「そして、バトンは渡された」は実話?原作と映画の違いは3つ!

映画「そして、バトンは渡された」は2021年に公開されましたが、原作本は2019年に瀬尾まいこさんが執筆し累計110万部を突破するヒット作となり、本屋大賞を受賞しました。また、2019年に20代が最も読んだ小説ランキング第三位にランクインするなど大きく話題となった作品が待望の映画化となり、原作ファンの期待も非常に大きかったと思います。

そこで今回は、

  • 「そして、バトンは渡された」は実話なの?
  • 原作と映画の違いは?

について考察していきたいと思います。

ネタバレを含みますのでご注意ください。

目次

「そして、バトンは渡された」は実話をもとに作られた?

結論から言いますと、

実話ではなく、実話をもとに作られた作品でもない

というのが結論です。

実話をもとに制作されたと感じた理由

劇中には私たちに馴染みのあるものが多く登場します。例えば、「アンパンマン」「スターウォーズ」といった単語が出てきたり、卒業式の定番ともいえる合唱曲「旅立ちの日に」を演奏するシーンが描かれるなど、馴染み深いと感じるものがいくつか出てきます。

また、優子に与えた深い愛情にも現実味を感じました。子供に対する親の愛情は計り知れないもので、血は繋がっていないものの子供のためならどんなことでもできる、そんな親の強い覚悟や意志、そして大きな愛情が描かれていることも現実味を帯びた理由なのかもしれません。

梨花の優子に対する行き過ぎた愛情の形には少し違和感を抱く方もいらっしゃるかもしれませんが、それ以上に共感できるシーンが多くあったことが視聴者が実話をもとに作られたのではないかと感じた部分でもあると思います。実際には実話でもなく、実話をもとにしたフィクションでもありませんでした。

原作と映画の違いは?

原作と映画の違い➀・・石原さとみ演じる梨花が原作では生きていた

幼い頃に突然優子の前から姿を消してしまった梨花。映画では優子と再会を果たすことができないまま病気で亡くなってしまいますが、原作では梨花は生きており優子と無事に再会を果たします。そして、優子と早瀬くんの結婚式にも無事出席し、二人の結婚を祝福する場面も描かれています。

梨花が生きているのとすでに亡くなってしまっているのとでは、優子の心情も大きく変わってくるのではないかと感じますね。物語の重要なポイントとなる梨花が原作では生きている、映画では亡くなっている、この点には個人的にもかなり驚きました。

原作と映画の違い②・・みぃたんは原作には登場しない

映画では優子の子供時代の回想シーンにみぃたんが登場します。優子の人生とみぃたんの人生、それぞれの人生が同時に描かれていることによってあたかも優子とみぃたんは別人であるかのように描かれていました。ですが原作では、冒頭が優子の子供時代から始まるため回想シーンがありませんでした。

みぃたんという人物は映画のオリジナルの設定として描かれていたのです。まんまと別人だと思いながら映画を鑑賞していたので、同一人物と分かった時は驚きつつも森宮と梨花の愛情に感動してつい涙してしまいました、、。みぃたんを演じた稲垣来泉ちゃんは当時10歳だったそうです。素晴らしい演技力を披露してくれましたし、何よりとっても可愛かったです!

原作との違い③・・原作では優子は梨花からの手紙を読まない

梨花は優子に自分が突然姿を消した理由や、優子への愛情をつづった手紙を沢山書いていました。映画では優子がその手紙を読み梨花の本心を知りますが、原作では優子は手紙を読まないという選択をしました。

梨花が重い病気を患い闘病のため優子の前から姿を消すところまでは原作も映画も同じですが、原作では梨花は生きており無事に優子の花嫁姿を見送ることができているので、手紙を読む読まないのどちらの選択をしたとして間違ってはいなかったと感じますね。

個人的には、田中圭演じる森宮が原作では不器用ながらも一生懸命に優子と向き合う父親、映画では優子に対する愛情が全面に溢れた父親が描かれるといった人物像の違いも面白かったです。

まとめ

今回は「そして、バトンは渡された」は実話?原作と映画の違いは3つ!のついて考察してきました。

結論として、

  •  実話をもとに作成されたわけではない
  •  映画では病死した梨花は原作では生きている、映画に登場したみぃたんは原作には登場しない
  •  梨花からの手紙を原作では読まなかった

などが原作と映画の異なる点と考察できました。

原作と映画では異なった内容が多く登場し、迎える結末にも違いがありました。原作と映画では少し違った感情で作品を楽しむことができるかもしれませんね。原作も映画もどちらも心が温まりつい涙してしまう感動的な作品ですので、皆さまも一ぜひ度見てみてはいかがでしょうか。

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