『コクリコ坂から』が気持ち悪い理由!意味不明でつまらないとの声も?

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2011年に公開されたジブリ作品『コクリコ坂から』は、宮崎吾朗監督の第二作目となる作品で大きく話題となりました。そんな『コクリコ坂から』ですが、評判は大きく分かれ賛否両論の意見があったようです。

なかでも多かった意見が「気持ち悪い」や「つまらない」という意見が多くありました。なぜそういった意見があがったのでしょうか。今回は、

  • 『コクリコ坂から』が気持ち悪いし意味不明すぎ!理由は?
  • つまらないし面白くもない!

について考察していきたいと思います。

ネタバレを含みますのでご注意ください。

目次

『コクリコ坂から』が気持ち悪いし意味不明すぎ!理由は?

『コクリコ坂から』が気持ち悪いといわれる理由はいくつかありましたが、主に以下の理由があげられました。

兄弟の恋愛だから

一つ目の理由は、

兄弟間の恋愛が描かれているため、なかなか感情移入しにくい

という意見がありました。

作中では俊と海が兄弟という設定の中で、お互いに気持ちを伝えあうシーンも描かれています。結果的に俊と海に血の繋がりはありませんでしたが、兄弟という関係の中でもお互いを大切に思っているというシーンが描かれていたことが、気持ち悪いといわれる原因ではないかと思います。

また、兄弟間での恋愛なのにキュンキュンしてしまっている自分が嫌だという意見もありました。たしかに俊と海が告白し想いを伝え合うシーンは、なんだか子供の頃のような純粋な青春を見ている気分にもなりますよね!

伝えたいことがよく分からないから

二つ目の理由として、

説明不足な点がかなり多く、何を伝えたいのかが分からない

という意見がありました。

これはシーン別で出ていた意見なのですが、

  • なぜ海はメルと呼ばれているのか
  • コクリコ坂はどこにあるのか
  • 俊はなぜ池に飛び込んだのか

このようにどういう意図で描かれたのかが分からないままになっているシーンがいくつかあります。捉え方や受け取り方を視聴者側にゆだねる形になっていますが、視聴者側からすると描かれた行動にどんな意味があるのかが理解できないと、内容の理解も難しいですよね。

つまらないし面白くもない!

そして『コクリコ坂から』がつまらないといわれる理由は、

時代背景が理解しずらく、見終わった時にボヤっとした感じがある

まず、『コクリコ坂から』の時代背景は高度経済成長期である1963年が舞台となっています。戦争が終わった18年後が描かれているのですが、戦争からまだ遠くない時代の話が描かれているため、現代の子が理解をするのが難しいという意見がありました。

当時の時代を理解していない世代だとなかなか難しく感じる場合もあるようですね。個人的には作中に当時の時代の魅力が多く描かれていて、素敵だなと感じるシーンも多くありました。

『コクリコ坂から』に限らず作品を通して、昔の日本の文化や時代の様子を若い世代に伝えていくことは重要なことだと感じますし、知りたいと思う方が増えてくれると嬉しいなと思います。

『コクリコ坂から』
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まとめ

今回は「『コクリコ坂から』が気持ち悪い理由!意味不明でつまらないとの声も?」について考察してみました。結果として、

  • 兄弟間の恋愛が描かれているため気持ち悪い
  • 伝えたいことがはっきりしておらず、全体的にボヤっとしている
  • 時代背景を理解するのが難しい

という結果でした。

賛否両論の意見がありましたが、もちろん面白く大好きな作品という意見も多くありました。

さまざまな捉え方ができる作品ですので、考察も交えて「コクリコ坂から」を楽しんでみてはいかがでしょうか。

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