映画『キングダム2 遥かなる大地へ』のあらすじをネタバレありで徹底解説しますよ！
壮大な戦場のシーンとキャラクターたちの成長と絆が魅力の本作は、何度観ても楽しめます。
今回は、最後の結末まで、感想も一緒にわかりやすくしっかり解説しますよ～♪
映画『キングダム2 遥かなる大地へ』作品情報
『キングダム2 遥かなる大地へ』基本情報
『キングダム2 遥かなる大地へ』の基本情報を押さえてきましょう。
- 作品名：キングダム2 遥かなる大地へ
- 公開日：2022年7月15日
- 上映時間：134分
- 監督：佐藤信介
- 脚本：黒岩勉
- キャスト：山﨑賢人、吉沢亮、橋本環奈、清野菜名、ほか
2022年7月15日に公開された日本の映画『キングダム2 遥かなる大地へ』は、原泰久による漫画『キングダム』を原作とした作品です。
主演は山﨑賢人が務め、これは2019年に公開された同名映画『キングダム』の続編にあたります。
『キングダム2 遥かなる大地へ』のあらすじ(簡単に・ネタバレなし)
半年前、王都奪還の勇姿を見せた秦王・嬴政は刺客の襲撃に遭いますが、信の活躍により刺客は撃退されます。
しかし、その後、隣国・魏から魏火龍七師・呉慶率いる大軍が秦に進攻してきます。
これに対抗するため、大将軍・麃公率いる秦軍が出陣し、信も彼らに従い、羌瘣・尾平・尾到・澤圭らと共に戦地・蛇甘平原へと進軍します。
しかし、丘を魏軍に占領されたことで秦軍は不利な状況に立たされます。
その中で、信達第4軍も敵に向かって突撃し、彼らは魏の装甲戦車隊と激しい戦闘を繰り広げますが、秦軍は甚大な被害を受けます。
夜には魏軍による残党狩りが行われ、信と羌瘣は仲間を守るために奮闘します。
『キングダム2 遥かなる大地へ』のあらすじ内容を詳しくネタバレ解説!
信と仲間たちの戦場への決意
春秋戦国時代の舞台。秦王・嬴政の部屋に、自分の命を狙う暗殺者が現れます。
絶体絶命の状況に陥った嬴政を救うために、信と河了貂が駆けつけますが、暗殺者は死の間際、伝説的な暗殺者「蚩尤」の名を口にし、その命を絶えます。
この事件によって、嬴政は国内に反逆者が存在すると確信しますが、直後に隣国「魏」が国境を越えて侵攻を開始したという知らせが入ります。
この知らせを受けて、信は河了貂を王都に残し、初めての戦場へと向かう決意を固めます。
戦場への道中、信は五人一組を基軸とする「伍」と呼ばれる小隊を組むように命じられます。
同じ出身地の仲間である尾平と尾到、誰とも交流しない少年のような体型の羌瘣、そして外見によって他の仲間と上手く組めない伍長の澤圭と共に、信は伍を結成するのです。
魏の罠と未知の兵器
その頃、魏の将軍・呉慶は秦軍に対抗するために「蛇甘平原」という戦略的に重要な場所に複数の丘に兵力を配置し、秦軍を待ち構えていました。
麃公はこの状況に対抗するため、魏の副将宮元が守る丘を奪取するために歩兵隊に突撃するよう命じます。
しかし、秦軍は統率が乱れており、信の所属する伍は勝利の見込みが薄い突撃を千人将の縛虎申に命じられます。
それでも信は果敢に敵陣に飛び込み、見事な活躍によって歩兵隊は勢いづき、敵の第一陣を撤退に追い込みます。
しかし、その直後、地響きと土煙の中から「装甲戦車」という未知の兵器が現れ、歩兵隊は次々と轢き殺され、壊滅的な被害を受けます。
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戦略的重要地の戦場での遭遇
信の所属する伍や、経験豊富な沛浪が率いる伍など、数十人しか生き残れませんでした。
そして、麃公は援軍を出すことなくただ戦況を見守るのみでした。
そんな絶望的な状況の中、羌瘣が提案した死体を積み上げて防壁を作る策が成功します。
信は一部の装甲戦車を撃破し、尾平や沛浪を逃がすために自らが囮となります。
羌瘣は信を救う義務がない仲間でありながら、彼を助けるために追っ手を次々と殺害し、逃げるよりも追っ手の撃退を選択します。
信は羌瘣を庇いながら、2人で崖を飛び降りて追っ手を巧妙に巻き込みます。
