『ズートピア』ナマケモノのフラッシュの車のナンバーが秀逸!スピード違反はなぜ?

2016年公開のディズニー映画『ズートピア』。

たくさんの個性的な動物たちが登場し、家族みんなで楽しめる作品です。

なかでもナマケモノのフラッシュはかなりキャラが濃く、作品内でも異彩を放っていました。

普段の話し方や動作はゆっくりですが、本作の最後にはスピード違反をしてしまうほどのスピード狂

そんなフラッシュですが、実はかなり小ネタがちりばめられています。

彼について深堀すると、面白い発見ができますよ。

そこで今回は、以下のことについてご紹介します。

  • フラッシュの車のナンバーの意味は?
  • フラッシュとはどんなキャラなのか?
  • フラッシュはなぜスピード違反をした?

フラッシュの小ネタを知っておけば、ズートピアの物語をさらに楽しめます。

ぜひ最後までご覧ください。

目次

ズートピアに登場するナマケモノのフラッシュの車のナンバーの意味は?

本作は、ナマケモノのフラッシュがスピード違反で取り締まれるシーンで幕を閉じます。

その際に、「FST NML」というフラッシュのの車のナンバーが表示されます。

この「FST NML」という文字列には、実が意味があったことをご存じですか?

「FST NML」は、「fast animal」(速い動物)の略なのです。

ノロマなナマケモノ、フラッシュが、こんな車のナンバーにしているのは、ちょっと面白いですよね。

ちなみに、字幕版では「スピード命」と訳されていました。

フラッシュはどんなキャラ?なぜスピード違反した?

フラッシュのキャラクター

フラッシュは、免許センターで職員として働くミユビナマケモノの男性です。

実際のナマケモノのように、動作や話し方など、すべてがスローペースであることが特徴です。

また、行動だけでなく、性格もかなりマイペースで、普通に会話している間に急にジョークを挟んだりします。

ジュディとニックの依頼で、車のナンバープレートから車の所有者を割り出す作業にかなりの時間を要してしまい、終わるころにはすっかり夜になっていました。

スピード違反の理由

そんなノロマなフラッシュですが、物語の最後に、スピード違反で取り締まられてしまいます。

どんな動作もスローペースなフラッシュですが、なぜスピード違反をしてしまったのでしょうか?

フラッシュがスピード違反をした理由は、ゆっくりと動くナマケモノの特徴をコンプレックスだと思っていたからだと考えられます。

先ほどのご紹介した通り、フラッシュの車のナンバーは「fast animal」(速い動物)を意味する「FST NML」です。

アメリカでは車のナンバーを自由に決めることができるので、おそらくこのナンバーはフラッシュ自身が選んだものと思います。

ズートピアは、見た目や動物の種類による偏見がテーマとなっています。

そのためフラッシュも、ナマケモノの特徴である動きが遅いということに、コンプレックスを感じていたことが考えられます。

また、ミユビナマケモノは、普段の動作は遅いものの、水の中を泳ぐスピードは速いという特徴があります。

そのため、ナマケモノは時には素早く動けるという特徴が示唆されているのではないでしょうか。

ちなみに、フラッシュの親友であるニックは、「フラッシュ、フラッシュ、ダッシュで行こうぜ!」という挨拶をします。

ニックは、ナマケモノはノロマという偏見をせず、実はスピードにこだわっているというフラッシュの気持ちを理解しているからこそ、そんな挨拶をするのかもしれませんね。

まとめ

今回は、ズートピアの登場するナマケモノのフラッシュを深堀しました。

結論をまとめると、

  • フラッシュの車のナンバーである「FST NML」は、「fast animal」(速い動物)の略
  • フラッシュはマイペースでノルマなナマケモノのキャラクター
  • フラッシュがスピード違反をしたのは、実はスピードにこだわっているから

ズートピアのものがたりのなかで、大きなインパクトを残したフラッシュ。

ぜひ本編で、彼の活躍に注目してみてくださいね。

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