映画『もののけ姫』のあらすじをネタバレ解説!最後の結末の感想がヤバい!

スタジオジブリの映画『もののけ姫』のあらすじをネタバレ含めて解説します!

名作中の名作といっても過言ではない『もののけ姫』の最後と結末も、いろいろ考えさせられますよね。

観た人もそれぞれにさまざまな感想を持っていますが、どれも皆考察が深くてヤバい!

ネタバレなしで完結にまとめたあらすじも用意したので、早速見ていきましょう!

目次

映画『もののけ姫』作品情報

基本情報

  • 作品名:もののけ姫
  • 公開日:1997年7月12日(日本)
  • 上映時間:133分
  • 製作国:日本
  • 制作会社:スタジオジブリ
  • 監督・脚本・原作:宮崎駿
  • 声優キャスト:松田洋治、石田ゆり子、田中裕子、美輪明宏など

宮崎駿監督が構想に16年、制作に3年もかけたという長編アニメーション映画です。

興行収入は193億円にまで達し、当時『E.T.』が保持していた日本の歴代興行収入記録を塗り替えたことでも話題でした。

『もののけ姫』のあらすじ(ネタバレなし/簡潔版)

舞台は室町時代のころの日本。

村に住む17歳の少年アシタカは、将来的に一族のリーダーになることを期待されていました。ある日、アシタカは村を襲ったタタリ神というバケモノを退治します。しかし、その戦いで右腕を負傷し大きなあざができてしまいます。

タタリ神は、実は人間に恨みを持って巨大化したイノシシの神で、アシタカのあざはイノシシの神の呪いなのでした。アシタカは呪いを解くために、旅に出ます。

アシタカは、旅の途中で「タタラ場」という村に住む男を助けます。タタラ場では、鉄砲を作るための鉄を作っており、その原料の砂鉄を採るため、住民たちはシシ神の森を削っていました。

そのせいか、タタラ場は、山奥に住む「もののけ」に度々襲われていたのですが、村のリーダーであるエボシという女性は、武器を作って対抗していました。

ある夜、エボシの命を狙って「もののけ姫」という若い女性がタタラ場を襲います。「もののけ姫」は、山犬(犬神)に育てられた人間の娘、サンなのでした。

村人との戦いで瀕死の負傷を負ったサンを、アシタカが助けます。しかし、サンは人間を恨んでいるためアシタカを殺そうとするのでした。

人間と森に住む生き物とが争わない方法はないのかどうか、考えるアシタカ。

アシタカとサンは、それぞれの世界で生き抜くことができるのか――。

『もののけ姫』のあらすじをネタバレ解説!

アシタカの旅立ち

将来を有望視される村の青年アシタカ。

ある日、村に謎の生き物「タタリ神」が現れます。アシタカは、村を襲う勢いでやってくるタタリ神とt戦い、見事倒すことに成功します。

しかしその結果、アシタカは右腕を負傷し、呪いを受けてしまいました。

村の年長者の助言を受けて、腕の呪いを解くため、そしてタタリ神が現れた理由を探るために、アシタカは西の血を目指して旅立ちます。

タタラ場の生活

旅の途中、アシタカは侍たちに襲われる村人を助けるため、侍たちと戦います。見事勝利したアシタカは、命を救われたという男、ジコ坊に事情を話します。

ジコ坊によると、シシ神の森に行くと何か手掛かりがあるかもしれないというのです。アシタカは、大怪我を負った男たちを発見し、彼らが住んでいるタタラ場まで彼らを担いで向かいます。

その道中で、シシ神の森を通るアシタカ。コダマと呼ばれる不思議な精霊や生き物たちと遭遇します。

彼らに導かれ無事に到着したタタラ場は、製鉄を生業としている地域でした。タタラ場を統治するエボシ御前に話を聞いてみると、タタラ場の人たちが製鉄のために山を削り、森を破壊していることが判明します。

その結果、森の生き物たちはタタラ場の人たちを疎んでいるのです。そう、アシタカが呪いを受けることになったタタリ神を生んだきっかけがそもそも、エボシ御前をはじめとしたタタラ場の人たちの行いであることに、アシタカは気づくのでした。