信と仲間たちの決死の突撃と縛虎申の援護
翌朝、信と羌瘣は隠れていた尾平たちと合流します。
夜間に慎重に移動しながら進んだ信たちは、進軍を始めた宮元の兵と宮元自身の陣営の間に位置していることに気づきます。
そこで信たちは勇気を振り絞り、宮元の陣営への突撃を決行することにします。
数十人の兵士が数千人の守備隊相手に突撃するのは無謀な行為でしたが、この状況を知った麃公がついに動き出し、全隊に信の突撃を援護するように命じます。
騎馬兵を率いる縛虎申が宮元の先陣を突破し、迅速に信の元に駆けつけます。
縛虎申は命をかけて宮元の陣営への突撃を指示し、成功させるためには信の追っ手を相手にしなくてはなりません。
そこで信は羌瘣に歩兵隊の仲間たちと追っ手の守備隊と戦うように頼み、自らは縛虎申と共に宮元の陣営に向かうのです。
仲間の絆と縛虎申の犠牲
守備隊の圧倒的な物量により、歩兵隊は苦戦しています。
しかし、信とのやり取りによって「仲間」や「生きること」の意味を考えた羌瘣は、自分を危険にさらしてでも尾平たちを救うために奮闘します。
一方、信たちの騎兵隊は宮元の陣にたどり着きますが、弓兵によって縛虎申が瀕死の重傷を負ってしまいます。
しかし、それは縛虎申自らが仕掛けた策であり、不用意に近づいた宮元を刺すことに成功します。
縛虎申は息を引き取る前に信に「勇猛と無謀の違い」を伝えます。
宮元を討ち取ることで丘を制した秦軍ですが、呉慶は素早く陣を変更し、秦軍との正面対決を持ち込もうとしています。
『キングダム2 遥かなる大地へ』の最後と結末
王騎の登場と信の成長
するとその場に、かつての秦軍の大将軍・王騎が戦場を駆け抜け、信のいる丘に現れます。
王騎は戦場を観察しに来ただけだと話しますが、警戒心を抱いた呉慶はさらに陣を変更し、その隙を見逃さなかった麃公は敵陣へと突撃します。
麃公は見事に呉慶を討ち取り、これによって魏の兵士たちは戦場から撤退し、秦軍は防衛戦に勝利します。
信は王騎からの解説により、今回の戦いで多くの兵士たちが麃公と呉慶という二人の将軍の思惑によって動かされていたことを知り、自分がまだまだ未熟であることを痛感します。
王都への帰還の最中、羌瘣がひとり軍を離れて魏に向かおうとしますが、信は彼女を呼び止め、再会を約束させます。
信の腹に拳をお見舞いしながら、「じゃあな」と言いながら羌瘣は信の元を去り、彼女は笑顔を見せながら進んでいくのでした。
信の昇進と暗躍する黒幕
王都に戻った信と再会した河了貂は、信を少しでも助けるために戦術を学び、「軍師」として信を支える決意をします。
たった一度の従軍で高い戦果を挙げた信は、現場からの推挙の声もあり、「百人将」の地位に昇進します。
嬴政は信の昇進に感心していましたが、配下の昌文君や肆氏の報告により、先日の暗殺者を差し向けた黒幕が丞相の呂不韋であると確信します。
呂不韋は嬴政の前に現れ、暗殺の試みを隠そうともせず、昌文君や肆氏は政治的な権力差から彼に手を出すことができないことに歯噛みしています。
一方、百人将として昇進した信は自分を鍛え直すために王騎の城へと向かっていくのでした。
『キングダム2 遥かなる大地へ』感想まとめ
映画『キングダム2 遥かなる大地へ』の感想をまとめました！
再現度はかなり高い！
できれば目ん玉とびでたり頭カチ割れたりもう少しグロさがほしい！
前作に続いて、壮大なアクション満載！
実写化としてもかなりの成功作だと思う！
1に続きクオリティが高い！
細かいところまで再現されててこだわりを感じた！
『キングダム』シリーズ
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まとめ
映画『キングダム2 遥かなる大地へ』のあらすじを、ネタバレあり（詳しく）とネタバレなし（簡単）で解説してきました！
最後の結末までご紹介してきましたが、壮大な戦争アクションと原作漫画の魅力を忠実に再現したストーリーでしたね♪
何度も見たくなってしまう映画です！
