リメンバー・ミーのデラクルスのその後!家族や最後の死因について考察

ピクサーの映画『リメンバー・ミー』で、悪役のデラクルスはその後どうなったのかについて考察します。特に、

  • デラクルスに家族はいたのか?
  • デラクルスの最後の死因は何なのか?

について、調べてみました。

最後の「忘れてやる」という言葉についても、考察していますよ♪早速確認しましょう!

目次

デラクルスのその後は「忘れてやる」?

【おさらい】デラクルスの最後のシーン

デラクルスのその後を確認するためには、最後・結末のシーンについて振り返っておく必要があります。そもそも、デラクルスは、伝説的で超有名なミュージシャンでしたが、

  • 実は、ミゲルのひいひいおじいさんのヘクターとデュオ
  • 家族のもとに帰ろうとしたヘクターを毒殺
  • ヘクターが作った音楽を自分のものとして発表(盗作)

という、悪行を重ねてきたことが判明しました。

世間にバレることを恐れたデラクルスはミゲルを崖から突き落とすという、さらなる悪行を重ね、一部始終をビデオで見ていたコンサート会場の観客も、デラクルスに大バッシングでしたね。

そして、ミゲルのひいひいおばあさん、イメルダのアレブリへであるペピータによって、デラクルスは空中で放り投げられ、運悪く鐘に衝突、そのまま落下して、鐘の下敷きになったのでした。

以上が、デラクルスの最後のシーンですね。

死者の国でのその後

デラクルスが死者の国でその後どうなったのか、考察してみます。考察というより、ほとんど想像ですが、まずデラクルスは死者の国の人たちに自分の悪行がバレてしまいました。

会場にいる人たちだけが知っていますが、そういった悪い噂は一気に広まるものです。死者の国でも大スターとしてもてはやされてきたデラクルスは、はじめて世間から敵意を向けられたことでしょう。

これまで通り、死者の日のコンサートやパーティーなんかは開くことがきっとできないでしょうね。

みすぼらしく人々から指をさされながら生活していく

のではないでしょうか。

そう、ちょうど、ヘクターが家族から忘れ去られた人達同士で集まっていた場所のような、狭い路地で、ひっそり暮らしていくのかもしれませんね。

生者の国でのその後

デラクルスは生者の国ではどうなったのか、映画の最後に描かれていましたね。例えば、

  • デラクルスの大きなお墓は閉鎖
  • デラクルスの物とされていたギターは
    ヘクターの元(ミゲルの実家)へ返還
  • デラクルスの銅像には「Forget you」=「忘れてやる」
    の看板

ということでした。

つまり、デラクルスの悪行は、ミゲルを通して、生者の国にも広まったのでしょう。本当に讃えるべきはデラクルスではなくヘクターであり、これまでデラクルスに騙され続けてきたと気づいた人々は、デラクルスに「忘れてやる!」と言うわけです。

デラクルスの評判はすっかり地に落ちてしまった

のですね。今後は、死者の日にデラクルスの写真を祭壇に飾る人も減るでしょう。

「忘れてやる」の意図

「忘れてやる」の言葉の意図は、

デラクルスのことを忘れて、2度目の死を迎えろ

という、人々のデラクルスに対する想いだと思います。

つまり、生者の国の人々から忘れ去られて、死者の国で完全に消える、ということを願っているという意味ですね。しかし、生者の国の人たちが、この「2度目の死」という死者の国のルールについて知っている、というのは少し無理があるかもしれませんが…。

デラクルスとヘクターの真実をミゲルが世間に伝えたときに、死者の国についても詳細を話したのかもしれませんね♪

デラクルスに家族はいた?

家族はいるのか?

デラクルスは、ミゲルが自分が「孫の孫だ」と言ったときに、特に疑うことなく、すんなりとミゲルを孫として迎え入れました。デラクルスに家族がいた、ということでしょうか…?

仮に、デラクルスに家族がいたとすると、その家族はきっとデラクルスのことを誇りに思って毎年の死者の日に祭壇にデラクルスの写真を飾ったでしょうし、デラクルス自身も家族に会いにいったと思われます。

しかし、デラクルスは毎年、死者の日に死者の国でコンサートを開いたりパーティーをしているくらいですから、

家族はいない

と推測するのが自然だと思われます。

仮に家族がいたとしても、家族のことを気にかけることはデラクルスにとって大切なことではないですよね。ちょうど、デラクルスとヘクターが対照的に描かれていたように、デラクルスは家族を大切にするタイプの人ではないのです。

なぜミゲルを家族として受け入れた?

ではなぜ、デラクルスがミゲルから家族だと言われて受け入れたのかというと、おそらく

これまで関係を持った女性が子どもを産んで
孫の孫ができたのだ

と考えたと思われます。

ディズニーっぽくない設定ですが、デラクルスのこれまでの悪行から察するに、生前は、家庭を持つという概念はなく、スタートして日々楽しく暮らしていたはずです。スターには女性が多く寄ってきたはず。その中で、自分の子孫がいたとしても、変じゃないと思ったのでしょうね…。

デラクルスの最後の死因は何?

デラクルスの死因は、大きな鐘の下敷きになった、ことでした。そして、本作の終盤でも、デラクルスが大きな鐘の下敷きになっていますね。

奇しくも、生きていた時の亡くなり方と同じ終わり方をしています。しかし、死者の国でデラクルスが死んだのかというと、そうではありません。先ほども確認したように、死者の国では全員死んでいるわけですから、普通の死に方では死なないわけです。

例えば、ヘクターが高いところからジャンプした時に全身の骨がバラバラになっていましたが、それでもまた元通りになっています。物理的な接触で圧死するというのは考えにくいです。

死者の国での「死」は、「生きている人から忘れられる」ことにより、死者の国から消滅することでしたね。

よって、デラクルスは死者の国で鐘の下敷きになっても問題なく無事なはずです。

まとめ

ピクサーの感動的な映画『リメンバー・ミー』に登場する悪役、デラクルスのその後について考察してきました。結論としては、

  • デラクルスは死者の国ではひっそりと生きて
    生者の国では忘れられようとする
  • 家族がいるとは考えにくい
  • デラクルスは最後死んでいない

ということがわかりましたね。考察は人それぞれ考え方が異なりますので、これが正解とは限りません。

感動する作品だからこそ、何度も観たいですね♪

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