コーダ あいのうたのあらすじをネタバレ解説!最後の結末と感想がヤバい!

映画『コーダ あいのうた』のあらすじをネタバレありで徹底解説しますよ!

感動的な物語と素晴らしい音楽が魅力の本作は、何度観ても楽しめます。

今回は、最後の結末まで、感想も一緒にわかりやすくしっかり解説しますよ~♪

目次

映画『コーダ あいのうた』作品情報

『コーダ あいのうた』基本情報

『コーダ あいのうた』の基本情報を押さえていきましょう。

  • 作品名:コーダ あいのうた
  • 公開日:2022年1月21日(日本)
  • 上映時間:111分
  • 監督:シアン・ヘダー
  • 脚本:シアン・ヘダー
  • キャスト:エミリア・ジョーンズ、エウヘニオ・デルベス、
         トロイ・コッツァー、フェルディア・ウォルシュ=ピーロ、ほか

『コーダ あいのうた』は、2021年に公開されたアメリカ合衆国・フランス・カナダのコメディドラマ映画です。

監督・脚本はシアン・ヘダーが務めました。この作品は、聴覚障害の両親を持つティーンエイジャーの少女であるコーダを描いています。

『コーダ あいのうた』のあらすじ(簡単に・ネタバレなし)


マサチューセッツ州の海辺の町に住む少女は、耳が聞こえない両親と兄の日常生活のサポートをしていました。

彼女は新しい学期が始まる高校で合唱クラブに入部します。

そこで顧問の先生に彼女の歌唱の才能が見出され、初めて夢を持つようになりました。

『コーダ あいのうた』のあらすじ内容を詳しくネタバレ解説!

絆の深いロッシ家

海の漁船から昇る朝陽の中、少女の力強い歌声が響き渡り、父と兄が慣れた手つきで魚を引き上げる中、その歌声の主はルビーという名の娘です。

マサチューセッツ州の港町に住むロッシ家は、楽天的な父フランク、美しい母ジャッキー、遊び好きな兄レオ、そして音楽を愛する女子高生のルビーという4人家族です。

ルビーは家族の中で唯一の健聴者で、いつも家族の耳として、漁師の仕事や日常生活のサポートを一手に引き受けていました。

たとえ周囲から無理解な態度を受けることがあっても、ロッシ家族は決して屈しませんでした。

彼らは自分たちの意見を言い、身振り手振りでコミュニケーションをとる時間を大切にしていて、その家族の絆は、どんな家族よりも活気にあふれています。

ルビーとマイルズの歌

新学期が始まり、ルビーは恋心を寄せるマイルズがいることもあり、コーラス部への入部を決意します。

顧問のV先生は少々変わり者ではありますが、情熱的な教師でした。

初めて人前で歌うことに恐怖を感じ、逃げ出してしまうルビー。聴覚障がい者の環境で育ったため、「言葉がおかしい」という経験から、人との交流が苦手でした。

そんなルビーにV先生は、「上手下手ではなく、声を通じて何を伝えるかが大切だ」と教え、徐々にルビーは自由に歌えるようになっていきます。

ルビーの歌唱の才能に気づいたV先生は、発表会のためにルビーとマイルズにデュエットを組ませることを提案します。

そして、マイルズには彼が夢見るボストンのバークリー音楽大学へ進学することを勧めるのです。

2人の練習はややぎこちなさがありますが、声の相性は抜群で、マイルズはお互いに支え合って生活しているルビーの家族に羨望の念を抱くこともありました。

家族と音楽の間で揺れ動くルビーの選択

政府の介入により漁港では魚の価格が低下し、漁師たちの不満は頂点に達していました。

ルビーの父フランクと兄レオは、ルビーに手話で通訳してもらいながら必死に訴えました。

ロッシ家は、新たな漁師の協同組合を立ち上げて自ら魚を売りさばくことにして、地元の人々も協力してくれました。

仕事が忙しくなるにつれ、ルビーの負担も増えていきましたが、ルビーはV先生から歌のレッスンを受けながら、家族の手伝いもしていました。

しかし、忙しさからレッスンに遅れてしまうこともしばしばあり、V先生もその環境に苛立ちを感じていました。

ある日、テレビ局が組合の取材にやってくることになり、母親はルビーに通訳を頼もうと考えましたが、その時間は歌のレッスンと重なってしまいます。

ルビーは事前に知らされていなかったことに怒りを感じましたが、家族のために取材に応じることにしました。

ただ、このままでは大学進学は難しくなってしまい、ルビー自身もこれまで家族から離れて行動したことはありませんでした。

ルビーの進む道と家族の絆に揺れる決断

ルビーは家族に自分が音楽の道に進みたいことを告白しますが、家族はルビーの歌声を聴くことができないため、彼女の才能を判断するすべがありません。

ルビーの望む道を応援したいと思う一方、母親のジャッキーはこの重要な時期に頼りにしているルビーが去ってしまうことに反対します。

複雑な思いを抱えたまま、翌日の朝、ルビーは漁を休んでマイルズと特別な時間を過ごします。

父親のフランクと兄のレオはルビーのいない状態で漁に出ますが、不運にもその日は政府の監視員が船に同乗することになっていて、もし不正行為が発覚すれば漁業資格を失ってしまいます。

