
『トイ・ストーリー』
世界初の長編フルCGアニメ映画を劇場の大画面で観たときの感動を味わってみたい✨ pic.twitter.com/TZmHj9LFks
トイ・ストーリーがなぜ人気なのかというと、
当時では珍しかったフルCGでアニメーションを採用
しているところにあります。これは世界初の出来事で、トイ・ストーリー以降、フルCGのアニメーションも増えていきました。
公開された当時のCG技術では、やわらかい質感を表現することはとても難しい状況でした。一方で、プラスチックのような素材の表現は十分可能とされていました。そのため、おもちゃを主人公とした物語はフルCGにぴったりなテーマだったのです。
おもちゃ目線のカメラワーク
20年以上前、トイストーリー1の飛べると思い込んでいたバズが飛べずに床に落ちるシーンを観て、我が家では小さな妹達と、優しい両親を含む家族みんなで腹を抱えて笑った。とても良い思い出。でも普通の人はみんなあそこのシーンで泣くんだって。教育って難しいよね。 pic.twitter.com/HjVIIvfm4U
— 山本パブ (@yamapub) July 15, 2020
トイ・ストーリーは、フルCGだからこそ、
おもちゃならではの目線を自在に表現
しています。フルCGでのアニメーションなので、実写では難しい角度でも表現が可能でした。
おもちゃにとっては大きな犬や人間の存在。人間にとっては大したことのない高さも、おもちゃの世界では断崖絶壁のようです。これまでの映画では難しかった自在な表現方法は、トイ・ストーリーが名作と言われている理由のひとつでしょう。
トイストーリーの魅力は何?
ウッディとバズの熱い友情
『トイ・ストーリー』(95)
— ○凹ナオキ (@okubonaoki) October 6, 2019
『〃 2』(99)
『〃 3』(10)
3作一気鑑賞。表のテーマがアンディと玩具との触れ合いとすれば裏テーマはウッディとバズの友情物語。段々といいヤツになってくのは主人公のさだめとは言え私的にはバズに嫉妬する底意地悪い初期のウッディの人間味(?)が好きです。 pic.twitter.com/NKWZBGpmZD
トイ・ストーリー1では様々なギミックを持つバズ・ライトイヤーに対して、当初ウッディは敵対心を抱いていました。しかし、物語が進む中で、様々な困難を乗り越えるうちにウッディとバズは打ち解けていきます。
そして、トイ・ストーリー1以降もウッディとバズたちは、様々な危機に出遭います。危険を顧みず、困難に立ち向かっていくウッディとバズたちおもちゃたち。このような中でウッディとバズは親友ともいえる関係になっていきます。
はじめはライバル関係だったのに、ウッディとバズは固い絆を結ぶのです。この二人の関係性がトイ・ストーリーの見どころといえるでしょう。
おもちゃを大切にしようと思わせる
映画を見た人の声からトイ・ストーリーがなぜ人気なのかを考えてみましょう。
今夜はトイストーリー見せた。自分の持っているオモチャ達の気持ちがわかってしまったとギャン泣きしながら「もう、誕生日もクリスマスも新しいオモチャなんて頼まない!」って叫んだ。あたいは娘が好きだ!
— オカアヤン (@sabachikubi) April 19, 2019
オモチャをすぐ投げるから、大切に扱うようになるかなぁと思って、トイストーリー観せたら、全てのオモチャに黒ペンで名前書き始めた、、😇 pic.twitter.com/pEZIX4q0SI
— むっちゃん☺︎2y10m (@mumumu12311) May 31, 2024
このように、小さい子どもにトイ・ストーリーを見せたら、
物を大切にするようになった
という声も多いようです。中でも、トイ・ストーリー1ではアンディの家の隣に住むシドという凶悪な子どもの存在がありました。シドはおもちゃを乱暴に扱うだけでなく、おもちゃの改造も行い、おもちゃたちにとって怖い存在です。
シドのような怖い存在もあり、トイ・ストーリーは見る人に気づきを与えてくれます。そのため、物を乱暴に扱ってはいけないという気持ちが自然と湧いてくるのでしょう。
アンディの成長が視聴者と重なる
「現在好きなコンテンツに小さな頃から触れている」ってとても幸せなことですよね。幼い時から何度も『トイ・ストーリー』を観ているからこそ3のラストのアンディの気持ちにシンクロできる。それはきっと後から作品の知識や解釈を学んでもできないし、狙って得たり与えたりできないことなんですよね… https://t.co/JXXkbcQ4rl pic.twitter.com/oV60043v78
— Azumoff (@Azumoff_lchabod) November 12, 2023
トイ・ストーリーに登場する
アンディはシリーズが進むごとに成長
します。アンディの成長は視聴者と重なる部分があるため、トイ・ストーリーは感情移入しやすいです。
トイ・ストーリー1ではまだ少年だったアンディ。小学校低学年くらいです。トイ・ストーリー3では、アンディは大学進学を控えた青年に成長します。
大学進学のため、アンディは寮へ入ると同時に、おもちゃたちとの別れが待っています。これまで大切にしていたおもちゃたちとの別れは、感動的なシーンです。アンディと同じような別れを経験している人は多く、共感しやすいポイントでしょう。
現実にも存在するおもちゃたち
トイストーリーに出てくるバケツの兵隊(バケットソルジャー)のシリーズに日本軍とかドイツ軍もあってびびった pic.twitter.com/CPDq4NHsGP
— ナンブ (@st2658617) March 18, 2020
トイ・ストーリー1に登場するおもちゃには、
実際にアメリカで発売されていたおもちゃも多く登場
します。たとえば、
- ホットウィール
- バケット・ソルジャー
- スリンキー
- Mr.ポテトヘッド
- バレル・オブ・モンキー
- エッチ・ア・スケッチ
など。トイ・ストーリーには実際に販売されていたおもちゃが登場するため、映画に親近感やリアルを感じます。自分の持っているおもちゃが映画に登場するのは嬉しいですよね。
また実際にトイ・ストーリーに登場するキャラクターも、映画公開後におもちゃ化されています。映画の世界が日常にあるところも、トイ・ストーリーの魅力のひとつです。
\『トイ・ストーリー』シリーズ/
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まとめ
トイ・ストーリーは、フルCGアニメーション作品として1995年に公開されました。これまでにはなかった世界初のフルCGアニメーション作品なので、トイ・ストーリーは名作と言われています。
トイ・ストーリーがなぜ人気が高いのかというと、それは、
- ウッディとバズの熱い友情
- おもちゃを大切にしようと思わせる内容
- アンディの成長が視聴者と重なる内容
- 現実にも存在する玩具が登場する
という物語性にあると分かりました。誰もが経験したことがある懐かしさが、トイ・ストーリーの魅力なのでしょう。