ゴーストプロトコルのあらすじをネタバレ完全ガイド!衝撃展開とシリーズ転機を徹底解説

ゴーストプロトコル あらすじ ネタバレ 衝撃展開

ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』は、トム・クルーズが主演する人気スパイアクションシリーズの第4作目です。

本作は、それまでの作品と一線を画す展開で、IMFという組織の支援を失った中でのミッションが描かれるという、シリーズのターニングポイントとも言える内容です。

イーサン・ハント率いるチームが直面するのは、核戦争の危機という世界的な脅威。それに立ち向かう彼らの姿からは、アクションだけでなく、人間関係や信頼といったドラマ要素も色濃く描かれています。

この映画の魅力は、なんといってもリアルさにこだわったアクションシーンと、世界を舞台にした壮大なロケーション。

特にトム・クルーズが自ら命綱をつけて実際にビルを登るシーンは、観る者の息を呑む迫力があります。

そして、それぞれのキャラクターが持つ背景や成長にも注目すべきでしょう。

物語が単なるスパイサスペンスの枠を超え、「組織に頼らないプロフェッショナルとしての誇り」や「仲間との絆」を描いた本作。

この記事では、その詳細なあらすじや注目すべきポイント、さらには今後のシリーズへの影響まで、ネタバレを交えながら徹底的に解説していきます!

この記事の監修者
つくつく

映画鑑賞は年間100本以上映画ブログ運営4年

中学生の頃に『スターウォーズ』に感動して以降、
映画の沼にハマり続けて20年。
結婚・出産後も年間100本は必ず鑑賞中。
Filmarksアカウントにも鑑賞レビューを掲載中。

目次

ゴーストプロトコルのあらすじを深掘り

クレムリン爆破とIMFの解体

イーサン・ハントは、モスクワの刑務所から脱出し、仲間と共にクレムリンに潜入する任務に挑みます。

しかし

作戦の最中にクレムリンが爆破され、IMFが犯行に関与したという嫌疑をかけられます。

これを受けてアメリカ政府は”ゴースト・プロトコル”を発動し、IMFの存在を否定。

イーサンたちは一切の支援を受けずに、単独で任務を遂行することになります。

ドバイ・ブルジュ・ハリーファでの名シーン

イーサンたちは、ドバイの超高層ビル「ブルジュ・ハリーファ」で敵との取引を阻止すべく作戦を決行します。

このシーンでは、

トム・クルーズが命綱なしでビルの外壁をよじ登るという驚異的なスタントを自ら行っています。

さらに、迫りくる砂嵐の中で繰り広げられるカーチェイスとスパイ同士の駆け引きも圧巻です。

ここでコバルトとの対決が一層激しさを増していきます。

インド・ムンバイでの最終決戦

物語のクライマックスはインド・ムンバイに移ります。

敵のアジトと思われていた衛星管制センターの正体が偽装された施設であることが判明し、緊迫した戦いが始まります。

巨大な立体駐車場を舞台に繰り広げられるチェイスは手に汗握る展開で、ついにEMP兵器による核戦争の危機に直面。

最後はイーサンの機転によって、核ミサイルの発射が寸前で阻止されます。

ブラントの過去とジュリアの秘密

物語のなかで、チームメンバーであるブラントがかつてイーサンの妻・ジュリアの護衛を務めていたという衝撃の過去が明らかになります。

ジュリアは死亡したとされていましたが、実はその死は偽装であり、彼女は現在も生きていることが判明します。

ブラントは自責の念に苦しみながらも、それを乗り越えてチームの一員として覚悟を決めていきます。

視聴者が知りたい3つの核心

1. なぜIMFは支援を打ち切られたのか?

クレムリン爆破の冤罪により、国際的な外交問題へと発展したことで、IMFは政治的な圧力の下、組織としての支援を打ち切られる事態に追い込まれました。

ゴースト・プロトコル」はこのような非常事態における隠密行動マニュアルであり、主人公たちは一切の後ろ盾を失った状態で危機に立ち向かうこととなります。

この極限状況こそが、イーサンの成長と決意を浮き彫りにする要素となっています。

2. コバルトの目的とは?

