プリンセスと魔法のキスのあらすじをネタバレ!時代背景はいつ?

プリンセスと魔法のキス あらすじ ネタバレ 時代背景 時代設定

映画『プリンセスと魔法のキス』のあらすじをネタバレありで徹底解説しますよ!

ディズニーのプリンセス映画としては一風変わった意外な展開が魅力の本作は、何度観ても楽しめます。

まだ、時代がいつ頃の話なのか、時代設定や時代背景も気になるところですね!

今回は、最後の結末まで、感想も一緒にわかりやすくしっかり解説しますよ~♪

目次

映画『プリンセスと魔法のキス』作品情報

『プリンセスと魔法のキス』基本情報

『プリンセスと魔法のキス』の基本情報を押さえてきましょう。

  • 作品名:プリンセスと魔法のキス
  • 公開日:2010/3/6
  • 上映時間:97分
  • 監督:ジョン・マスカー
  • 脚本:ジョン・マスカー
  • キャスト:アニカ・ノニ・ローズ、ブルーノ・カンポス、ジェニファー・コーディ、ケイス・デイヴィッド、ほか

1920年代ニューオリンズを舞台としたディズニー・プリンセス映画です。

ミュージカル調であり、第82回アカデミー賞の長編アニメ映画賞、主題歌賞などを受賞しています。

『プリンセスと魔法のキス』のあらすじ(簡単に・ネタバレなし)

少女ティアナは、自分のレストランを開業するという夢を叶えるため、アメリカ・ニューオリンズでウェイトレスをして働いていました。

ティアナの友人であり、お金持ちのシャーロットは、ティアナに舞踏会の料理作りをお願いします。舞踏会にはナヴィーン王子も出席する予定でした。

ところが、いざ舞踏会に行ってみると、ナヴィーン王子は悪い魔術師ファリシエによってカエルの姿に変えられていました。

キスをしてくれたら人間の姿に戻れる」というナヴィーン王子に、ティアナはしょうがなくキスをします。すると、ティアナの姿までカエルに変わってしまいました。

自分にとって本当に大切なものは何なのか、ティナとナヴィーン王子の不思議な旅が始まります。

『プリンセスと魔法のキス』のあらすじ内容を詳しくネタバレ解説!

舞踏会での料理作り

少女ティアナは、母親から一冊の絵本を読んでもらっています。

その絵本は、「カエルになった王子様をプリンセスのキスで元の姿に戻す」という内容でした。ティアナは、カエルとキスをする物語は気持ち悪くて好きではありませんでした。

ティアナの母親はドレス作りの職人でした。父親は、ティアナが将来自分のレストランを持つことを夢見ていました。

ティアナが大人になったころ、父親は亡くなっていました。ティアナは父親との夢を叶えるために、ウェイトレスとして仕事をしていました。

ある日、ティアナはお金持ちの友人シャーロットに頼まれて、舞踏会の料理を作ることになりました。
その報酬金で自分のレストランを建てることができます。

ティアナは舞踏会の料理作りを引き受けると、さっそくレストラン用の物件を探しに行きました。

カエルになった王子

シャーロット家の舞踏会には、ナヴィーン王子が参加していました。シャーロットとナヴィーン王子は一緒にダンスを楽しみました。

一方ティアナは、目星をつけていた物件に借り手が見つかったという連絡を聞いて、レストラン開業の夢が思うように進まないことに落ち込んでいます。

落ち込むティアナの前に、一匹のカエルが現れました。カエルは「自分はナヴィーン王子だ」と言います。

シャーロットと踊っているナヴィーンは偽物で、本物の王子は魔法でカエルの姿になってしまった、というのです。

カエルの王子は「キスをすれば元の姿に戻れる」と言って、ティアナにキスを求めました。しかし、ティアナは渋ります。

カエルの王子が「元の姿に戻してくれたら願いを叶える」というと、ティアナはしょうがなくキスをしました。

しかしカエルの王子は元の姿に戻りませんでした。それだけでなく、ティアナまでカエルの姿に変わってしまいました。

そこへ、王子に魔法をかけた魔術師ファシリエが現れます。カエルになった2人は森へ逃げました。

ママ・オーディの教え

偽物のナヴィーン王子の正体は、王子の執事のローレンスでした。偽物のナヴィーンとファシリエは、シャーロットとの結婚を成立させて、金儲けをしようと悪だくみをしていました。

