累計発行部数1億部を超える（2024年7月現在）大人気漫画、キングダム。この人気漫画キングダムを原作とした実写映画キングダムシリーズも非常に人気があります。
しかし、一方で
- キングダムの映画版は面白くない
- 映画版キングダムは演技下手すぎる
という辛口なコメントもあります。どうしてこのような意見があるのでしょうか？今回は、キングダムの映画がひどい！おもしろくない！と言われている理由について調べてみました。
キングダムの映画は面白くない、ひどい!
キングダムの映画が面白くない、ひどいと言われるポイントは3点ありました。
面白くないポイント①アクションシーンが残念
『キングダム』鑑賞
— タイラーの大乱 (@movie_watch4) April 20, 2019
原作をスクラップ&ビルドしてより通しの良くなったストーリーがまず素晴らしい！！場面転換の仕方が若干ダサかったりもしたけど、ビジュアル良し！！脚本良し！！ワイヤーアクションをふんだんに使った外連味溢れるバトルも超最高！！非常に満足できた傑作実写映画でした。 pic.twitter.com/XW8MKe3Cq6
原作漫画でも戦うシーンは多く、実写映画版キングダムでもアクションは見どころの一つです。しかし、
いかにもワイヤーアクションを使っていることが分かる演出が多い
です。そのため、アクションシーンに興ざめしてしまったという声もありました。
同じ漫画を原作としたアクションのある映画に、るろうに剣心が挙げられます。こちらはかなり演出もうまくいっているため、どうしても実写映画版キングダムは雑に見えてしまうのかもしれません。
面白くないポイント②衣装がピカピカすぎる
キングダムの実写映画で気に入らないポイントのひとつ、衣装。
— 湯豆腐👩 (@tofu_doel) July 4, 2024
無地って…えぇ…
これ昌平君の部屋着？寝間着？
そこは原作をちゃんと再現してほしいなと思う。せめて襟元だけでも…
こういうとこ細かく凝っているのがキングダムのええとこなのに。台無し！ pic.twitter.com/jHfKpX82x0
アクションシーンが残念な理由ともリンクしますが、
キャストの着ている衣装がきれいすぎて、戦いのシーンと合っていない
という意見も多くありました。折り目もない衣服と汚れもない鎧を身にまとう姿は、戦の多い時代とは思えない違和感があります。
原作漫画を大事にした結果なのか、鬘も不自然に感じる部分がありました。衣装や鬘による印象のせいか、コスプレのようだという意見も少なくありませんでした。
面白くないポイント③原作と違う部分にがっかり
左慈、、お前実写キングダムだとラスボスだなんて出世したじゃん😁😁 pic.twitter.com/AjY6PyAq4w
— な仔 (@JustinNonk) May 29, 2020
実写映画版では、原作とは違う部分もあります。
- 1作目のキングダムのラストで信が対峙する敵はランカイではなく左慈
- ランカイは映画内で完全に倒される
- 山の民族バジオウのシーンが少ない
原作ではランカイは反乱後、山の民と行動を共にすることとなります。しかし、映画では完全に倒されてしまいます。左慈がラスボスとして描かれている点など、原作とは違う点が原作漫画のファンはがっかりしたようです。
また、山の民族のバジオウは山の民族の中でも2番目に強く、原作漫画のファンも人気が高いキャラクター。そのため、あまり活躍するシーンがなかったのは残念でした。
キングダムの映画は演技が下手でおもしろくない？
キングダムの映画は演技が下手？
キングダムが面白くないという口コミの中でも一番多かったのは、演技が下手という声でした。その中でも多かった意見は、
- 信を演じる山崎賢人は、ただ叫んでいるだけ
- 全体的にセリフが棒読み
- 体に刀が当たっていないのに敵が倒れる
- 戦いのシーンはリアリティーがない
- アクションは迫力に欠ける
という意見が多く見られました。確かに信は叫ぶシーンが多めです。なので、ただ叫んでいるという印象が強くなってしまったのかもしれませんね。
また、アクションシーンでは、刀がぶつかる瞬間に停止するような表現もありました。そういった映画ならではの表現が物足りなさや迫力に欠ける印象を受けてしまうのでしょう。
キングダムの映画で良かったポイントは？
一方で、実写映画キングダムは好評な意見も多くあります。好評だったポイントは3点。
良かったポイント①配役が良かった
『キングダム』で楊端和を演じる長澤まさみさんは、その演技から美しさとクールさの両方を醸し出している。
— Batman 🦇 (@Batman888000) June 28, 2024
キングダム
#キングダム#金曜ロードショー pic.twitter.com/y2TA3cQIoi
実写映画のキングダムのキャストは、原作のイメージに近いという声が多くありました。特に王騎を演じる大沢たかおさん、山の民の王・楊端和を演じる長澤まさみさんの二人は、「ピッタリ！」「納得の配役」という声が非常に多かったです。
良かったポイント②ストーリーが分かりやすい
ご縁があって舞台キングダムの初日公演行ってきました！
— とり (@birdfamily28) March 12, 2023
キングダムほぼミリしらでも分かりやすいストーリーで楽しかった！舞台セットや衣装が細部までこだわってるのがよくわかるし何より役者さんが皆さん凄い！演出もすごく良かった😊
大阪1週間しかないけど、機会があれば是非見てほしい作品です✨ pic.twitter.com/d4QqzHObov
キングダムは歴史漫画を原作とした作品なので、内容が難しいのでは？という印象も強くあります。しかし、実写映画のキングダムは
原作漫画を読んでいなくても分かりやすくまとめられている
ため、ストーリーが理解しやすくなっています。特に
- 信と漂の友情関係
- 信の成長
が初めての人でも分かりやすく描かれています。歴史に疎くてもスムーズに入り込めるため、好評の声が多くありました。
良かったポイント③原作と同じ構図で撮影されている
行ってきましたー
— 水嶋書房くずは駅店 7/31閉店😭 (@mzsm_kuzuhaeki) April 19, 2019
映画 #キングダム
コミックスと同じ構図のシーンが🌟
戦闘シーンはさすがの #佐藤組
目が離せない速さとかっこよさ
脚本に #原泰久 さんが加わってらっしゃるので、原作ファンの方にも納得の作品だと思います
原作最新刊54巻は趙との13日目。王賁が！ pic.twitter.com/SSJumdfzvx
実写映画のキングダムは原作に沿って進んでいきます。原作漫画と同じ構図や同じセリフで撮影されたシーンも多いです。そのため、原作ファンからは好評な意見が多くありました。
まとめ
映画キングダムは、
- 演技が下手
- アクションシーンが残念
- 衣装がピカピカすぎる
- 原作と違う部分がある
といった理由から面白くない、つまらないという意見が多くあるようです。しかし、原作と同じ構図やセリフも多く、原作漫画のファンからは好評な意見もあります。
中でも、映画キングダムの配役は、原作とイメージが合っているという声も非常に多くあります。内容も分かりやすいため、原作を知らなくても入り込める作品です。
映画キングダムは歴史が苦手、アクションが苦手という方でも楽しめる作品でしょう。キャストが非常に豪華で、非常に見ごたえのある作品なので、ぜひチェックしてみてください。