敵であるコバルト、本名カート・ヘンドリクスは、核戦争を引き起こすことで人類の進化を促そうとする過激思想の持ち主です。

倫理や命の重みを顧みず、理想のために大量破壊を辞さないその姿は、現代に通じる極端な思想の危険性を象徴しています。

彼の動機は一部の視聴者には分かりづらいと感じられるかもしれませんが、その非現実的かつ危険な理念は、リアルな社会問題と共鳴するものがあります。

3. ベンジーやブラントの役割進化

シリーズを通してサポート役だったベンジーは、本作で初めて現場の実働部隊として本格的に活躍します。

その成長はキャラクターに新たな深みを与えました。

また、ブラントは今後のシリーズにおいても重要な役割を果たす存在であり、本作での登場がシリーズの再構築に寄与しています。

さらに、

女性エージェントのジェーンも恋人の復讐を胸に抱えながら任務にあたる姿が描かれ、各キャラクターのドラマが物語をより豊かにしています。

本作ならではの魅力と技術的特徴

実写重視のアクション演出

本作の最大の特徴の一つが、CGを極力使わず実写で撮影されたアクションシーンです。

実際にスタントの95%以上がリアルな撮影によって行われており、トム・クルーズ自身が命懸けで挑んだビル登りや宙吊り、砂嵐の中のカーチェイスなどが観る者を圧倒します。

リアリティと緊迫感が融合した映像は、他のスパイ映画にはない迫力を生み出しています。

最新スパイガジェットの数々

本作では、未来感のあるスパイ道具が多数登場します。

例えば、顔認証システムを突破するための擬装カーテンや、ブルジュ・ハリーファの外壁を登るための吸盤グローブなどが印象的です。

これらのガジェットは実在する技術や開発中のプロトタイプに着想を得ており、テクノロジーの進化を感じさせると同時に、機器の故障や制限が任務に影響を与える現実味が緊張感を高めています。

世界を巡るロケーション撮影

物語の舞台はモスクワドバイムンバイプラハといった世界各国にまたがっており、それぞれの都市が物語に視覚的・感情的な奥行きを与えています。

中でも世界一高いビル「ブルジュ・ハリーファ」を大胆に活用したシーンは、観客の記憶に深く残る演出です。

単なるスパイ映画にとどまらず、旅映画としての楽しみ方もできる一作です。

個人的感想と注目ポイント

この作品を観て最も印象的だったのは、「シリーズ中、最もイーサンが人間らしい」と感じた点です。

特にブラントの抱える苦悩と、その罪を赦していくプロセスには深い人間ドラマがあり、胸を打たれました。

砂嵐の中で展開されるアクションシーンは、まさに映画館で体感するべき映像体験であり、圧倒的な没入感を与えてくれます。

また、チームが少しずつ信頼関係を築いていく過程も描かれており、「再出発」という言葉がぴったりの作品だと思います。

続編との関連性と影響

本作の成功は、続く『ローグ・ネイション』への橋渡しとして非常に重要な意味を持っています。

物語終盤で描かれるIMFの再建や、ブラントが長官へと昇進する展開は、次作以降の政治的な駆け引きや内部事情の描写につながっています。

また、IMFが単なるエリート集団ではなく、信頼と絆で結ばれた“家族的なチーム”として描かれていく流れは、本作から始まったといっても過言ではありません。

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まとめ:スパイ映画の転換点!

ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』は、ただのアクション映画ではありません。

スリルと緊張の中に“信頼とチーム”という人間的テーマが色濃く描かれています。

過去の孤独なヒーロー像を脱し、仲間との絆を武器にした新たなイーサン・ハントの物語を、あなたもぜひ再確認してみてください!

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