スタジオジブリが制作し、宮崎駿監督が1989年に世に送り出した『魔女の宅急便』は、どの世代からも愛されている作品ですね。
魔女の宅急便はどのようなエンディングか覚えている人も多いと思いますが、その後キキたちはどのような生活を送るのか気になる方も多いと思います。
特に、キキとトンボのその後については気になりますよね♪
- ジジのその後は?
- キキはその後どうなったのか?
- その後の物語は原作でどうなっている?
という疑問を解決していきましょう!
『魔女の宅急便』のネタバレも大いに含みますので、ご注意ください。
映画鑑賞は年間100本以上・映画ブログ運営4年
中学生の頃に『スターウォーズ』に感動して以降、
映画の沼にハマり続けて20年。
結婚・出産後も年間100本は必ず鑑賞中。
Filmarksアカウントにも鑑賞レビューを掲載中。
▶ジブリ映画『魔女の宅急便』では、最後にジジが言葉をしゃべれなくなりますが、その理由について面白く解説されている動画を見つけましたので、ご参考程度にどうぞ!
ジジのその後は原作でどうなっている?
映画でのジジの最後
あっ。ちぇっ、ちぇっ。気取ってやーんの。 ジジ / 魔女の宅急便 pic.twitter.com/mxxLvFVgwM
— スタジオジブリ名言bot (@jiburicollecti2) April 13, 2022
『魔女の宅急便』は、13歳の魔女見習いのキキが1人前の魔女になるため飼い猫のジジと修行のため、海の見えるコリコでの人との出会いと別れ、喜びと挫折を経験することで、キキが魔女として1人の女の子として成長していく物語です。
ジジは、魔女の宅急便の中で外すことのできない重要なキャラクターですが、映画前半はキキとおしゃべりしていたものの、ある場面から言葉を発することができなくなっていきます。
キキの魔法の力がなくなってきた時にジジとは話せなくなっていき、キキがトンボを助け魔法の力が戻った際にもジジとは会話ができませんでした。
しかし、会話が無くなったからといって、ジジとキキの友情が無くなった訳ではありません。
キキは両親に宛てた手紙を書いているシーンで、コリコの街の上空をキキとジジがほうきで一緒に飛んでいる描写が描かれています。その手紙の内容も現状を話していることから、
魔法の力が弱くなっても、
キキとジジの関係は続いていた
ということが考察できますね!
さらに、エンドロールではジジとリリーと一緒に、
リリーに似た真っ白な毛並みの子を3匹
ジジに似た黒い毛並みの子を1匹授かり、
お父さんになった
と思われるシーンが描かれていました。エンドロールで、ジジはその後、父親になったことが描かれていたのです…
しかし、原作と映画には少し違いがあります。
原作では18匹のお父さんに!
#今くら
— 希咲(きさ)📖ファンタジー・児童書好き (@livingwithbook) September 1, 2021
魔女の宅急便はね、原作小説を読むと尚いいのよପ(⑅ˊᵕˋ⑅)ଓ
キキ、ジジ、トンボさんのその後が知れるのは原作ならでは🎶
考察も違ってくるよね〜 pic.twitter.com/IZ9TvmLQz0
『魔女の宅急便』には原作があります。その原作では、
ジジは18匹のパパになり、
キキとのその後の物語も続いている
のです。
ジジとキキの友情はその後も続いたと原作では描かれており、ファンも嬉しいその後の物語が続いてました。そして、原作のジジは結婚し、18匹のパパになります。
18匹…!映画よりも子だくさんで驚きです。
ちなみに、猫は1回の出産で3〜5匹産むのが一般的ですが、1回の出産で最大19匹産んだ猫がギネスブックに載っているそうです。ジジも記録に並ぶ勢いですね。
ジジは一度に18匹のお父さんになったかどうか確認したいので、原作も読んでみたくなります。
キキのその後!原作ではトンボと結婚?
キキはその後結婚!
今夜の金曜ロードSHOW!は宮崎駿監督作品『魔女の宅急便』(^^)キキのがんばる姿を見ていると、いつも勇気がわいてきます♪ #魔女の宅急便 #ローソン https://t.co/ejaHA8YEQz pic.twitter.com/wyUFDIdQQH
— ローソン (@akiko_lawson) January 5, 2018
キキのその後について、原作では、
トンボとキキは結婚する
ことが描かれています。やはり…!
「魔女の宅急便」の原作は全部で6巻まで出ていて、原作の2巻までの物語が映画化されています。しかし、映画の序盤から登場していたトンボの描かれ方は、原作では少し違いがあります。
キキとトンボが結婚するまでの道のりについて、すんなり結婚できたわけではなく、2人は
- 遠距離恋愛
- トンボの恋敵となる男性の登場
など、いろいろと波乱を乗り越えながら大人になっていくという関係が、原作では丁寧に描かれているのです。そんなに簡単に結婚できたというハッピーエンドではないのですね。
ちなみに、キキは映画で空が飛べなくなるというトラブルに遭いますが、原作では新しい魔法が使えるようになってトラブルを解決しています。
さらに、映画の中で印象的なシーンである飛行艇からキキがトンボを助け出すという展開は、原作にないオリジナルストーリーです。
映画と原作では結構異なるところがありそうです。
▶トンボについてはお金持ちなのではないか、性格はどうなのか、等かなり疑問があるので、こちらで調べて考察しています。
キキは双子のママに!
【魔女の宅急便】
— ジブリ画像bot☆ (@ghibli_daisuki_) April 13, 2022
仕事の方も軌道にのって
少し自信がついたみたい
落ち込むこともあるけれど。。
私この町が好きです[キキ] pic.twitter.com/ld4vGj05gL
結婚するまでが5巻までの物語で、その後6巻で
キキとトンボの間の双子
「ニニ」と「トト」を授かる
ということが描かれています。
映画で13歳という少女だったキキは、怒ることがあったり、嫉妬したり、絵描きのウルスラというお姉さん的存在に出会ったり、いろんなことを乗り越えて、双子を産むのですね…感慨深いです。
そして、双子の子どもたちは成長し、キキが修行に出発した13歳を迎えます。
- 魔女なることに興味がない女の子のニニ
- 魔女に興味津々の男の子のトト
そんな双子を送り出すコリコの街の住人たちやキキとトンボが、原作の6巻では描かれています。
映画と原作での細かい違いはあるものの、基本的設定や考え方に違いはなく
「キキが成長していく物語」
というテーマで、映画も原作も描かれていますね♪
まとめ
『魔女の宅急便』のその後を考察してきました。結論としては、原作では
- ジジは18匹のお父さんになった
- キキはその後トンボと結婚
- キキは双子のママになり「成長」の物語は続いていた
ということがわかりました。
成長の物語という見方をすると、多くの発見があるかもしれませんね!