『コクリコ坂から』で海がメルと呼ばれる由来は?何語でどういう意味?

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スタジオジブリ作品『コクリコ坂から』のヒロイン「松崎海」はまわりの人たちから「メル」と呼ばれています。

海は日本人なのですが、どうして「メル」と呼ばれているのでしょうか?

「メル」は何語でどんな意味があるのでしょうか?

そこで今回は、

  • 『コクリコ坂から』のメルの名前の由来は?
  • メルは何語?

について考察していきます。ネタバレを含む可能性がありますのでご注意ください。

目次

『コクリコ坂から』のメルの名前の由来は?

まず、ヒロインであるメルについて説明していきます。

  • 氏名:松崎 海(まつざき うみ)
  • 年齢:16~17歳(港南学園高等学校2年生)
  • 家族:母・祖母・妹・弟(父は幼少期に逝去)
  • 自宅の下宿の切り盛りを行っている

メルはアメリカ留学中の母親に替わり家事の一切を取り仕切っており、年齢の割にとてもしっかりとしています。

3年生の風間 俊と顔見知りになり、カルチェラタンの存続運動にかかわるうちにお互い惹かれあっていきます。

しかし、2人には複雑な縁があり思いあう二人の前に大きな壁となって立ちはだかります。

メルと俊の青春恋愛ストーリーを中心に、戦争から立ち上がり活気づいていく日本の復興していく姿も楽しめる作品です。

メルと呼ばれるようになった由来は?

メルと呼ばれている由来は、海という名前が大きく関係しています。

そのことについては次項で詳しく説明していきますが、メルはいつからあだ名で呼ばれるようになったのでしょうか?

実は、一番最初に「メル」と呼んだのは松崎家に下宿している北斗さんだそうです。

北斗さんが海をメルと呼ぶようになった理由は公表されていませんが、一説にはメルの父親の職業が関係していると言われています。

メルの父親は船乗りでしたが、朝鮮戦争の際に機雷に触れて亡くなってしまいました。

メルは亡き父を偲び、毎朝庭に国際信号旗を掲げていました。

旗を掲げる理由は「ご安航を祈る」という意味をこめていました。

船乗りはフランス語を使用することが多いそうです。

北斗さんは、毎朝父を偲んで海を行く船に旗を掲げる海を見ているうちに「メル」と呼ぶようになったのではないでしょうか?

メルは何語?

「メル」とはフランス語で「海」を意味します。

松崎海という名前から、「メル」と呼ばれるようになったと考えます。

正式には「ラ・メール(la mer)」ですが、省略して「メル」になったようです。

メルのモデルはいるの?

あくまで噂ですが、吉永小百合さんではないかと言われています!

『コクリコ坂から』の監督は宮崎駿監督の息子・宮崎吾郎監督です。

この映画の舞台は1960年代になり、宮崎吾郎監督は自分の知らない時代の設定に苦労したそうです。

そんな時、プロデューサーの鈴木敏夫さんがアドバイスのために渡した資料が「日活青春映画」だったそうです。

その時代の青春映画のヒロインはほとんどが吉永小百合さんだったそうです。

資料を見ているうちに、メルに吉永小百合さんを投影させたのかもしれませんね。

たしかに凛とした佇まいのメルと吉永小百合さん、なんとなく似ている気がします。

あくまで一説ですので、参考程度になさってくださいね。

『コクリコ坂から』
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まとめ

今回は、「『コクリコ坂から』で海がメルと呼ばれる由来は?何語でどういう意味?」について考察してきました。

結論として、

  • 海がメルと呼ばれるようになったのはフランス語で海を意味する「ラ・メール」が由来となっている
  • 名付け親はメルの家に下宿している女医の北斗さんである
  • メルのモデルは吉永小百合さんという噂もあるが公式には発表されていない

ということがわかりました。

メルってとてもカワイイあだ名ですし、海の雰囲気にとても似あっていますよね。風間さんに「メル」と呼ばれる海がうらやましくなっちゃいます。

今回の考察をもとに『コクリコ坂から』をご覧になってみてはいかがでしょうか?

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