るろうに剣心 最終章 The Finalのあらすじをネタバレ解説!最後の結末と感想がヤバい!

映画『るろうに剣心 最終章 The Final』のあらすじをネタバレありで徹底解説しますよ!

漫画作品が原作の実写版映画で大迫力のアクションシーンが魅力の本作は、何度観ても楽しめます。

今回は、最後の結末まで、感想も一緒にわかりやすくしっかり解説しますよ~♪

目次

映画『るろうに剣心 最終章 The Final』作品情報

『るろうに剣心 最終章 The Final』基本情報

『るろうに剣心 最終章 The Final』の基本情報を押さえていきましょう。

  • 作品名:るろうに剣心 最終章 The Final
  • 公開日:2021年4月23日
  • 上映時間:138分
  • 監督:大友啓史
  • 脚本:大友啓史
  • キャスト:佐藤健、武井咲、
    新田真剣佑、蒼井優、ほか

漫画作品が原作の実写版映画で、映画シリーズの4作目です♪

原作でも人気の高いエピソード「人誅編」をベースに、最凶の敵との激突を描いた白熱のシリーズ完結編です♪

『るろうに剣心 最終章 The Final』のあらすじ(簡単に・ネタバレなし)

かつて人斬り抜刀斎として恐れられ、動乱の幕末を刀一本で戦い抜いた男「緋村剣心」は新時代を迎え、二度と人を殺さないと自分自身に誓いを立てて生きていました。

斬れない刀「逆刃刀」に持ち替え、数々の敵との戦いを乗り越えた今は仲間たちと平穏な生活を過ごしていました。

ある日何者かに東京が襲撃されます

次々に大切な人々が襲われた剣心は次第に精神的に追い詰められていきます。

憔悴しきった彼の前に現れたのは、「志々雄真実」に武器や軍艦を送り込んでいた上海マフィアの頭目「雪代縁」という男でした。

剣心の十字傷の謎を知る彼こそが、剣心自らが生み出してしまった最凶の敵でした。

剣心に強い恨みを持ちながら、剣心が作った新時代をも破壊するため「人誅」を仕掛けてきます

『るろうに剣心 最終章 The Final』のあらすじ内容を詳しくネタバレ解説!

東京襲撃

1879年の横浜駅で元新選組の警官「斎藤一」は多数の警官らを引き連れて、ある男を追っていました。

その男とは武器商人にして上海の裏社会の頂点に君臨する「雪代縁」であり、彼には「志々雄真実」に武器や軍艦を送り込んでいた容疑がありました

汽車に乗っていた縁を見つけ連行しようとすると彼は「抜刀斎の頬にまだ十字傷はまだあるのか?」と警官の一人に尋ねます。

警官が頷くと縁は突然暴れだし次々と警官達を倒していきました。

しかし斎藤が刀を抜くと縁は「捕まってやる。」と戦いを放棄してすんなり投降したのですが、日清修好条規にのっとって清国の領事館に引き渡されることになりました。

一方、薫は出稽古先の主「前川宮内」の道場で多くの警官達に剣道の稽古をつけるようになっていました。

稽古の後、剣心達4人で牛なべを食べた帰り道に東京の街が砲撃を受けます

剣心と左之助は警官達と砲撃が発射された山中に向かいますが、犯人は逃走した後で「人誅」と書かれた紙だけが残されていました。

人誅

人誅という言葉を聞き、剣心は天に代わって裁きを下す天誅ではなく、たとえ天が裁かなくても己が必ず裁きを下すと言いたいのだろうと推測しました。

その頃恵は診療所で怪我を負った人々の治療にあたっていました。

剣心は怪我人の中に行きつけの牛鍋屋の顔なじみだった「燕」と「妙」もいた事を知り心を痛めます。

その日の夜、神谷道場に前川道場の門下生が頭から血を流し慌てた様子で剣心に助けを求めます。

すぐに剣心と左之助が前川道場に向かおうとしますが、道中で警官に呼び止められ警察署長と連絡が取れないと聞かされ左之助は前川道場に、剣心は署長宅へ手分けして向かう事にしました。

