『ミッションインポッシブル3』で、上海のビルをイーサンが飛び移るシーンは、多くの人を魅了したのではないでしょうか。イーサンがまるで振り子のように飛び移る様は緊張感がありますよね!また、襲撃に遭ったり、中国の歴史感じる古い街並みを駆け抜けるなど、今回も迫力や勢いのあるシーンも多いです。
今回は、
- ミッションインポッシブル3に登場する上海のビルはどこにあるの?
- ミッションインポッシブル3のロケ地はどこ?
ということで、ミッションインポッシブル3で使用されたロケ地について調べてみました。ミッションインポッシブル3のネタバレ要素はないので、見ていない方も安心してくださいね。
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ミッションインポッシブル3に登場した上海のビルはどこ?
ミッションインポッシブル3の中でも一番の見どころは、イーサンが高層ビルを飛び移るシーン。このシーンで登場する高層ビルは、
中国銀行上海ビル
です。2000年に竣工されたビルで、地下3階地上53階からなる建物です。
どんな場所?
ミッションインポッシブル3を予備知識なく初めて見たら上海出てきて、会社の近くとか映ってて色々楽しかった🎥🎞
— おかぽん (@hiro735) June 28, 2022
トム・クルーズがビルからビルに飛び移ったのココかな?↓ pic.twitter.com/bXN6Arh62C
ミッションインポッシブル3に登場する中国銀行上海ビル周辺は、上海の金融街です。未来的な高層ビルが立ち並ぶ上海らしさを感じるスポットでもあります。
また、中国銀行上海ビル近くには、東方明珠電視塔もあります。東方明珠電視塔は、アジア1位とも言われるテレビ塔です。東方明珠電視塔からは中国銀行上海ビルも間近に見えるので、イーサンの気分が味わえるかもしれませんね!
ワイヤーシーンは本当にビルで撮影したの?
ミッションインポッシブル3で登場するワイヤーを使ったシーンは、
実際に中国銀行上海ビルでは行っていません。
撮影スタジオの屋上に、実際のビルを再現し撮影されました。中国銀行上海ビルは50階以上。再現したビルは同じ高さではありませんが、それでも高さのある屋上から撮影しているので、緊迫感のあるシーンに仕上がっているのでしょう。
ミッションインポッシブル3のロケ地まとめ
ミッションインポッシブル3の舞台は、
アメリカ、イタリア、ドイツ、中国の4か国。
しかし、撮影で利用された場所は3か国です。ロケ地で使用された場所をまとめましたので、詳しく見ていきましょう。
イタリア
ナポリからバスに乗って、
— RUMI @一時帰国中。メシがうますぎる!!! (@rumiarashi) October 14, 2019
世界遺産のカゼルタ宮殿に来ました。
スターウォーズ1や
ミッションインポッシブル3
天使と悪魔
などに登場する宮殿。
(一部バチカンとして登場するものもあるらしい)
なんと言っても、素晴らしいのよ!
びっくりよ! pic.twitter.com/tsqc3r6VXo
武器商人のデイヴィアンと取引売るためにバチカンに潜入したイーサン。ワイヤーを使って建物の壁を上るシーンはまるでスパイダーマンかルパン三世のようです。
このシーンに登場するバチカン市国は、実はイタリア・カンパニア州にあるカゼルタ宮殿です。この宮殿は『スターウォーズエピソード2』や『天使と悪魔』などの撮影地としても有名です。
アメリカ
フォンタナ製鉄所
イーサンが教え子のリンジーを救出に行くシーンがあります。そこで登場するドイツの廃工場。この廃工場でのシーンはドイツではなく、アメリカ・カリフォルニア州フォンタナにあるカリフォルニア・スチール・インダストリーズのフォンタナ製鉄所で撮影されました。
チェサピーク・ベイ・ブリッジ・トンネル
デイヴィアンを移送する中、爆撃を受けたシーンで登場する橋は、アメリカ・メリーランド州にあるチェサピーク・ベイ・ブリッジ・トンネルです。その長さは28.3km。橋とトンネルからなり、世界でも珍しいスポットのひとつです。
中国
ミニ旅行
— ラム、海外起業 I LOVE ME メソッド提唱者 (@Rumshanghai) October 17, 2020
上海近郊の街にタイムトリップ
ミッションインポッシブル3で、ロケに使われた街。幅80センチの路地もある古い街並みと、生バンドの店。日常から少し時間と場所を離れてみる。 pic.twitter.com/XLem2H5Vap
ミッションインポッシブル3の後半、イーサンが古い街並みを駆け抜けるシーンがあります。ノスタルジックな雰囲気のこの街並みは、上海から車で一時間ほどの場所にある西塘という場所です。日本読みでは「せいとう」、中国読みでは「シータン」です。
浙江省嘉興市嘉善県にあるひっそりとした小さな町。上海の4大水郷古鎮の1つで、明・清時代の文化を残す歴史ある場所です。
ミッションインポッシブル3のロケ地にまつわるトリビア
4日間貸切にした
ミッションインポッシブル3のロケ地、浙江省・西塘に来ました。
— 栗本唯@北浜で働く不動産会社社長 (@tkurimot) May 4, 2024
このあたりをトムクルーズが走ってたようです。 pic.twitter.com/hg5D2YlVDw
西塘での撮影は、なんと一般観光客をシャットアウトし、4日間貸切状態で行われました。撮影は2005年の11月24日から28日。
貸切するために、
1億人民元(約15億5,600万円)
の費用がかかったそうです。西塘は、比較的観光客が少ない観光地だったから可能だったのでしょう。
エキストラに支払われた額は日当80人民元(1,250円)。1日がかりの撮影で千円程度はかなり低い額に思えますね。でも、トム・クルーズと同じ画面に映る可能性があるなら、一生の記念かもしれません。
本当は東京がロケ地だった?
実は西塘での撮影は、当初、東京で検討されていたようです。東京での撮影には様々な規制があるため、ロケ地を変更したという話があります。もしも、東京でミッションインポッシブル3の撮影が行われていたら、どんなストーリーになっていたのでしょうか。
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まとめ
ミッションインポッシブル3で登場する上海のビルは、中国銀行上海ビルが使用されていると分かりました。高さ258mもある高層ビルでのワイヤーシーンは、実際のビルをもとにスタジオで撮影されたものでした。だからこそ、リアルな緊張感のあるシーンになったのでしょうね。
また、ミッションインポッシブル3でのロケ地は、アメリカ、イタリア、ドイツ、中国。ドイツの廃工場はアメリカでの撮影ということも分かりました。
ロケ地の中で、古い街並みを残す西塘は今でも観光名所として有名なスポットです。中国銀行上海ビルと合わせて実際に訪れて、映画の世界観に浸ってみたいですね。