となりのトトロのあらすじをネタバレ解説!最後の結末と感想がヤバい!

映画『となりのトトロ』のあらすじをネタバレありで徹底解説しますよ!

田舎に引っ越してきた家族が豊かに暮らす風景や不思議な生物との出会いが魅力の本作は、何度観ても楽しめます。

今回は、最後の結末まで、感想も一緒にわかりやすくしっかり解説しますよ~♪

目次

映画『となりのトトロ』作品情報

『となりのトトロ』基本情報

『となりのトトロ』の基本情報を押さえていきましょう。

  • 作品名:となりのトトロ
  • 公開日:1988年4月16日
  • 上映時間:86分
  • 監督:宮崎駿
  • 脚本:宮崎駿
  • キャスト:日髙のり子、坂本千夏
         糸井重里、島本須美、ほか

『となりのトトロ』は、1988年度キネマ旬報ベストテン、 日本映画ベストテン第1位など、1988年の様々な賞を受賞しています。昭和30年代前半の日本を舞台にしたファンタジーアニメ映画です。

『となりのトトロ』のあらすじ(簡単に・ネタバレなし)

姉妹であるサツキとメイ、そしてお父さんは、お母さんが病気で入院していることから、大荷物を抱えて田舎の一軒家に引っ越してきました。

大自然に囲まれた暮らしに2人は大はしゃぎ。少し古びた家も新鮮で、お父さんも新たな暮らしに胸を膨らませている様子です。

しかし新たな家には小さな黒いモノノケ「まっくろくろすけ」がウジャウジャと大量発生。サツキは「この家にはおばけがいる!」と言い切りますが、近所のおばあちゃんによれば害のないモノノケのようです。

おばけと言っても2人は怖がる様子もなく、むしろ楽しんでいるくらいでした。この地に訪れてから早速不思議なことが起きていて、お部屋や庭、至る所にどんぐりが落ちているのです。

ある日サツキが学校に行っている間、メイはお庭で遊んでいました。すると見たこともない生物が二足歩行でトコトコ歩いているのを目撃します。

興味津々なメイはその生物の後をついつい追ってしまい、森の中へ入り込みました。するとそこで自分の体よりも大きな大きな謎の生物を発見してしまったのです。

『となりのトトロ』のあらすじ内容を詳しくネタバレ解説!

田舎に引っ越してきた草壁家

大きな荷物を抱えて、サツキ・メイ・父のタツオは、草壁家の3人は田舎へ引っ越してきました。母親が病気の療養で入院しており、退院後の彼女を迎え入れるための引っ越しでした。

見渡す限りの大自然に姉妹で大興奮し、タツオも近所の人へ挨拶をして、これから新たな生活が始まろうとしていました。

引っ越し作業を進める中、サツキとメイの興奮は止まりません。家の周りをグルグル走り回ったり、庭ではしゃぎ続けて楽しい時間を過ごします。

まっくろくろすけ

するとメイとサツキは、家の中に何かの気配を感じます。慌てて父を呼ぶも「それはまっくろくろすけだよ」と言います。聞いたことのない名前に驚くも、更に2人は興味が湧き、正体を突き詰めようとします。

引っ越しには近所にすむおばあちゃんが手伝いに来ていて「もっと早く言ってくれればお家を綺麗に掃除できたのに」と残念そうに語っていました。

そんなおばあちゃんを前にして手足を真っ黒にするサツキとメイ。まっくろくろすけを追っていたうちに汚れてしまったのですが、おばあちゃん曰くそれは「ススワタリ」というモノノケだと言います。

家じゅうをススと灰で真っ黒にしてしまうが害はないそうで、いずれは家から出ていってしまうようです。正体を突き止められたは良いものの、本物のお化けではなくがっかりするサツキとメイでした。

メイ、不思議な生物を発見

ある日3人は母親の入院している七国山病院へ向かいます。久しぶりの母との面会で、サツキもメイも嬉しそうな表情を浮かべています。

母はメイの髪の毛をサツキが結っていることに気づき、しっかりものである彼女が大変でないか心配をしていました。それでもサツキは元気な様子を見せ、新たな友達もすでに作っているほどこの土地に慣れていました。

サツキが学校に行き父が家で仕事をしている途中、メイは1人庭で遊んでいました。すると白い体毛に覆われ、耳がピンと2本立っているまるまるとした生物を見かけます。

初めて見る不思議な生物にメイは興味深々、急いで追いかけるとその生物は全速力で走って逃げていきます。どうにか追いかけて場所を突き詰めると、今度は別の場所から生物が逃げ出していくのを発見します。

さらに次は青い体毛の生物も一緒です。青い毛の方は穴の開いた袋を抱えていて、どこからチョロチョロとどんぐりが零れ落ちています。メイはますます興味を持ってしまい、2匹が森へ入ってしまっても後を追いかけ続けました。

メイとトトロの出会い

すると突然メイは穴へ落ちてしまいます。無事に着地すると、なんと目の前には自分の体よりもはるかに大きい、灰色の体毛をした生物がいました。

どうやら寝ているようで、メイは生物のふっくらしたお腹をよじ登りながら、何者かを確認しに行きます。

生物に名前を尋ねると、すさまじい響きで叫び始めます。ハッキリと聞き取れる言語ではないが、メイにとってはトトロと聞こえ、大はしゃぎします。

気づけばトトロのお腹の上でお昼寝をしてしまい、サツキが学校から帰ってくる時間となっていました。

一方で帰宅してからメイが見つからないことに驚くサツキ。父と一緒に妹を探すと、メイは森の中でスヤスヤと寝てしまっていた。ここでお昼寝はダメだと叱るサツキにメイは「トトロに会った!」と興奮気味で説明します。

