『おおかみこどもの雨と雪』の串焼きのレシピ!長野名物の焼き鳥って本当?

細田守監督のアニメーション映画『おおかみこどもの雨と雪』を見て、花とおおかみおとこの彼が食べていた「串焼き」を見て、何これ?と思った方は多いのではないでしょうか?

私も思いました、、、おいしそうだったので一体何なのか気になって調べてみると、どうやら長野県の名物の焼き鳥らしいということがわかりましたよ!

一体どんなものなのか、そしてレシピも一緒にご紹介します!

ご自宅で作ってみて、花と彼のように幸せな時間を過ごしてみませんか?(*´ω`*)

目次

あの串焼きの正体は「美味(おい)だれ焼き鳥」!

長野県上田市の地元グルメ?

あの美味しそうな串焼きは、

長野県上田市に古くから伝わる「美味(おい)だれ焼き鳥」

ということがわかりました。

▼長野県上田市は、このあたり。

上田市といえば、あの戦国武将の真田氏発祥のまちです。

高原、温泉など自然に恵まれ、市街地には寺社など文化遺産も多数あります。

この美味だれ焼き鳥は、

「すりおろしにんにくが入った醤油ベースのたれを焼き鳥にかけていただくご当地グルメ」なのだとか。聞くだけでおいしそうですね♪

美味だれ焼き鳥とは?

上田市では焼き鳥は普通なのですが、まずその食べ方がユニークなのです!

この食べ方が登場した当初は、

  • 焼き鳥店にニンニク醤油だれが入ったコップが置かれ客がそのコップに焼き鳥を入れて食べる
  • 二度付け禁止

だったようです!二度付け禁止は大阪の串カツみたいですね。

今では、上田市の焼き鳥店では、たれの入った器と焼き鳥が一緒に提供されて、お客さんが自分たちのタイミングで自由に付けて食べるそうです。

もう一つ特徴的なのが、この「美味だれ」という名前です。上田市にやってきた人が、焼き鳥の甘いだれを想像してしまいがちなので、あえてたれに名前を付けたそうなのですが、

「美味だれ」の名前の由来が素敵で、

  • 上田地域の方言「おいだれ」=慣れ親しんだ仲間に対して使う「おまえたち」という意味
  • 美味しいたれ
  • 後から追ってかける「追いかけるたれ

という3つの意味が掛け合わされています。

なぜ『おおかみこどもの雨と雪』に登場したのか?

なぜあえてこの上田市の地元グルメ「美味だれ焼き鳥」が『おおかみこどもの雨と雪』に登場したのかが気になりますが、実は、

細田守監督の奥様が長野県上田市の出身

なのだそうです。

奥様の実家で見た食べ方が衝撃的すぎて、監督が映画のシーンにも取り入れたという噂があります。

細田監督と奥様との思い出の料理なのかもしれませんね(*´ω`*)

美味(おい)だれ焼き鳥のレシピ

原作小説のレシピ

細かい分量は置いておき、原作小説の方ではどのように説明されているかというと、

鶏肉を一口大に切り分け、ピーマンと一緒に串に刺す。

塩を少々振って網で焼いている間に、醤油やら酒やらぽん酢やらすりおろした玉ネギやらを混ぜ合わせて、細長いコップに入れる。

焼きあがった串を皿に盛り、タレに串ごと浸して食べる。

小説『おおかみこどもの雨と雪』

という説明があります。

とってもざっくりですね(^^;さらに詳しく調べているのを見てみましょう!

詳細版「美味だれ焼き鳥」レシピ

ざっくり版のレシピでも作れそうですが、よりきっちりとレシピを乗せると以下のとおりです!

材料

  • 鶏もも肉…450g
  • 白ネギ…1本
  • ピーマン(パプリカでも◎)…5個
  • 【調味料】
    酒…100g
    みりん…115g
    ポン酢…90g
    チューブ生姜…4㎝分
    チューブにんにく(気持ち多め)…4㎝分

作り方

  • 鶏もも肉、白ネギ、ピーマンを一口大に切る
  • 竹串に、①の材料を刺す
  • フライパンに油をしいて②を置き、ふたをして中火で2~3分焼く
  • 弱火に下げ、焦げないように様子を見ながら5分程度ふたをして火を通す
  • 調味料ををボールに入れてまぜ、フライパンに加え煮立たせる
  • 美味だれは背が高いコップに入れておく
  • 美味だれにつけて食べる!

意外と簡単です!ぜひ作って食べてみてください♪

まとめ

映画『おおかみこどもの雨と雪』に登場する串焼きについて調べてきました。

  • 串焼きの正体は長野県上田市の地元グルメ「美味だれ焼き鳥」
  • レシピは意外と簡単!

ということがわかりましたね!ぜひチャレンジしてみてください(*^^*)

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