事態は最悪の展開に向かい、漁の最中に陸からの無線に気づかない親子に不審を抱いた監視員が海上警察に通報します。

今後も漁を続けるためには、健聴者を船に乗せることと反則金の支払いが求められ、この出来事をきっかけに、ルビーは「やはり自分が残らなければ」と進学を諦める決断をするのでした。

家族の愛と歌声が交差するコンサート

ルビーは家族のそばに留まることを選びますが、兄のレオはルビーの選択に怒り、「家族のために犠牲になることはおかしい」と言います。

母のジャッキーは、合唱部のコンサートに向けてルビーに赤いドレスをプレゼントし、ルビーは母に自分が唯一耳が聞こえる子供として生まれたことについての思いを尋ねます。

ジャッキーは「理解し合えないかもしれない」と正直に答え、彼女は耳が聞こえない母親を持つルビーを心配していたのです。

それでも、強く勇敢な子供として成長してくれたルビーをジャッキーは抱きしめます。

コンサート当日、ロッシ家族は一緒に会場に向かい、舞台にはルビーの姿があり、ルビーの歌声は聞こえませんが、観客の反応から楽しい雰囲気が伝わってきます。

ルビーとマイルズのデュエットが始まり、美しい歌声が広がり、涙を流す人々もいます。

歌が終わると観客は一斉に立ち上がり、大きな拍手の音が耳の聞こえない家族にも届きます。

『コーダ あいのうた』の最後と結末

父の願いと試練の舞台

その夜、父フランクはルビーに自分のために歌ってほしいと頼み、ルビーは父のために歌います。

彼女の歌声を感じるために、父は手を喉に当てます。

翌日、バークリー音大の入試がありましたが、ルビーは最初は受けるつもりはありませんでした。

早朝、父に起こされたルビーはバークリー音大に向かうと言われ、そこには母と兄も一緒です。

試験会場に着くと家族は入場できないと言われ、ルビーは一人で試験に臨みます。

ルビーの輝く旅立ち

音楽経験が浅い彼女に対し、審査員たちは冷たい態度を取ります。

彼女は「青春の光と影」という曲を選びましたが、楽譜を持っていなかったため、ルビーはアカペラで歌うことになります。

すると、そこにV先生が現れ伴奏を務め、ルビーは声に不安を感じますが、V先生は故意に間違えるふりをして、やり直すように促します。

緊張が解け、ルビーは自由な気持ちで歌い始めたその時、会場の2階席に家族がこっそり現れます。

ルビーはそれを見つけ、手話で歌詞を表現し家族のために歌い、その表現力は審査員たちも感心し、心に響くものでした。

その後、ルビーは見事に大学に合格し、旅立ちの日がやってきました。

家族は笑顔で彼女を見送り、言葉は必要なく抱き合えば気持ちは伝わるのです。

『コーダ あいのうた』感想まとめ

映画『コーダ あいのうた』の感想をまとめました!

家族愛に心打たれ、涙が止まりませんでした!
笑いあり、涙ありの素敵な映画です!

街並みも雰囲気もドンピシャな感じで観入ってしまった!
終盤のシーンは畳み掛けるように心に響いた!

色々な理由で抑えてきた気持ちを出す時って、不思議と涙が溢れちゃうときの涙だった気がする!
とにかくなんかわかんないけどすごい泣けた!

『コーダあいのうた』
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▼つまらない?『コーダあいのうた』の評価が低い理由を考察

▼その後どうなる⁉ルビーなど登場人物のその後を考察


▼深い!オーディションの曲の意味を考察したら泣ける!

▼シーン別!『コーダあいのうた』の挿入歌・曲まとめ

まとめ

映画『コーダ あいのうた』のあらすじを、ネタバレあり(詳しく)とネタバレなし(簡単)で解説してきました!

最後の結末までご紹介してきましたが、聴覚障がいを持つ主人公の視点から音楽と家族の物語を描き、感動と共感を呼ぶ感性豊かな作品でしたね♪

何度も見たくなってしまう映画です!

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