となりのトトロは1988年に公開されたスタジオジブリ製作のアニメーション映画です。宮崎駿監督の長編4作目の映画で、30年以上前に公開された映画ですが現在でも非常に数多くの人から支持を集めている作品です。
今回は
- となりのトトロの何が面白い?
- となりのトトロの人気の理由や魅力は?
について考察していきたいと思います。
となりのトトロやスタジオジブリ作品のネタバレを含みますのでご注意ください。
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となりのトトロの何が面白い?
【金ロー】毎年恒例「夏はジブリ」3週間連続でジブリ作品を放送https://t.co/I2xDBduV0F
— ライブドアニュース (@livedoornews) July 22, 2022
「金曜ロードショー」では、8月12日から26日まで、3週連続でジブリ作品を放送する。ラインナップは8月12日『天空の城ラピュタ』、8月19日『となりのトトロ』、8月26日『耳をすませば』。 pic.twitter.com/2t3tgUWroX
『となりのトトロ』について、何が面白いかと問われれば、それは
世界観とキャラクターデザイン
が様々な人に好まれている、ということが言えると思います。
となりのトトロは昭和30年代前半を舞台としており、現代は少なくなってしまった自然豊かで暖かい人が暮らしている田舎を魅力いっぱいに表現されています。
どんな人も懐かしさを覚えてしまう田舎の風景と、そこに暮らすメイやサツキのイキイキとした暮らしぶりは魅力的です。
トウモロコシを収穫して洗って食べるといった非常にリアルな描写と、それに対比して描かれるトトロやネコバスといったファンタジーな世界が融合されています。
公開当時『となりのトトロ』の時代設定は明確ではありませんでしたが、後に宮﨑駿監督は1953年を想定して作ったと明言しています。
— ジブリのせかい【非公式ファンサイト】 (@ghibli_world) August 15, 2024
この時代設定に準拠すると、現在サツキは83歳でメイは75歳です。この二人は、まだまだ元気にしていそうですね。今ごろ孫にトトロと会ったときの話をしてるかも。 pic.twitter.com/VuVl2oz5gq
となりのトトロにはどんなキャラクターがいる?
となりのトトロにはメイやサツキなどの主人公とカンタなどのクラスメイト、またトトロやネコバスなどが出てきます。
となりのトトロに出てくるキャラクターは、サツキやメイなどの昭和の田舎に暮らす人間たちと、トトロやネコバスなどの非常にファンタジックでありながら古来から日本に生きていたと推察できるキャラクターの二種類が出てきます。
サツキはまだ小学生ながら幼いメイのお世話をするしっかりした子ですが、母の危篤状態などを知るとうろたえてしまう、年相応の面もあります。
メイはまだ幼くわがままを言ったりすぐ転んだりなど幼児的ですが、トトロの胸にサツキより早く飛びついたりなど好奇心旺盛で度胸が座っている面もあります。
作中に出てくるトトロと言われている生き物は正確にはトトロという名前ではありません。
メイと出会ったときに名前を聞かれた際に出した唸り声からメイに名づけられました。
草木の成長のスピードを早くしたり、コマに乗って飛んだりと特殊な能力を兼ね備えています。
またネコバスと呼ばれる、巨大な化け猫を呼ぶことができ、それに乗って移動することもあります。
サツキとメイが困っている時には助けてくれるなど、会話はできませんが意思の疎通が取れているような描写がされています。
となりのトトロの東京地下鉄ネコバス版。 3Dの驚異😅🤔
— マサミ (@masami777777) October 28, 2023
pic.twitter.com/08ZmC0FBhe
『となりのトトロ』の人気の理由や魅力
となりのトトロは独自の世界観が魅力で人気の理由です。
昭和30年代という現代では失われてしまった田舎ののどかな風景と、そこにいたかもしれないトトロという不思議な存在の世界観が大人も子供もこの作品を好きな理由です。
実際に体験した記憶はないのに非常に懐かしさを覚える世界で、自分たちも忘れてしまっただけでトトロのような生き物とあったことがあるのではないかという気分にさせられます。
どんな人に人気?
となりのトトロ】
— 噂のロケ地 (@uwasanoroketi) August 23, 2019
所沢市
「となりのトトロ」のモデルとなった町です。
トトロが住む森があることで有名です。 pic.twitter.com/dEYqw4NTlI
となりのトトロは非常に子供人気が高い作品です。
サツキやメイが子供であり、見ている子供たちも自分たちもトトロに会えるのではないかと思わせてくれる魅力があります。
森に入ってトトロと出会ったり、おばあちゃんにトウモロコシの食べ方を教わったり、見ている子供たちにとっても主人公と同じく新しい体験を数多くできる映画です。
また、現在では公開時に子供だった人が親世代になっており、自分たちが見ていた映画を自分の子供たちにも見せるということが起こってきています。
となりのトトロの魅力は?
『となりのトトロ』はサツキとメイを中心とした子供の世界の描き方が本当に素敵ですね。つまり身の回りの不思議な出来事に対して純粋に追いかけている感じが画面に宿っているんですよ。決して謎の解明ではなく、そこに何かがあるから近づきたくなる、触りたくなるという元気な好奇心が愛おしいんです。 pic.twitter.com/fQdBIfgUOi
— ドラゴン士 (@eigarunner) August 25, 2019
トトロやネコバスなどのキャラクターデザインが魅力的です。
ほかのファンタジーでも大きな化け物などは数多く登場しますが、となりのトトロに出てくるキャラクター達は可愛さを持ち、人間を驚かすようなものではありません。
一番大きなトトロは非常に巨大でともすれば恐怖を与える存在になりかねませんが、意思を持っているのか持っていないのかわからないようなとぼけた目で、不思議と見るものに安心感を与えます。
ネコバスも、12本の足があるバスの形をした巨大な化け猫であり、文章で表現すると非常に恐ろしい生き物ですが、実際のネコバスは大きな口をした可愛い生き物です。
となりのトトロのファンタジーなキャラクター達はサツキやメイを助けたり楽しませたりするために特殊な能力を使いますが、それはサツキやメイが心の純粋な子供であることをわかっており、大人にはトトロ達は見えません。
『となりのトトロ』
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まとめ
今回はとなりのトトロの何が面白い?となりのトトロの人気の理由や魅力は?について考察してきました。
内容をまとめると以下の通りです。
- となりのトトロは世界観やキャラクターが非常に面白い。
- となりのトトロの人気の理由や魅力は、見ている子供たちが共感できることと、大人も昔を懐かしむことができることです。
非常に人気な作品で見たことがある人も多いかもしれませんが、再度見直すと新たな発見があるかもしれません。また見たことない人も非常に魅力の多い作品ですので、ぜひご覧ください。