【ゴーストプロトコル】ロケ地完全ガイド!ドバイから世界へ広がる撮影舞台の魅力

ゴーストプロトコル ロケ地 ドバイ

ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』は、世界を舞台に繰り広げられるスパイアクションの真骨頂です。

トム・クルーズ演じるイーサン・ハントが命がけの任務に挑むこの第4作では、国際色豊かなロケーションが物語のスリルとリアリティを一層引き立てています。

特に、ドバイでの撮影シーンはシリーズを通しても屈指の名場面として語り継がれており、映画ファンにとってはまさに“聖地”とも呼べる存在です。

本記事では、『ゴースト・プロトコル』に登場する各地のロケ地を詳細に解説

物語の中でどのように活用されたのか、撮影の舞台裏にはどんなドラマがあったのか、そして実際に訪れる際の見どころまで、わかりやすく紹介していきます。

映画をより深く楽しみたい方、ロケ地巡りを計画中の方は必見です!

この記事の監修者
つくつく

映画鑑賞は年間100本以上映画ブログ運営4年

中学生の頃に『スターウォーズ』に感動して以降、
映画の沼にハマり続けて20年。
結婚・出産後も年間100本は必ず鑑賞中。
Filmarksアカウントにも鑑賞レビューを掲載中。

目次

世界を舞台にした『ゴースト・プロトコル』のロケ地一覧

本作の舞台は、世界各国にまたがる都市が選ばれ、それぞれが重要な任務の舞台となっています。

バンクーバー、プラハ、ムンバイ、ドバイといった都市が、ただの背景ではなく、ストーリーと密接に結びついた「演出装置」として機能しています。

バンクーバー:多彩な都市の代役となる万能ロケ地

Vancouver Film District
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実際の撮影では、バンクーバーが多くの都市の代用として使用されました。

映画序盤、クレムリンへの潜入とその後の爆破シーンは、実はロシアではなくカナダのバンクーバー市街地スタジオ内で撮影されています。

また、

立体駐車場での壮絶な格闘シーンや、インドの放送局に侵入するシーンもここで再現されています。

都市の持つ多様な建築様式とVFX技術の融合により、世界中のさまざまなロケーションが見事に表現されています。

プラハ:冒頭を飾る刑務所脱出の舞台

映画冒頭、イーサン・ハントが刑務所から脱走する印象的なシーンは、チェコ・プラハ近郊のミラダ・ボレスラフ刑務所で撮影されました。

このリアルな監獄の雰囲気は、シリーズ冒頭の緊張感を一気に高め、観客を物語の世界へと引き込みます。

また、

プラハ市内の地下施設を利用して、モスクワの下水道シーンや地下トンネルでの逃走劇も撮影され、都市の地下空間が巧みに活用されています。

ムンバイ:インドの熱気を感じさせる演出

作中では、ムンバイがインドの舞台として登場しますが、実際の主要シーンはドバイやバンクーバーで撮影されており、背景素材のみ現地で収録されました。

たとえば、ムンバイのメディア王が主催するゴージャスなパーティーや、ビル内部でのスパイ活動などは、ジュメイラ ザビール サライ ホテルの内部やセットで再現されています。

とはいえ、現地の映像が加わることで、その熱気と混沌とした都市感がリアルに伝わってきます。

ドバイロケの魅力を徹底解説!

