ジブリアニメの「耳をすませば」は、キュンキュンする甘酸っぱさを感じる青春ストーリー。ファンも多い作品です。一方、実写版では、大人になった雫と聖司の姿が描かれており、実写版とアニメ版では違いがかなりあるようです。
- 「耳をすませば」の実写版とアニメ版の違いはどこ?
- 「耳をすませば」実写版は何歳になっているの?
- 「耳をすませば」実写版は何年後の世界が舞台なの?
など、アニメ版「耳をすませば」ファンも気になる実写版とアニメ版の違いについて、詳しく調べて7つにまとめました!
実写およびアニメの『耳をすませば』のネタバレも含まれますのでご注意ください。
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『耳をすませば』の実写版とアニメ版の違いは何?
「耳をすませば」雫と聖司の10年後を描く実写映画、金曜ロードショーで地上波初放送https://t.co/hdLbVYyi4u#金ロー #耳をすませば pic.twitter.com/AxjznQO90n
— コミックナタリー (@comic_natalie) April 18, 2024
実写版「耳をすませば」とアニメ版の違いは、
大人になった雫と聖司が描かれていること
です。大人になった二人の物語は実写映画だけの完全オリジナルストーリー。雫と聖司がその後どんな大人になっているのか、とっても気になりますよね。
また、雫の親友・夕子や同級生の杉村も実写版に登場します!これはアニメ版のファンも楽しみなポイントですね。どんな関係になっているのかワクワクします。
実写版はアニメ版の何年後で何歳?
実写版はアニメ版の何年後を描いているの?
「耳をすませば」に実写版は、
アニメ版から10年後
の世界を描いています。実写映画では、原作漫画をベースに製作しています。
原作漫画は、1989年に少女コミック誌『りぼん』に掲載された柊あおいさんによる『耳をすませば』です。そのため、実写映画の舞台は、中学時代は1989年、大人時代は1998年としています。
1998年が舞台なので、当然ZOOMやSkypeといったツールはありません。どうやって、雫と聖司が交流を続けているのかも見どころですね。
「耳をすませば」の実写版は何歳になった?
清野菜名が編集者として働く…実写映画「耳をすませば」場面写真&コメント解禁
— モデルプレス (@modelpress) August 31, 2022
▼写真・コメントはこちらhttps://t.co/dORLYQJVrb@mimisuma_movie #耳をすませば #耳すま #雫と聖司の10年
原作漫画では雫と聖司は中学一年生でした。しかし、アニメ版と実写版では、二人は中学三年生として描かれています。なので、耳をすませばの実写版は
雫と聖司は25歳くらい
として描かれています。
25歳というと社会人としての生活も慣れはじめ、30歳を意識し始める頃でしょう。大人になった雫と聖司も、これからの人生を見つめ直すタイミングです。
ちなみに、アニメ版では雫は14歳、聖司は15歳という設定です。夕子や杉村も14歳で、聖司一人だけ15歳。少し大人っぽい印象なのも、納得です。
実写版とアニメ版の違い7選!
