大人気ジブリ映画「となりのトトロ」ですが、そこにはたくさんの噂があるということをご存知ですか?
はっきりとわからないことや、都市伝説になっているものまで多々ありますが、今回は
- トトロの原作小説や元ネタについて
- 原作の内容は怖いのか
- 原作小説と事件の関係性
について考察していきます。
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中学生の頃に『スターウォーズ』に感動して以降、
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結婚・出産後も年間100本は必ず鑑賞中。
Filmarksアカウントにも鑑賞レビューを掲載中。
トトロの原作小説の内容
🌽宮崎駿監督作🌽#となりのトトロ
— アンク@金曜ロードショー公式 (@kinro_ntv) August 17, 2022
🍆金曜よる9時🥒
🍅🍅🍅🍅🍅🍅🍅
旬の夏野菜を食べて
暑さを吹き飛ばそう#よーぐ冷えてるよォ pic.twitter.com/4pYP7eQzy5
トトロの原作小説とは?
実は、まことしやかに、ジブリ『となりのトトロ』には、原作小説『隣のトトロ』が存在すると言われ、しかもその原作小説は今や絶版になっており手に入らないと言われています。
しかし結論から言うと、
絶版になったという噂の『隣のトトロ』は存在しません。
この噂については監督を務めていた宮崎駿監督も否定しており、完全オリジナル脚本だと発言しています。
また、絶版となっている本の情報も記録されているデータベースでも『隣のトトロ』は発見できませんでした。
監督が否定している、また絶版の本でも記録されているサイトでも見つけられなかったことからただの噂だと言ってもいいでしょう。
本当に存在するのならばぜひ読んでみたいですよね♪
原作小説の内容は?
#となりのトトロ
— アンク@金曜ロードショー公式 (@kinro_ntv) August 18, 2022
⚫明日よる9時⚫
壁の隙間に指を突っ込むと
真っ黒なものがいっせいに
飛び出す事があるので
ご注意ください#マックロクロスケ pic.twitter.com/8dOaIWUYNd
都市伝説となっている原作小説『隣のトトロ』の内容は次のようなものです。
- サツキとメイには母親がいないため、父と3人暮らし
↓ - ある日、田舎に引っ越してきた3人は
街に馴染むことができずいじめられ、
さらには父親からも酷い扱いを受ける
↓ - 日々、衰退していくメイのもとにある日、
死神の「トトロ」が出現
↓ - そんなトトロに興味を持ったメイは、
母を追いかけ命を絶った
というストーリーのようです。恐ろしいです…!
都市伝説であるストーリーですが、これが本当ならなんだか切ないですよね…。
トトロの原作が怖い?
都市伝説である『隣のトトロ』の原作については、
トトロの怖い原作小説のあらすじを聞いてからトトロをまともに見れない…
— 歯欠け女 (@soysoysoy361) August 14, 2020
トトロの原作こ怖い…そりゃ廃盤になるわ
— ゆい🦈 (@Yui_kaneshiro74) August 17, 2018
トトロの原作怖いなΣ( ̄。 ̄ノ)ノ
— Dr.TAGUCHI (@zenizenity) November 23, 2011
トトロ可愛いけど、原作考えたら怖いわ(笑)
— 優佳 (@yuuuukana) July 13, 2012
このように怖いという声が多く上がっています。
先ほど述べたものが絶版「隣のトトロ」のストーリーですが、確かに子ども向けの内容ではなさそうですよね。
怖いという人がいても無理もないでしょう。
原作小説と事件の関係は?
【となりのトトロ】 実際に起きた殺人事件を題材とする話・・・ 女子高生が殺害された狭山事件である。 事件が起きた五月を名前の由来としている。 サツキ(皐月)、メイ(MAY)・・・ 事件の近くに七国病院もあった。 pic.twitter.com/KLnaURkjQO
— アニメの舞台と都市伝説 (@butaidensetu) March 11, 2022
こちらもあくまで都市伝説なので関係性はありません。
「となりのトトロ」のモチーフではないのか?と噂になった事件が「狭山事件」です。
狭山事件とは、1963年に埼玉県狭山市で起こった女子高生強盗強姦殺人事件です。
映画内でも実際に「狭山」という文字があることから噂が広がりました。
しかし、これに関しても宮崎駿監督自身が否定しています。完全オリジナルで書いた脚本が、このような噂を呼んでいるとは思いもしなかったでしょう。
ジブリファンが考察したくなってしまうほど、魅力的な作品ということなのではないでしょうか♪
トトロの元ネタは何?
#ミツバチのささやき
— やすきー (@yasukii_kun) July 24, 2022
1973年の映画でとなりのトトロの元ネタ?と言われてる作品。
フランケンシュタインの映画を観た少女アンはそれは実在する精霊と信じ、姉が教えた精霊がいる場所に通い続ける。
そこであった負傷兵をアンは精霊と信じ接するというもの。
純粋な少女が成長するまでの話。名作。 pic.twitter.com/q6XMVkk3if
『となりのトトロ』の原作がないのだとしたら、元ネタはあるのかどうか気になりますね。
トトロの元ネタは
映画「ミツバチのささやき」
ではないかと言われています。
映画『ミツバチのささやき』とは、次のような話です。
巨匠ビクトル・エリセ監督による永遠の名作。監督自らが監修したHDマスターを使用。一人の少女が体験する現実と空想の交錯した世界を繊細に描き出した作品。スペインのある小さな村に『フランケンシュタイン』の巡回上映がやってくる。6歳の少女アナはスクリーン上の怪物を精霊と思い、姉から怪物は村外れの一軒家に隠れていると聞いたアナは、ある日、その家を訪れる。そこで一人のスペイン内戦で傷ついた負傷兵と出会い……。
Amazonより引用
1973年に公開されたスペインの映画で、その内容が少し「となりのトトロ」に似ているようです。
- ミツバチのささやき:
イザベルとアナ姉妹の妹アナが精霊を探しに森へ迷い込む - となりのトトロ:
サツキとメイ姉妹の妹メイが妖精を探しに森へ向かう
このように姉妹の妹が妖精や精霊を探しにいくという描写がよく似ていますよね。
インタビューでは宮崎駿監督が映画「ミツバチのささやき」を見たとも述べているようなので、もしかすると着想を得た部分があるのかもしれないですね。
『となりのトトロ』
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まとめ
ここまでジブリ映画「となりのトトロ」の原作小説が怖いのか、元ネタは何なのか、について考察してきました。
結論、
- 絶版となった噂の原作小説「隣のトトロ」は存在しない
- 精神を病んだメイが、死神「トトロ」に出会い命を絶つという内容(あくまでも都市伝説)
- 子ども向けの内容ではないため怖い
- 原作小説と事件の関係性はない
- トトロの元ネタはスペインの映画「ミツバチのささやき」だと言われている
ということが考えられるということがわかりました。
そのほかにも「となりのトトロ」には、数多くの都市伝説がありますよね。
まだまだ深くまで考察することができる「となりのトトロ」には、よく見てみると更なる発見があるかもしれませんね♪