ティアナとナヴィーン王子は、森の中でワニのルイスに出会います。ルイスはジャズの演奏家になることを夢見ていました。

ルイスは「魔術師ママ・オーディなら2人を人間の姿に戻すことができる」と言います。

ティアナとナヴィーン王子、ルイスの3人はママ・オーディの元へ向かいました。

途中、ホタルのレイモンドにも出会いました。レイモンドは空に浮かぶメスホタルと結ばれることを夢見ていました。

ママ・オーディは、到着したティアナとナヴィーン王子に「自分にとって何が必要かを考えることが大切」と説きます。

そして、今夜のパレードでプリンセス役を担うシャーロットにキスをしてもらえば人間に戻れる、と教えました。一行は急いで街へ戻りました。

愛の自覚

4人は人間の船に乗って街へ戻りました。すぐにルイスが見つかってしまいましたが、パレードの仮装だと間違われただけで済みました。

ルイスが演奏家だと分かると、トランペット奏者としてルイスをセッションに加えました。ルイスは夢であったジャズ演奏を叶えました。

ルイスたちの演奏を聞きながら、ナヴィーン王子はティアナへの愛に気が付きます。同じくティアナも旅を通してナヴィーン王子の魅力に気づき、惹かれていました。

ナヴィーン王子はティアナへの愛を呟いて、プロポーズすることに決めました

レイモンドは自分が狙っていたメスホタルに告白するのだと勘違いして怒りましたが、ヴィーン王子は訂正して、レイモンドの誤解を解きます。

街に到着すると、ナヴィーンは事態を知らせるために席を立ちました。ところが、ファリシエの陰に捕まり、連れ去られてしまいました。

偽物の王子の秘密

レイモンドはナヴィーン王子がティアナに好意を持っていることを、ティアナ本人に伝えました。ティアナはそれを聞いて喜びました。

しかし船を降りると、シャーロットとナヴィーン王子が一緒にいるところを見つけてしまいます。仲良く寄り添う2人を見て、ティアナはひどく落ち込みました。

ティアナがナヴィーン王子だと思って見ていた人物は、ファリシエの魔術で変身した召使ローレンスでした。

ファリシエは、金儲けが済んだらシャーロットの父に呪いをかけようと企んでいました。

レイモンドは、捕らえられていた本物のナヴィーン王子を見つけました。ナヴィーン王子は、偽物の王子が変身できるのは魔術がこもったネックレスの力だと気づきます。

ナヴィーン王子はネックレスを偽物の王子から奪うと、レイモンドに託しました。レイモンドは急いで逃げました。

『プリンセスと魔法のキス』の最後と結末

2人の決意

レイモンドは、ナヴィーン王子から受け取ったネックレスをティアナに渡しました。そして、ティアナが見た王子は、偽物が変身した姿であったことを伝えました。

ファリシエがネックレスを取り戻そうと追いかけてきます。ティアナはネックレスを壊そうとしますが、ファリシエに幻想を見せられて危うく返しそうになりました。

ファリシエから「ネックレスを返したら夢を叶える」と誘惑されましたが、本当に大切な物が何であるかに気づいたティアナは惑わされませんでした。

ティアナはネックレスを壊してファリシエに打ち勝ちました。

一方、ナヴィーン王子はティアナの夢を叶えるためにシャーロットの元へ向かいます。自分が人間に戻ればティアナの夢を叶えられると考えたのです。

ティアナはナヴィーン王子に自分の気持ちを伝えました。2人はお互いの気持ちを知り、カエルの姿のままで一緒に生きていくことに決めました。

レイモンドはファリシエとの戦いで命が絶えかけていました。ティアナとナヴィーン王子が結ばれたことを聞くと喜び、そのまま命を引き取りました。

レイモンドはメスホタルだと思って憧れていた星のそばで、光り輝きました。

魔法のキスの秘密

ティアナとナヴィーン王子は、ママ・オーディオのいる森で、カエルの姿のまま結婚式をあげました。そして誓いのキスを交わした時、強い光が2人を包み込みました。

ナヴィーン王子と結婚をするティアナはプリンセスということになり、「プリンセスのキス」という条件を満たすことができたのです。2人とも魔法が解けて、無事に人間の姿に戻ることができました。

2人は、ティアナの夢であったレストランを開きました。店の中ではルイスが演奏をしています。

笑顔で食事をする人々を見て、ティアナはこの景色こそが自分の本当の夢であると分かりました。そして、支えてくれる家族や友人の存在が本当に必要なものだと気づきました。

ティアナとナヴィーン王子は幸せに暮らしました。

『プリンセスと魔法のキス』の時代背景はいつ?

本作『プリンセスと魔法のキス』の時代設定は、

1920年代のアメリカ

を舞台として制作されています。

時代背景で言うと、

  1. ジャズ全盛期
  2. 黒人差別が根強く残る

といったところでしょうか。

ジャズについては、本作でもかなり登場していましたね。舞台であるニューオーリンズはジャズが生まれた町と言われますが、本作で描かれていたように街中で演奏するミュージシャンたちが大勢いたことは想像に難くありません。

しかし2点目の、黒人差別については、本作ではほとんど描かれておらず現実とはかけ離れた設定になっています。公民権運動が始まるのが1950年代ですので、1920年代では、ティアナとシャーロットのように黒人と白人が友だちになるなんてことはあり得なかったはずです。

確かに存在していたはずの差別が描かれずファンタジーになっていることは、黒人社会から見たら、白人が都合の悪い過去の出来事を消した、と受け取ってしまい、本作が批判される理由になっています。

『プリンセスと魔法のキス』感想まとめ

映画『プリンセスと魔法のキス』の感想をまとめました!

愛の力で呪いを解くのが素敵!
これぞプリンセス映画というストーリ展開を楽しめた

家族や友達の大切さを実感した
キャラクターが個性的で素敵!

主要キャラクターがほとんどのシーンで人間の姿じゃないことに驚いた
ミュージカル調で音楽がとてもよかった!

まとめ

映画『プリンセスと魔法のキス』のあらすじを、ネタバレあり(詳しく)とネタバレなし(簡単)で解説してきました!

最後の結末までご紹介してきましたが、愛で呪いに打ち勝つ、プリンセス物語の魅力が詰まった映画でしたね♪

何度も見たくなってしまう映画です!

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