しかし左之助が道場に到着した頃には既に多くの門下生や師範の前川でさえも倒されていました。

一方署長宅では、様々な武器を操る男が一家を襲っていて護衛の警官隊は全て倒されていました。

剣心は危機一髪の所で署長を助け出し男をあっという間に倒してしまいますが、追い詰められた男は「人誅の時間だ。」と言い放つと体に仕込んだ爆薬で自爆してしまうのでした

十字傷の秘密

「どうして私たちがこんな目に」と泣き崩れる署長の家族を見て、剣心は落ち込みながら帰る途中で縁と遭遇します。

縁は姉の敵である剣心への復讐のために上海マフィアの頭目にまで上り詰めた事を話し、剣心に必ず人誅を下すこと、そして剣心に与えたいのは痛みではなく苦しみだということを告げると去って行きました

明け方、神谷道場に戻った剣心は「少し休ませてもらう」と部屋に入り、薫と左之助は剣心の今まで見たことのない、つらそうな姿に驚きを隠せませんでした。

部屋から出てきた剣心は薫、左之助、恵、弥彦を集めると一連の事件の首謀者は雪代縁という男であり、かつて自分が殺してしまった妻の弟である事を話し、今まで誰にも語らなかった自身の過去を打ち明けるのでした

剣心が人斬り抜刀斎と呼ばれていた頃、とある飲み屋で客に絡まれた所を助けた女「巴」はお礼に剣心のそばに居たいと言い出し共に暮らすことになりました。

平穏な生活に幸せを感じていた頃、巴はかつて許婚がいた事を剣心に打ち明けました。

その許婚とは剣心が斬った「清里明良」という男で、剣心の頬に縦の刀傷を付けた男でした。

巴は復讐のために剣心に近づいたのですが、共に過ごすうちに剣心を心から愛するようになりやがて2人は結婚しました。

ところがある日剣心の命を狙う組織と斬り合いになりました。

巴も短刀を持って加勢しますが、剣心は敵を斬ろうとして誤って巴を斬ってしまいました。

そして巴の死に際、短刀で剣心の頬に横の傷を付けました。

その一部始終を見ていた縁はその日から剣心への復讐を誓ったのでした。

動き出した縁の計画

剣心は語り終えた後、一人で外に行き林の中で雨に打たれていました。

薫は剣心の壮絶な過去を知り、剣心は愛する人を殺してしまった事を忘れることができないだろうとショックを受けます

ですが恵に「薫も剣さんも生きているんだから新しい思い出を作る事ができる。」と励まされ、薫は傘を持って剣心を迎えに行くのでした。

次の日、稽古納めでにぎわう神谷道場に御庭番衆の「巻町操」と「四乃森蒼紫」が訪れます。

剣心が抜刀斎だった頃にお世話になっていた寺の神主から巴の日記を預かった操は、それを剣心に届けようとやって来たのですが剣心は不在だったので代わりに薫が受け取りました。

その頃東京の空に三機の熱気球が現れ、人誅と書かれた紙が大量にまかれた直後街への砲撃が始まりました

街は火の海に包まれ、縁の同士達が街中で暴れだしました。

そこにいち早く駆け付けた蒼紫と剣心は人々を助けながら敵を倒していました。

縁の苦しみ

その頃縁は布袋を手に神谷道場に現れ、左之助が縁に戦いを挑みますが全く歯が立ちませんでした。

剣心が道場に戻った時には左之助や門下生が倒れており、息も絶え絶えでボロボロの状態でした。

そして弥彦から薫がさらわれたと聞かされ剣心は呆然と座り込みますが、縁が置いて行った布袋に気づきその袋を開いてみると男の死体が入っており、口の中に「この場所にて人誅を下す」と書かれた紙が入っていたのでした

剣心は過去との決着をつけるために縁の元に向かう事を決意します。

その頃目を覚ました薫は、とある洋風の屋敷に連れてこられた事に気付きそこから逃げ出そうとしますが、目の前は断崖絶壁で逃げられず追って来た縁に「お前を殺さないと人誅は完成しない」と首を絞められ殺されそうになります

しかし縁の脳裏には悲しそうな表情を浮かべる巴の顔が浮かび上がり、吐き気を催した縁は手を放し「姉さん、どうして悲しそうな顔をするんだ?どうして笑ってくれないんだ?」と嘆き悲しみました。

