バックトゥザフューチャー2でビフ老人が苦しむ理由!消えるから?

『バック・トゥ・ザ・フューチャー2』で老人ビフがタイムスリップしてきて、1955年の青年ビフにスポーツ年鑑を渡します。その後、老人ビフがもだえ苦しむ様子が描かれていますが、それに関して作中では特に説明はありませんでした。

一体ビフに何が起こったのでしょうか?

そこで今回は

  • 『バック・トゥ・ザ・フューチャー2』のビフが苦しむ理由
  • ビフが消えるのはなぜ?

について考察していきます。ネタバレを含む可能性がありますのでご注意ください。

目次

バックトゥザフューチャー2のビフが苦しむのはなぜ?

ズバリ、

ビフは殺された!

からです。

なぜこの考察に行きついたか説明していきます。

未公開シーンがあった

本作では老人ビフが過去の青年ビフにスポーツ年鑑を渡した後、2015年に戻ってきます。そして杖が折れるほどもだえ苦しんでいます。

実はこのシーンには続きがあったのです。

未公開シーンでは、老人ビフの身体が消え、消滅してしまうのです。しかし、試写会の結果により、このシーンはカットされてしまいます

DVDに未公開映像として収録されています。

なぜカットされたの?

ビフが消えるなんて、結構重要なシーンに思われますが、なぜカットされたのでしょうか。

試写会で上映されたのは、老人ビフがもだえ苦しみながらだんだん身体が薄くなっていき、消えていくものでした。

そして、2015年の老人ビフの存在自体が消えてしまいました。

ビフはスポーツ年鑑を悪用し、巨万の富を手に入れ街を牛耳ります。マーティの母ロレインと結婚しますが、ロレインはビフに支配され自由な生活を送ることが出来なくなっていました。

そしてロレインはついにはビフを殺してしまうのです!

そのため、老人ビフの身体は消えてしまうんですね。

しかし、これには矛盾が発生してしまいます。

  • 1985年のビフが消えると
    未来のビフも存在しないことになる
  • 2015年のビフが1955年のビフに
    スポーツ年鑑を持っていくことは不可能

ということになるんですね。

少しややこしいですが、タイムパラドクスです。

ビフが消滅することに対しては、試写を見ていた観客からも「訳が分からない!」との声が多数上がり、ビフが消えるシーンはカットされてしまいました。

試写会でのウケがよくなかったからカットした

ということになります。

そのため、本編では老人ビフが苦しんでいるだけの意味不明なシーンになってしまったのですね。

ビフが消えるのはなぜ?

前述したとおり、ビフが消えるシーンは映画本編で見ることは出来ません。

ビフが消えたとすれば原因は「タイムパラドックス」によるものと考えられます

ビフが過去に行って変えた未来を、マーティがもう一度塗り替えました。

過去を変えてしまうと、現在の時間軸も歪んでしまいます。考えれば考えるほど、過去現在未来が入り乱れて混乱してしまいますね…

未公開のビフが消えてしまうシーンは幻になってしまいました。

まとめ

今回は『バック・トゥ・ザ・フューチャー2』で老人ビフが苦しむ理由は?ビフは消えるの?について考察してきました。

結論として

  • 老人ビフが苦しむのは1985年以降の妻ロレインに殺されたから
  • 殺された影響で未来のビフは消滅してしまう
  • しかし、矛盾点が生じるため消滅シーンは本編からカットされた

ということでしたね。

矛盾点やツッコミどころも含めて『バック・トゥ・ザ・フューチャー』は何回見ても楽しめる作品です。考察しながらシリーズ通して楽しんでみるのもいいかもしれませんね。

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