「耳をすませば」の実写版とアニメ版で違う点をまとめました。
1.ストーリーが違う
実写版はアニメ版から10年後が描かれています。実写版では中学時代の雫と聖司のその後が楽しめるところがポイントです。
2.年齢が違う
25歳に成長した雫と聖司が実写版では描かれています。
3.聖司の夢
聖司は、原作では絵描きを志す少年ですが、映画ではヴァイオリン職人を志す少年に変更しています。
— ジブリのせかい【非公式ファンサイト】 (@ghibli_world) August 26, 2022
この構想は、宮崎駿さんの中に早い段階からあったらしく、『耳をすませば』の企画が上がる以前に、イタリアのクレモナという町でヴァイオリン工場の見学をしています。#耳をすませば pic.twitter.com/X9bGpkuFYt
アニメ版ではヴァイオリン職人になるため、聖司はイタリアへ渡ります。ところが、実写版の聖司はチェロ奏者という設定に変更。
原作漫画では、画家になる夢を持っていた聖司ですが、留学の話はありませんでした。この点はアニメ版、実写版、原作で異なりますね。
4.住んでいる家
アニメ版では、雫は団地に両親と一緒に住んでいました。しかし、実写版では一軒家に変更しています。これは原作も同じです。
5.ネコの見た目
実写版『耳をすませば』“猫のムーン”写真公開 – AV Watch #猫 #ネコ #ねこ https://t.co/I5HsuxavF3 pic.twitter.com/ToDHIs6I8M
— 🐱猫のいる暮らし👩🦰 (@catnews_jp) August 8, 2022
雫が電車で偶然出会ったネコのムーン。アニメ版ではぽっちゃりとしたネコも、実写版では茶トラのネコに変わっています。
6.雫の最初の読者
雫が初めて書いた物語の読者は、アニメ版では「地球屋」の店主でした。しかし、実写版では聖司が最初の読者となります。
7.主題歌
アニメ版の主題歌は「カントリーロード」。劇中にもカントリーロードを口ずさむシーンがありましたね。しかし、実写版では「翼をください」が主題歌に採用されています。
実写版は原作漫画をベースにしているので、アニメ版とは違う部分も多いようです。ただ、実写版オリジナルのエピソードもあるため、原作とも変えざるを得ない部分もあるように感じます。
実写版がアニメ版と同じ点は?
実写版は原作漫画をベースにしたストーリーですが、雫が杉村の告白を受けるシーンはアニメ版を思い出す部分もあります。ほかにも、実写版とアニメ版で同じ部分はないのでしょうか。
1.中学時代の服装
やなヤツ、やなヤツ!実写映画「耳をすませば」中学時代の雫と聖司切り取った本編映像(動画あり)https://t.co/VwWP12XYnc#耳をすませば pic.twitter.com/FygbJpJkQn
— コミックナタリー (@comic_natalie) October 7, 2022
中学校の制服はアニメ版では灰色の制服でした。実写版ではアニメ版に似た制服を着用しています。雫がアニメ版で着用していたカンカン帽と赤い洋服も実写版でうまく再現されているように思います。
2.人形のバロン
バロンかっこよかった
— 真夜中(愛の半人前) (@Akhil_al_nahr_K) May 3, 2024
これは実写版「耳をすませば」で制作された作家さんの個展にて佇むバロン
本当に綺麗な瞳#ドール #猫の恩返し #奥田拓郎 pic.twitter.com/rD72nEk35n
「地球屋」に置いてあるネコの人形・バロン。原作漫画では黒猫でしたが、実写版もアニメ版も黄色味を帯びたネコです。バロンの目は宝石でできているため、キラキラと輝くのですが、実写版でもバロンの瞳はキラキラと輝きます。
バロンが恋人を待っているという設定もアニメ版と同じでした。実写版でもアニメ版でもカギを握る存在なのは同じですね。
3.アニメ版と同じセリフ
雫がバロンに初めて出会ったとき、アニメ版では「あなたは、さっきのネコ君?」と尋ねるセリフがあります。このセリフは実写版にも採用されています。
ほかのシーンでもアニメ版と同じセリフが採用されているので、原作漫画がベースとは言え、アニメ版を思い出す部分も多くありました。
4.イタリアへと渡る聖司
アニメ版でも実写版でも聖司はイタリアへ留学します。アニメ版ではヴァイオリン職人になるための学校があるからという流れでしたが、実写版ではチェリストとして修業するためにイタリアへ渡ります。
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まとめ
アニメ版のファンとしては、
- 「耳をすませば」の実写は何年後の世界?
- 「耳をすませば」の実写は何歳が描かれているの?
という点がとっても気になりますが、実写版はアニメ版から10年後の25歳くらいを描いているということが分かりました。大人時代はアニメ版にはないストーリーなので、「耳をすませば」の実写版とアニメ版で違うポイントですね。
一方で、衣装や重要なカギとなるバロンは実写版でもあまり変わらないようです。またアニメ版でも印象的なシーンは実写版にも採用されています。「耳をすませば」は実写版とアニメ版でどういう点が違うのか、同じなのかにも注目して観ると、より楽しめるでしょう。