森に住む山犬と山犬に育てられた「もののけ姫」ことサンが、エボシ御前を狙っていました。

サンとの出会い

アシタカがタタラ場に入ったその晩、サンがついにエボシ御前の命を狙ってタタラ場に乗り込んできます。戦術にも長けているエボシ御前によって窮地に追いやられたサンでしたが、アシタカに命を救われます。

アシタカはサンを背負ってタタラ場を去りますが、石火矢に撃たれ、大怪我を負ってしまいました。サンはアシタカをシシ神のもとに運び、傷を癒してもらうことに成功します。

シシ神は、生命の奪取と授与を行う山の神です。アシタカはシシ神によって生かされたのでした。

山犬とサンの生活を目の当たりにしたアシタカは、いかにエボシ御前たちから森が失われているのかを知り、この争いをどうにか止められないか、悩みます。

そんな中、九州から乙事主率いるイノシシたちが、シシ神を守りに大量にやってきました。人間に全面戦争を仕掛けようとするイノシシたち。

そのころジコ坊たちは、エボシ御前と組んで、シシ神の首を狙っていました。シシ神の首は不老不死の力を持つと言われていたからです。

エボシ御前は乙事主が率いるイノシシの大群と戦を始めますが、そのころタタラ場では侍たちの襲撃に遭っていました。

『もののけ姫』の最後・結末

エボシ御前との戦でボロボロになってしまった乙事主は、傷を癒してもらうためにシシ神のもとに急ぎます。しかし、乙事主は憎しみに狂い、タタリ神に変貌しようとしていました。

サンは乙事主をなだめてタタリ神になることを防ごうとしますが、防ぎきれずサンもタタリ神に取り込まれてしまいます。

なんとか、サンとアシタカはシシ神殺しを止めようとしますが、ついにエボシ御前はシシ神の首を打ち落とすことに成功します。

しかし、シシ神はデイダラボッチへと変身し、大量の液体状の姿へと変わります。この液体に触れると生命は死に絶えるため、人々は逃げ惑います。アシタカはまだ望みがあるとジコ坊に伝え、サンと首を奪い返し、シシ神へ返上します。

首を取り戻したシシ神は、朝日と共に消えていきました。シシ神の液で枯れ果ててしまった自然は再び緑を取り戻していきました。

アシタカの腕の呪いもいつの間にか消えていました。人間のことを許すことはできないとサンは言いますが、それでも、お互い共に生きることを伝えあって、2人は別れます。

戦いで腕を失ってしまったエボシ御前は、気持ちを入れ替え、タタラ場を再び良い村に作り直そうと決意するのでした。

『もののけ姫』の感想

20代女性

作品中で特に焦点を当てられているのが人間、もののけ間での生き方や主張の違いかと思いますが、
現実においても似たような状況は少なからずあるかと思います。
人種差別などの世界的な規模の問題は勿論、個人的な人間関係においても思想の違いで関係が悪くなることがあります。
この作品は、自分の主張を持ちながらも他者の生き方を肯定する難しさや勇気のようなものを考えさせられる作品だと思います。

20代女性

小さい頃に見た時は少し恐い印象だったのですがサンが強くて大好きでした。
大人になってから見るとアシタカ、モロ、エボシなど他のキャラクターの心理もよくわかるようになってこの映画がいかに様々な問題を取り扱っている壮大な映画だということを思い知りました。
何度見ても新しい発見があり飽きることなく、自分に子どもができても見せたいなと思える作品です。

30代男性

人間はなぜ生きるのか?どう生きるべきなのか?公開当時のポスターにも記されていた「生きろ」という言葉に強いメッセージを感じます。
そのメッセージの通り作品を通して「生命力」「生きていく強さ」というのを強く感じ、また考えさせられました。
本作は大自然が舞台ではありますが現代社会に生きる私達にも共感できるメッセージが含まれていると思います。

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まとめ

スタジオジブリの映画『もののけ姫』のあらすじをネタバレありとネタバレなしで解説してきました!

最後の結末までご紹介してきましたが、かなり見応えのある映画であることがわかりましたね♪

見る年齢によって、持つ感想が変わる映画ですので、何度でも観たいですね!

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