ラプンツェルの母ゴーテルの過去と正体!最後に消えたのはなぜ?

ディズニーのアニメ映画『塔の上のラプンツェル』に登場する、ラプンツェルの育ての親、ゴーテルについて、

  • 一体どんな過去があるのか?
  • 正体は何者なのか?
  • 最後はなぜ消えたのか?

などなど、疑問がたくさんありましたよね。

主人公はあくまでラプンツェルなので、ゴーテルについては映画ではあまり語られませんでした。だからこそ、気になるディズニーヴィランのゴーテルの過去と正体、消えた謎について調べました!

早速確認しましょう♪

『塔の上のラプンツェル』を観ると、ゴーテルはなぜあれほど魔法にこだわったのか、理由があまり説明されておらず気になった人も多いのではないでしょうか?

実は、ゴーテルには悲しい過去があったから魔法執着するようになってしまったらしいのです。

ゴーテルの秘密については、

『みんなが知らない塔の上のラプンツェル
ゴーテル ママはいちばんの味方』

に詳しく書かれています。

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一応、児童文学のジャンルでふりがながふってありますが、大人でも十分楽しめる内容になっています。本編の『塔の上のラプンツェル』では全く語られなかったゴーテルの物語です。

ちなみに、このディズニーの「みんなが知らない」はシリーズになっていて、そのうちの関連性の高い6冊が合体した

『「みんなが知らない」ヴィランズの物語 6冊合本』

もあります。

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ゴーテルのほか

  • 「白雪姫」の継母
  • 「美女と野獣」の王子
  • 「リトル・マーメイド」のアースラ
  • 「眠れる森の美女」のマレフィセント

のヴィランたちが登場し、全作品のキーパーソンになる「奇妙な三姉妹」についても触れられています。

ディズニーのヴィランたちは奥が深いなぁと考えさせられる作品になっていますよ!

本で所有しているとちょっと重いし場所も取りますが、電子書籍なら気軽にサクサク読めちゃうのでお勧めです~♪

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この記事の監修者
つくつく

映画鑑賞は年間100本以上映画ブログ運営4年

中学生の頃に『スターウォーズ』に感動して以降、
映画の沼にハマり続けて20年。
結婚・出産後も年間100本は必ず鑑賞中。
Filmarksアカウントにも鑑賞レビューを掲載中。

目次

ゴーテルの過去と正体

映画でのゴーテルの説明

ゴーテルについて、映画では

  • 魔法の花を使って、こっそり若さを保っていた魔女
  • 魔法の花がコロナ王国の兵隊に奪われたため、
    同じ魔法の力を持つ王女ラプンツェルを誘拐

と言ったことくらいしか冒頭に説明がありませんよね。

魔女ゴーテルという人物についての説明がほぼありませんでした。そもそも、ラプンツェルを誘拐したとはいえ、赤ちゃんのラプンツェルを18歳になるまで育て上げた「育ての母」でもあります。

その人柄や生い立ちが気になった人も多いのではないでしょうか。

ゴーテルの過去・生い立ち

ゴーテルの生い立ちについては、講談社が発売している小説『みんなが知らない塔の上のラプンツェル ゴーテルはママはいちばんの味方』で、ある程度明かされています。

ちなみに、この『みんなが知らない』シリーズは、ディズニーの悪役、つまりディズニーヴィランたちの知られざる秘密も乗せられていたりして、おもしろいですよ~♪

さて、この小説の中で明かされる幼少期のゴーテルは、

  1. ゴーテルは三つ子の三女
    (長女:ヘーゼル、次女:プリムローズ)
  2. 母親マネアは「死者の女王」と呼ばれる魔女
  3. ゴーテルは母親と姉2人と、
    生きている者と魔女しか入れない森で暮らす

という家庭でした。

実はこの母親が、後のゴーテルが使うことになる「金色の魔法の花」で永遠の若さを保っていたのです。また、母親マネアは魔術に没頭して一日の大半を地下室で過ごしていたために、娘たちを放置しがちでした。

ゴーテル含め三つ子たちは相当寂しい思いをしたでしょうね。

当時のゴーテルはとても優しい理知的な女の子ではあったものの、魔術を教えてくれない母親に不満を持っていて、母親のように永遠に生きながらえる人生を手に入れることや、森の外の世界を見てみたい気持ち、自分の人生を生きたいと思う気持ちなど、いろいろと葛藤を抱えていました。

「外の世界を見てみたい」「自分の人生を生きたい」という思いは、ゴーテル自身が塔に幽閉したラプンツェルと共通するところがありますね。つまり、ゴーテルは自分自身が幼少期に経験したことをラプンツェルにも経験させてしまっていたのですね。

