トム・クルーズの代名詞ともいえるミッションインポッシブルシリーズですが、シリーズ内でもミッションインポッシブル2だけ異端だとささやかれている様です。
人気テレビドラマ『スパイ大作戦』の映画化のシリーズ2弾目なのでもちろん大人気なのですが、気になるところがあったはずです。
実際に、鑑賞後『面白くない…』『つまらない…』と思って調べてこちらの記事にたどり着いたのではないでしょうか。
ミッションインポッシブル2が面白くない、つまらないと言われる理由を3選でご紹介していきますので早速見ていきましょう!
※この記事には『ミッションインポッシブル2』のネタバレを含みますので、未鑑賞の方はお気をつけください。
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結婚・出産後も年間100本は必ず鑑賞中。
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ミッションインポッシブル2が面白くない理由
①アクション映画に特化している
ミッションインポッシブル2見てるけど、1ほど面白くないな…
— こんにゃく (@shirley7_8) July 21, 2022
スパイ映画の要素がかなり薄くなり、アクション映画になってテイストが変わりすぎた!
1作目のブライアン・デ・パルマ監督よりバトンタッチされ、ジョン・ウー監督を迎えて制作した、ミッションインポッシブル2ですが、アクション映画化した印象を受ける仕上がりになってるかと思います。
【①-1】過酷すぎるバカンス、フリークライミング
広大な岩山が広がる大自然の中、主人公イーサン・ハントは美しすぎる肉体に鞭打って、バカンス中にフリークライミング(ロッククライミング)を楽しんでいます。
見ているこちらが手に汗握るような岩壁を登り、見渡す限りの壮大な絶景に『何のアピールだろうか…』と個人的には、正直思ってしまいました。
1作目では変装が武器で、多様な人に変身する事を得意としていたのに、ここで突然の肉体的なアピール!?と思わずつっこんでしまったのは筆者だけではないはずです。
イーサン・ハント演じるトム・クルーズがスタントなしで挑むアクション作品として、世に広まっていく重要な場面ではあるのです。
【①-2】突然届く指令→派手な爆発
フリークライミングで岩壁を登り切ったタイミングで、突如ヘリコプターが表れバズーカ砲を放ちました!
IMFからの新たな指令です。筒状の物が飛んできて、その中に入っていたサングラスをかけると映像と音声で内容が開始される仕組みです。
その後、スパイ大作戦からの僅かな名残の『例により敵に捕らえられ殺されても当局は関与しない、メッセージは5秒後に消滅します』のセリフ後、投げたサングラスは大爆発!
オープニングに繋がるからといっても派手だなぁという印象でした。
【①-3】ラストへ向けてバイクバトル!銃撃戦!
映画の終盤は、イーサンがバイクを乗り回し、銃撃戦を繰り返し、数々の車を爆破しながら駆け回ります。
この頃にはバイク・車のエンジン音、爆発音、銃声が鳴り響く状況でお腹いっぱい…な状態です。
本当に何でも一人でやれてしまうバイタリティーの持ち主です。
ただ、こんなに派手に戦ってきたのに、最後は素手で殴り合うという、タフガイ同士の戦いが始まるのでした。
大切なナイアの命の時間が少ししか残されていないのに!早く!と思わず手に汗握りました。
ミッションインポッシブル2が面白くない理由
②監督の色が強い
ミッションインポッシブル2は、良くも悪くもジョン・ウー監督節が炸裂しています!
ミッションインポッシブル2制作の段階で、トム・クルーズと打ち合わせて作っていっているので必ずしも監督が悪いというわけではありませんが、少なからずスパイ大作戦の面影を追い求めるタイプのファンにとってはびっくり演出が続いた印象です。
ドラマ的な要素やリアリティなどは二の次で、派手なアクションとかっこいいトム・クルーズを魅せる事に割り切って作品を作り上げている様に感じました。
観た!
— むムスカ (@muskajp) July 29, 2023
ここまでつまらないのに、むしろよく3を作れたよね。時代かな?
