サマーウォーズのあらすじをネタバレ解説!最後の結末と感想が胸熱すぎる!

細田守監督の作品『サマーウォーズ』のあらすじをネタバレ解説します!

ネタバレなしで簡単に短くまとめたあらすじ感想も用意しましたよ!

最後の展開と結末は本当に胸熱なんですよね…家族の愛、家族の絆を感じる素敵な作品です!

目次

『サマーウォーズ』の作品情報

  • 作品名:サマーウォーズ
  • 公開日:2009年8月1日(日本)
  • 制作国:日本
  • 上映時間:115分
  • 監督:細田守
  • 脚本:奥寺佐渡子
  • 制作会社:マッドハウス
  • 声優キャスト:神木隆之介、桜庭ななみ、横川貴大、谷村美月

監督は細田守、脚本は奥寺佐渡子、キャラクターデザインは貞本義行という、『時をかける少女』(2006年)の制作スタッフによって制作された映画で、当初から話題性があり、結果大ヒットとなりました。

コミカライズ、ノベライズもされ、細田守監督の作品の中では一二を争う人気作ですね!

『サマーウォーズ』のあらすじ(ネタバレなし、簡単に短く)

インターネット上の仮想世界OZが高度に普及している世の中。

このOZは、ゲームやショッピングのみならず、行政手続きや交通システムといった主要インフラまで支えています。

世界の何億という人が自分のアカウントを持ってOZで生活している、そんな世の中なのです。

主人公の高校2年生の健二は、憧れの夏希先輩の田舎に4日間泊まることになります。物語の舞台となる田舎には、夏希の個性豊かな親戚たちが一同に会していました。

健二が楽しく夏希とその家族との時間を過ごしているのも束の間、健二はある夜OZから送られてきた暗号を勢いで解いたことが原因で、OZ乗っ取りの疑惑がかけられてしまいます。

健二は、夏希と親戚たち(陣内家の人たち)と一致団結して、OZ乗っ取り犯が引き起こす混乱から世界を守りぬくという重大な戦(いくさ)に臨みます。

現代世界でも起こりそうなインターネット上のファンタジーと、田舎のおもしろい親戚たちとの団結ぶりが妙にマッチして、はらはらどきどきしながらも笑う場面もあり、最後まで目が離せない作品です。

『サマーウォーズ』のあらすじをネタバレ解説

『サマーウォーズ』は、細田守作品の中でも非常に人気の根強い映画です♪ネタバレありであらすじを解説していきます!

仮想空間OZ(オズ)に頼る世界

サマーウォーズの舞台は、インターネット上の仮想空間OZ(オズ)を世界の10億人が利用しているという世の中です。

OZは、自分のアバター(分身)を使って、日常生活に必要な買い物や公共料金の支払いまで済ませることができる巨大ネットワークです。

世の中の交通システムや行政の手続き等もOZで一部管理されており、現実世界を快適に過ごすためにOZはなくてはならない存在になっていました。

健二、憧れの先輩と旅行へ

主人公は、高校2年生で数学オリンピックの日本代表になりかけたほど数学が得意な物理部の健二です。ある日、健二は憧れの一つ上の先輩である夏希に、一緒に旅行に出かけるというアルバイトを頼まれます。

それは、夏希の曾祖母である90歳の栄おばあちゃんの誕生日を祝うために長野県上田市に夏希と一緒に出掛けるというものでした。

なんと栄おばあちゃんは室町時代から続く陣内家の末裔である一族の当主で、その屋敷はまるで時代劇さながらの立派な建物。そこに、陣内家の親戚一同が集まります。

夏希は、栄おばあちゃんが生きているうちに婚約者を連れていくと約束してしまったために、健二に婚約者(彼氏)役をお願いします。今まで女性と付き合ったことのない冴えない高校生、健二は、ひょうなことから大事件に巻き込まれるのでした。

仮想空間OZ大暴走!