父曰くそれは森の主だろうと説明しました。メイの話を2人は信用し、サツキはトトロを一目見たいと思い始めていました。

サツキを意識する少年カンタ

タツオとサツキはそれぞれ仕事や学校へ、幼稚園にいっていないメイはおばあちゃんの家で留守番をしていました。しかし寂しさゆえか「サツキのもとへ行く」とおばあちゃんを困らせるメイ。

本当に学校まで来てしまい、サツキは担任に事情を説明します。致し方なく教室へ妹を迎え入れることとなり、母親がいない今、メイは寂しい気持ちでいっぱいでした。

2人で学校に滞在した後は、雨が降りそうなので急いで帰路につきます。しかし大雨が突然降りだしてしまい、歩き続けることが困難だと判断したサツキはお地蔵様の前で雨宿りします。

すると近所に住む少年・カンタが傘を差しながら2人の前を通りすがりました。カンタは草壁家が引っ越してきた日からサツキを意識しており、わざと冷たくする可愛らしい行動を取っています。

顔を合わせれば意地を張り合う2人でしたが、この日に限って彼は姉妹に傘を差し出してくれました。カンタのお陰で姉妹は無事に帰宅、後に彼の家へ傘を返しにいくこととなりました。

トトロのプレゼント

雨が弱まった後は、傘を持っていない父を迎えにバス停へ向かいます。しかし父の帰りは遅いようで、予想していた時刻のバスには乗っていませんでした。

外も暗くなり、メイは眠くなってサツキにおぶってもらうことに。雨の中妹をおんぶしながら、サツキは父の帰りをバス停で待ち続けました。

すると突如となりに、あのトトロがやってきました。驚くサツキですが、彼が傘を持っていないことに気づき、慌てて父の傘を渡します。雨の音に興奮したトトロは大声を発し、ネコバスを呼び寄せます。

さすがのメイも飛び起き、姉妹でトトロとネコバスを目の当たりにします。そしてトトロは2人へあるものをプレゼントし、ネコバスへ乗って去って行きました。

トトロがプレゼントしたのは葉っぱに包まれた沢山の木の実でした。大興奮の2人は木の実を早速庭に埋め、芽が出る日を楽しみに待ちます。

するとある夜に、自宅の庭にはトトロ、中トトロ、小トトロの姿があり、トトロの力で芽はポンポンと飛び出し、一瞬にして大きな木が成長します。サツキとメイはトトロのお腹につかまって空を飛ぶという貴重な体験をしました。

目が覚めると大きな木こそなくなり、トトロの姿もなかったものの、芽はしっかりと出ていますそれを見て2人は大喜びしました。

『となりのトトロ』の最後と結末

姉妹喧嘩

楽しく生活を送っている中、母の入院している病院から急を要する電報が届きます。サツキはカンタの案内で電話を借り、父に確認を急いだところ、母の帰宅がまた延びてしまう事実を告げられました。

不安でいっぱいになるサツキ。母が返ってこないことに「やだ!」と泣きながら駄々をこねるメイ。2人は感情的になり、勢い余ってケンカをしてしまいます。

母の帰宅が延長されたのは何も今回だけのことではないため「お母さん死んじゃったらどうしよう」と泣くサツキを、おばあちゃんはただひたすらに慰めます。

姉が泣く様子を見ていたメイは、母が退院したらプレゼントすると決めていたトウモロコシを持って家を飛び出してしまいます。メイが急にいなくなってしまい、ご近所を巻き込んでの大パニックになります。

サツキの予想では母の入院している病院へ向かっているはずだが、通行人に聞いても全くヒントが得られません。カンタも自転車を走らせ、七国山病院へ向かうと協力してくれました。

母のお見舞い

自分の足が泥だらけになるまで探し回るサツキですが、まだメイは見つからず、遂に日が暮れる寸前にまで追い込まれてしまいます。サツキは急いでトトロの元へ向かい、メイがいなくなった旨を告げて彼に助けを求めます。

するとトトロはネコバスを呼び寄せ、行き先をメイに指定。サツキをネコバスに乗せてメイの元へ走らせてくれたのでした。もちろんトトロもネコバスも、普通の人間や大人たちには見えていません。

猛スピードでメイの元へ駆けつけると、トウモロコシを抱えながら泣くメイの姿がありました。やはり予想通り、病院へ向かおうとしていたようです。姉妹は抱き合って無事を喜びました。

ネコバスは病院へ2人を運んでくれて、母と父の様子を確認することができました。母の容体はそこまで悪化しておらず、ただ単純に入院が延びてしまっただけでした。メイはそっと窓際に「お母さんへ」と書かれたトウモロコシを置きました。

無事におばあちゃん達とも合流。そしてのちに母は退院し、家族に再び幸せな時間が取り戻されるのでした。なおその間、トトロは木の上で静かにオカリナを吹いていました。

『となりのトトロ』感想まとめ

映画『となりのトトロ』の感想をまとめました!

動き、キャラクターの表情、ストーリー、何もかもが素晴らしかったです!
宮崎駿の現実への理解度の高さをひしひしと感じました!

スタジオジブリの不朽の名作!
大人になった今でもそう思い続ける事ができる素晴らしい映画です!

トトロが登場したシーン以降は興奮しっぱなしです!
映画を見終えた後のエンディングテーマの「となりのトトロ」も楽しみの1つです!

まとめ

映画『となりのトトロ』のあらすじを、ネタバレあり(詳しく)とネタバレなし(簡単)で解説してきました!

最後の結末までご紹介してきましたが、子供心をガッチリつかみつつ、大人も引き込まれる魅力や、気付かされることが散りばめられている昔懐かしい雰囲気の映画でしたね♪

何度も見たくなってしまう映画です!

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