『るろうに剣心 最終章 The Final』の最後と結末

立ち塞がる壁

屋敷にたどり着いた剣心の前に縁が用意した大量の殺し屋の集団が立ちはだかりました。

多勢に無勢ながらも戦う剣心でしたが、そこに「一人で戦うなんて水臭いぞ。」と隠密御庭番衆を引き連れた操が駆けつけ、更には警官隊を指揮する斎藤や満身創痍のはずの左之助も加勢にやってきていました

剣心は敵の相手を操たちに任せると屋敷の中に突入していきました。

屋敷の中でも大勢の殺し屋に取り囲まれてしまいますが、その中に面識のある人物がいることを知り驚きます。

剣心にも引けをとらない抜刀術を操り、かつて剣心を苦しめた最強の剣客「瀬田宗次郎」でした。

瀬田は刀を抜き剣心に近づきますが、次の瞬間瀬田が斬ったのは剣心ではなく縁の手下たちでした。

瀬田は剣心に敗れてから自分も流浪の身になったことを明かし、剣心と共に縁の手下たちと戦いました

瀬田は剣心と一緒に戦えて楽しかったと語り、「行ってください、緋村さん。その剣が人の恨みを断ち、過去に囚われている人たちの足を前に進めるところを見せてください。」と手下たちの相手を引き受け、縁の元に剣心を送り出すのでした。

過去の罪との決着

剣心が屋敷の奥で待ち構えていた縁と対峙しました。

剣心は「ほかの人を巻き込むな」と忠告しますが、縁は「お前の全てに復讐する、さあ人誅の時間だ」と言い戦いが始まりました

剣心は縁の圧倒的な力と凄まじい執念の前に苦戦を強いられ、偶然にも巴と同じところに刀傷を浴びてしまいます。

「姉さんの方がもっと痛かったはずだ!」と言い放ち戦いはさらに激化していきます。

縁は剣心に罵詈雑言を浴びせ自決を迫りますが、「仲間のために、巴の望んだ平和の世のためにもお前を止めねばならぬ」と言い逆刃刀を振るいました。

縁は巴の遺品である短刀に持ち替え剣心に襲い掛かると、剣心は望んでその刃を受け止めます。

そして「縁、すまなかった」と伝え、ひざをつきました。

しかしそこに縁の手下のひとりが現れ剣心に銃を構えてとどめを刺そうとしますが、薫が駆けつけ剣心をかばおうとすると縁が薫をかばい銃弾を受けました。

邪魔されたことに怒り、手下を殴り倒す縁の手を掴んだ剣心は薫を守ったことに礼を言いますが、縁は「違う、俺が本当に守りたかったのは…。」と言葉にならない思いがこみ上げてくるのでした

数日後、刑務所に入った縁のもとに薫から巴の日記が送られます。

その日記には「あの人は私の幸せを奪った人。そしてもうひとつの幸せをくれた人。」

「あの人は、斬った人の数より大勢の人を守る。ここで決して死なせてはならない。私が必ず命に代えても守る。」と巴の複雑な思いと決意が記されていて、巴の気持ちを知った縁は牢の中で号泣するのでした。

その頃巴の墓参りに来た剣心は巴に、お礼とお詫びと別れを告げ薫の手を取って歩き出すのでした

『るろうに剣心 最終章 The Final』感想まとめ

映画『るろうに剣心 最終章 The Final』の感想をまとめました!

アクションシーンの緊迫感や迫力が凄まじく、息をのむような展開に終始目が離せませんでした!

仲間のために戦っていた剣心でしたが、逆に仲間が剣心のために戦うシーンにグッときて胸が熱くなりました!

かつて敵だったキャラクターがピンチに駆けつけ、共闘する展開にはいろいろな思いがこみ上げて胸が熱くなります!

まとめ

映画『るろうに剣心 最終章 The Final』のあらすじを、ネタバレあり(詳しく)とネタバレなし(簡単)で解説してきました!

最後の結末までご紹介してきましたが、主人公が過去と向き合い必死に償おうとする姿勢に心打たれる作品でしたね♪

何度も見たくなってしまう映画です!

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