自分が育てられた方法でしか子どもを育てられなかったという、少し悲しい結果なのかもしれません。

ゴーテルが魔法を使えない理由

ゴーテルは母親マネアの魔術の力を得たいと願っていましたが、姉2人は嫌がっていました。しかし、マネアは3姉妹に血を飲ませて魔法の力を授けようとするのですが、プリムローズが嫌がり、マネアがプラムローズを殺そうとします。

ゴーテルは姉を守るため、ランプの火を金色の魔法の花に投げ込みました。すると、マネアの顔は老けていき、さらには炎に包まれて消滅しました。

結局、ゴーテルは母マネアから魔術を譲り受けることができなかったため、魔法を使うことはできません。

しかしそれでも、ゴーテルは大好きな姉2人と幸せに暮らす予定でしたが、母マネアの呪いにより、姉のヘーゼルとプリムローズは弱って亡くなってしまいました。

ゴーテルはマネアから魔術の力を受け継げず、さらには姉2人も失いました。悲しみに暮れるゴーテルは、金色の魔法の花を使ってなんとか姉たちを助けようとします。

しかし、『マレフィセント』に登場した3人の魔女に騙され、魔法の花をほとんど奪われてしまいました。最後に残ったのが、『塔の上のラプンツェル』にも登場した、一輪の魔法の金色の花なのです。

それを使って若さを保っていたゴーテルでしたが、その最後の花までもコロナ王国の衛兵に取られてしまったので、ゴーテルは自分の若さを保ち姉2人を生き返らせるために、同じ力を持つ赤ちゃんのラプンツェルを誘拐したというわけです。

もともとは自分の森にあった花ですから、それをよその国の王妃を病から救うために使われるなど、ゴーテルにとっては許しがたいことだったのでしょうね。同じ力を宿したラプンツェルは自分のものだと考えたのには、少し納得がいきます。

ゴーテルの正体は、

家族の悲しい過去によって魔術に固執してしまった魔女

という、完全には憎み切れない過去を持った人物なのだと感じました。

最後に消えたのはなぜ?

ゴーテルは、ラプンツェルの髪ユージーンによって切られて魔法の力がなくなった瞬間、急激に老いて消えてしまいましたね。そして、カメレオンのパスカルが機転を利かしてゴーテルをつまずかせ、塔から落ちていき、消滅しました。

ゴーテルは魔法の力によって400年生きていましたから、400年分老いるというのは不可能で、もはや肉体が存在し得ない年数なのでしょう。そのため、

ゴーテルが使っていた魔法の力がなくなった瞬間、
ゴーテルは存在することが不可能になり消滅した

という風に考えられますね。

ラプンツェルを塔に閉じ込めたり、脅したりしてきた虐待行為を考えると、因果応報なのだろうと思いますが、それでも健やかに18歳までラプンツェルを育て上げたことは、ある意味立派ですよね…。ゴーテルは、完全に悪である他のディズニーヴィランたちとは一味違う悪役像を作り上げています。

『塔の上のラプンツェル』を観ると、ゴーテルはなぜあれほど魔法にこだわったのか、理由があまり説明されておらず気になった人も多いのではないでしょうか?

実は、ゴーテルには悲しい過去があったから魔法執着するようになってしまったらしいのです。

ゴーテルの秘密については、

『みんなが知らない塔の上のラプンツェル
ゴーテル ママはいちばんの味方』

に詳しく書かれています。

〈電子書籍/コミックの品揃え世界最大級〉【ebookjapan(イーブックジャパン)】

一応、児童文学のジャンルでふりがながふってありますが、大人でも十分楽しめる内容になっています。本編の『塔の上のラプンツェル』では全く語られなかったゴーテルの物語です。

ちなみに、このディズニーの「みんなが知らない」はシリーズになっていて、そのうちの関連性の高い6冊が合体した

『「みんなが知らない」ヴィランズの物語 6冊合本』

もあります。

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ゴーテルのほか

  • 「白雪姫」の継母
  • 「美女と野獣」の王子
  • 「リトル・マーメイド」のアースラ
  • 「眠れる森の美女」のマレフィセント

のヴィランたちが登場し、全作品のキーパーソンになる「奇妙な三姉妹」についても触れられています。

ディズニーのヴィランたちは奥が深いなぁと考えさせられる作品になっていますよ!

本で所有しているとちょっと重いし場所も取りますが、電子書籍なら気軽にサクサク読めちゃうのでお勧めです~♪

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まとめ

ディズニーアニメ映画『塔の上のラプンツェル』に登場する悪役、ゴーテルの過去や正体、なぜ消滅したのか、について調べてきました。結論としては、

  • ゴーテルは家族を失った魔法を使えない魔女
  • 自分の若さを保ち姉たちを蘇らせるために
    金色の魔法の花に固執した
  • 最後に消滅したのは、400年分年老いて
    存在し得ない肉体になったから

ということでしたね。

ゴーテルは悪役ですが、その過去や正体を知るとゴーテルというキャラクターにさらに興味が湧くような設定でした♪

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