トムくんのプロモーションビデオじゃん。確かにトムくんは果てしなくかっこいいけども。#ミッションインポッシブル2 pic.twitter.com/shL5lApUAr
【②-1】スローモーション
印象付けるため、雰囲気を出す演出なのかなと思いますが、とにかくスローモーションになる事が多いです。
サングラスが飛ぶとき、ナイアと出会う時、イーサンとナイアのカーチェイス、等々…気になり出したらそこばかりチェックしてしまう程多かったです。
【②-2】くるくるよく回る
ミッションインポッシブル2のイーサン・ハントはよく回ります。
回転しながら動き、車でもバイクでも、銃撃戦の最中でも、くるくるくるくるくるくる…よく回っていました。
カッコつけている動きになるのか、『???』と思いながら見ていましたが、どこのシーンでもよく回るので是非チェックいただきたいです。
【②-3】飛び出す鳩
ジョン・ウー監督は鳩を多様することが有名です。
今作でも惜しみなく、突然の鳩が飛び出します。
群れでいるかと思えば、単独で飛び出したり、『ホロッホー』と声が鳴り響いている場面では面白く感じてしまいました。
ジョン・ウー監督の作品のファンからすると、とても好評なので、好みの問題ではあります!
ミッションインポッシブル2が面白くない理由
③ツッコミどころが多い
#ミッションインポッシブル 2
— みぃこ (@mi_loveactually) August 12, 2023
トムは長髪がよく似合うお色気ムンムンでの登場。1作目は人間不信になったが、2作目は愛を信じるトムです。待ってろー、俺が助ける‼️
元カレと今カレの一騎討ちだ。そうじゃない、私の求めてるのは( ˘• ₃ • ) 次いってみよー。 pic.twitter.com/m61EWSyLNx
ストーリー展開が突然で、尚且つツッコミどころが多い!
スパイ映画というよりは、アクション・ラブロマンス色が強い作品となっている、ミッションインポッシブル2ですが、話の展開にツッコミどころが多い点が目立ちました。
【③-1】サングラスでの指示は…
①-2でも記述している、指令の為のサングラスがありますが、
バズーカ砲まで準備して届けて爆発させたのに、IMFの上司スワンベックにしっかりと話を聞きに行っていました。
【③-2】ナイアは一般人
今回の作戦に必要という理由で、IMFが一般人であるナイアを起用する事に驚きました!
女泥棒をやっているとはいえ、大切なデータを盗みそっと戻すはずがミスをして気付かれてしまうし、人込みに紛れて密会しているはずのイーサンと向き合って話したりと自由な活躍っぷりでした。
元カノだからって理由で危ないことに巻き込まないであげてほしい…。
IMFの女性エージェントの仕事なのでは…!?とモヤモヤしてしまいました。
【③-3】バレバレの作戦
ミッションインポッシブル2では、殺人ウイルス・キメラウイルスと治療薬のベレロフォンの回収が目的として話が進みます。
イーサンがベレロフォンを盗みに入る際の作戦がバレバレなのです。
元々イーサンの影武者的な動きをしていたアンブローズなので、イーサンの考え方が手に取る様に分かるのです。
正面からではなくあえて難しいところから入ってくる!と見事に読まれていました。
この事に十分驚きですが、アンブローズはこれだけ分かっているの裏をかいて迎え撃つような作戦は立てないのです。
両方ともにツッコミたくなる場面でした。
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まとめ
ミッションインポッシブル2が面白くない理由3選!つまらないのはなぜ?ということで解説しました。
- スパイ映画ではなく、アクション映画として作られている
- 監督の色が強い
- ストーリーにツッコミどころが多い
共感いただけるポイントはあったでしょうか。
スパイ大作戦の面影を追って作品を鑑賞すると、モヤモヤするかもしれませんが、
全くの別物のアクション映画として捉えてみると少し違った感想になるかもしれませんね。