健二たちが屋敷に着くと、数十人の親戚たちが栄おばあちゃんの90歳の誕生日をお祝いするところでした。その光景に圧倒されながら過ごすある夜、健二は携帯電話に届いた1通の謎のメールを受け取ります。そのメールには、数字の羅列の暗号が記載されていました。

数学が得意な健二は、思わず一晩で暗号を解いてしまいます。するとその翌朝、世界一のセキュリティを誇るOZが人工知能に乗っ取られて、世界中が大混乱になっており、しかもその犯人が健二であるという報道がされていました。

健二が解いた暗号は、実はOZを守る2000桁以上のセキュリティコードだったのです。

健二の疑いは晴れましたが、OZを乗っ取った人工知能「ラブマシーン」は、現実世界にも大混乱を招きます。例えば、交通機関の麻痺、誤情報の送信、等々…。

健二を始め陣内家の人たちは現実世界の各所で混乱を収めるために動き、OZでは、格闘技ゲームのチャンピオンであるキングカズマと健二がアバターを通して「ラブマシーン」を倒そうと試みます。

思わずテロリスト「ラブマシーン」の手助けしてしまった健二は、世界を巻き込んだ「戦争」に巻き込まれていくのでした。

ラブマシーンの真実と栄おばあちゃんの急逝

栄おばあちゃんが広い人脈を使って一旦事態は収束しますが、陣内家の養子である侘助(わびすけ)という男がOZを乗っ取った人工知能ラブマシーンの開発者であることが判明します。

激怒したおばあちゃんは侘助にその場で腹を切るように迫りますが、侘助は単なる開発者でラブマシーンの買い手であるアメリカ国防総省が勝手にOZで実験をしたのだと主張し、その場を去ります。

しかし、その晩、栄おばあちゃんはなんと急逝。実は、栄おばあちゃんの健康を管理していたネットワークがOZのアカウント乗っ取りにより作動しておらず、異常に気付かなかったことが原因と考えられました。

親戚一同が深い悲しみに包まれる中、栄おばあちゃんの力強い遺言により、陣内家の人々は一致団結し、ラブマシーンと対決することを決意します。

『サマーウォーズ』の最後・結末

人工知能ラブマシーンと花札勝負

人工知能ラブマシーンは、乗っ取った4億のアカウントから莫大な権限を奪い、なんと小惑星探査機「あらわし」の進路を変えて、世界のどこかの核施設へ落とそうとしていることが判明します。

健二たちは、夏希を中心として、賭け事好きのラブマシーンに陣内家の定番の遊び「花札」で勝負をかけます。劣勢に思われた夏希たちは、世界中の人たちの助けにより、ラブマシーンに奪われた大量のアカウントを取り返すことに成功しました。

最後の暗号解読

しかし一難去ってまた一難。ラブマシーンは、小惑星「あらわし」を今度は、健二たちがいる屋敷に照準を合わせて落とそうとしていました。

陣内家の人々は焦りましたが、健二の諦めない姿に、最後まで戦うことを改めて決意します。この「あらわし」の軌道を修正するためには、健二が冒頭で解いた2000桁セキュリティコードを解かねばなりません。

懸命に暗号を解く健二でしたが、何度も阻まれます。でも諦めない健二は、最後、残り少ないタイムリミットの中でついには暗算で暗号を解読し、OZの管理塔に入ることに成功。「あらわし」は見事に屋敷の軌道を外れ、OZと現実世界は平和を取り戻しました。

OZと世界の混乱を救った健二と夏希は急接近し、甘い恋が芽生えます。その様子を家族として温かく迎えた陣内家の人たちは優しく見守るのでした。

最後までハラハラドキドキな展開と、家族が世界の危機に団結する姿に、胸が熱くなること間違いなしです!

『サマーウォーズ』の感想まとめ

栄おばあちゃんの力強い言葉に感動

『サマーウォーズ』で、みんなが団結するきっかけを作る栄おばあちゃんの言葉が、刺さるんですよね〜

「あんたならできる!」という言葉の力強さに感動するという感想、多数です。

https://twitter.com/kawaseigi/status/1414140560084922370?s=21

家族愛・家族の絆に胸熱

『サマーウォーズ』で一致団結する陣内家の人々の家族愛、家族の絆、に胸が熱くなるという感想も多いですよ~!

まとめ

『サマーウォーズ』のあらすじをネタバレありで、最後と結末も含めて解説してきました。

何度も観たくなる映画ですよね~!見終わった後は、妙に家族に会いたくなります♪家族と一緒に観ましょう!

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