世界一の超高層ビル:ブルジュ・ハリファ

Burj Khalifa
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映画最大のクライマックスとも言えるのが、ドバイにある世界一高い超高層ビル「ブルジュ・ハリファ」での決死のミッション。

敵との情報取引が行われるホテルの一室に潜入するため、イーサン・ハントがビルの外壁をよじ登るシーンは、まさにシリーズ屈指の名場面です。

124階の展望台からワイヤー1本で吊り下がり、窓から窓へと飛び移るトム・クルーズの姿に、世界中が驚愕しました。

このシーンはCGではなく、実際にトム・クルーズがスタントを行ったことで話題に。

撮影は数日間にわたり、ビル内の特定フロアは貸切状態となり、観光客もその姿を遠くから見守っていたと言われています。

ジュメイラ ザビール サライ ホテル:豪華な社交場の象徴

Jumeirah Zabeel Saray Hotel
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ムンバイの富豪ブリッジ・ナスが主催するパーティー会場として登場するのが、このドバイの高級ホテル。

美しいモザイク模様の柱や広々としたエントランス重厚なシャンデリアなど、映画でのきらびやかな演出そのままに体感できます。

室内のシーンは一部セットで撮影されていますが、エントランスやラウンジのショットは実際のロケーションが活用されました。

ドバイ市街地と砂漠:都市と自然の融合

Dubai Desert
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ドバイの高層ビル群や砂漠地帯は、映画後半でカーチェイスが繰り広げられる舞台となります。

とりわけ、砂漠の真ん中でのカーチェイスや、衛星電話を使った交信シーンなどは、ドバイ郊外の砂漠で撮影され、未来都市と自然が混在するユニークな風景が画面に広がります。

撮影秘話と現地協力体制

ドバイでの撮影は、2010年の秋から冬にかけて行われました。

気温差の激しい中、長時間に及ぶ高所スタントやナイトシーンの撮影が続き、トム・クルーズは「笑顔を封印して集中していた」と語っています。

ドバイ政府から特別許可が下りたこともあり、観光地での大規模撮影が実現しました。

まさに映画と都市が一体となったプロジェクトだったと言えるでしょう。

ドバイロケ地巡礼ガイド

映画の世界を実際に体感したい方にとって、ドバイはまさに理想的な“聖地”です。

観光としても非常に充実しており、映画の世界に没入できます。

ブルジュ・ハリファの展望台「アット・ザ・トップ」からは、映画での視点と同じ場所から街を見下ろすことが可能。

また、

ジュメイラ ザビール サライ ホテルに宿泊すれば、イーサン・ハントが歩いたあのエントランスを自分の足で辿ることもできるのです。

さらに、ドバイ市内観光や砂漠サファリツアーでは、撮影に使われた風景を実際に訪れることができ、映画を見た後の旅としても最適です。

映画ロケ地マップと主要撮影スポット一覧

最後に、主要ロケ地を表で一覧にまとめました!

スクロールできます
ロケ地使用されたシーンの概要
ドバイ(UAE)ブルジュ・ハリファ:イーサンが外壁を登るシーン。
ジュメイラ ザビール サライ ホテル:ムンバイの豪邸パーティー。
砂漠地帯:カーチェイスおよび追跡シーン。
バンクーバー(カナダ)クレムリンの内部爆破シーン(セット)。
立体駐車場での格闘シーン
ムンバイのテレビ局潜入シーンの再現
プラハ(チェコ)刑務所脱出シーン(ミラダ・ボレスラフ刑務所)。
下水道を通じた逃走シーン
ブダペスト(ハンガリー)映画冒頭の追跡劇と駅での銃撃戦(ブダペスト東駅)。
モスクワ(ロシア)爆破の舞台となるクレムリン(物語設定上、実際のロケは他都市)。
ムンバイ(インド)背景素材に現地の風景を使用。主要シーンは他都市で撮影。

各都市が物語にどのように貢献しているかが一目でわかりますね♪

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まとめ:ロケ地こそが『ゴースト・プロトコル』の主人公!

『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』は、撮影地そのものがキャラクターとして映画を支えています。

中でもドバイのブルジュ・ハリファは、作品の象徴とも言える存在です。

映画を観るだけでなく、実際にその地を訪れることで、さらなる感動が待っています!

映画ファン、建築好き、旅行者にとってたまらない体験になること間違いなしです。

今後も最新作のロケ地を追いながら、映画と現実をつなぐ旅を続けていきましょう!

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