映画『リメンバー・ミー』のあらすじをネタバレありで徹底解説しますよ!
ピクサー製作の映画で家族の奇跡を描いた物語が魅力の本作は、何度観ても楽しめます。
今回は、最後の結末まで、感想も一緒にわかりやすくしっかり解説しますよ~♪
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映画『リメンバー・ミー』作品情報
ウンポコロコっ!!!🥰🥰🥰#リメンバーミー pic.twitter.com/6a69nbnMhz
— 石橋 陽彩 (@HIIRO_ISHIBASHI) March 4, 2022
『リメンバー・ミー』基本情報
『リメンバー・ミー』の基本情報を押さえてきましょう。
- 作品名:リメンバー・ミー
- 公開日:2017年10月27日(メキシコ)
2018年3月16日(日本) - 上映時間:105分
- 監督:リー・アンクリッチ
- 脚本:エイドリアン・モリーナ
- キャスト:アンソニー・ゴンザレス、ガエル・ガルシア・ベルナル、
アラナ・ユーバック、ベンジャミン・ブラット、ほか
ピクサー製作の映画で、音楽を通じて家族の絆を描いた心温まるストーリーです。素晴らしい音楽も話題になりました♪
『リメンバー・ミー』のあらすじ(簡単に・ネタバレなし)
音楽が大好きな少年ミゲルは、過去に起こった悲しい出来事が原因で音楽禁止の掟がある一族に生まれてしまったため、大好きな音楽をすることはかないませんでした。
家族に隠れてこっそりとギターを奏でて、尊敬するミュージシャン、デラクルスを真似して歌を歌うミゲルは、ある日彼の霊廟に飾られていたギターに触れてしまったことが原因で死者の国へ紛れ込んでしまいます。
死者の国で出会ったガイコツのヘクターは、陽気にミゲルと共に冒険をしてくれます。
日の出までにもとの世界に帰らなければ、もとの身体に戻れなくなってしまうミゲルでしたが、ヘクターもまた、生きている家族に忘れられたら、死者の国からも消えてしまうという状況でした。二人は無事にハッピーエンドを迎えられるのでしょうかーー。
『リメンバー・ミー』のあらすじ内容を詳しくネタバレ解説!
“音楽禁止”の家
死者の日とは…
🇲🇽メキシコの、日本のお盆のような行事で祖先の霊が戻ってくると信じられている日。先祖の墓の前でお酒を飲んだり食事をしたり歌を歌ったりなど、先祖の魂と生きている家族の交流をはかります。💀ガイコツは欠かせないモチーフで、古来より身近な存在なのだそう
#リメンバーミー pic.twitter.com/OG0iZuqUjr— アンク@金曜ロードショー公式 (@kinro_ntv) March 4, 2022
メキシコに住むミゲルの家は、代々靴屋をしていました。街中には音楽があふれているにもかかわらず、音楽が家族を引き裂いたという家族の歴史から、ミゲルの家では音楽禁止という決まりがありました。
しかし、ミゲルは「リメンバー・ミー」という大ヒット曲を生み出した伝説的ミュージシャン、エルネスト・デラクルスに憧れて、音楽を捨てきれず、屋根裏でこっそりとギターを練習していました。
メキシコには、死者が年に一度家族のもとに帰ってくる「死者の日」というイベントがあります。死者の日には、家族がそれぞれ代々の先祖の写真を飾り、死者はそれを頼りに現世にやってくると言われています。
ミゲルの家の最大にも家族の写真を飾っていましたが、一人だけ顔が切り取られていました。それは昔、家族を捨てて音楽の道を選んだ高祖母(ひいひいおばあちゃん)のママ・イメルダの夫でした。その写真では、高祖父(ひいひいおじいちゃん)にあたる人物が持っているギターがデラクルスと同じだったため、ミゲルは高祖父がデラクルスではないかと思っていました。
ミゲルは音楽を諦められず、死者の日の音楽コンテストでギターを演奏しようとしますが、祖母エレナに見つかり、ギターを壊されてしまいます。ミゲルは「こんな家族、大嫌いだ!」と言って家を飛び出しました。
迷い込んだ死者の国
ミゲルやデラクルスをはじめとするキャラクターたちの演奏シーンは、指使いやパフォーマンスをよりリアルに描くため、プロのミュージシャンのギターにカメラを装着し指の動きを録画したものを、アニメーターたちに提供したのだとか。
#リメンバーミー #金曜ロードショー #ディズニー #ピクサー pic.twitter.com/BefYhHbfs3— アンク@金曜ロードショー公式 (@kinro_ntv) March 4, 2022
ミゲルは、デラクルスの「夢は自分でつかむ」「チャンスをつかめ」という名言を思い出し音楽を続けることを誓いました。自分のギターは失ってしまったため、デラクルスの墓に飾られていた彼のギターを盗み、コンテストに出場しようとします。
ミゲルはデラクルスのギターを墓で手に入れ、一度大きくギターを鳴らすと、警備員に見つかりそうになって慌てますが、なぜか、その人たちの体はミゲルの体をすり抜けていきます。
どうやらミゲルは、生きている者には見えず、死んだ者には見えるという死者の世界に迷い込んでしまったのです。墓地では、祭壇に飾っていた亡くなった家族と出会いました。生者の国に戻るために、家族とミゲルは死者の国から出られなくなっているというママ・イメルダに会いに行きます。
生者と死者の世界をつなぐオレンジ色の花びらで作られた大きな橋を渡り、ミゲルはイメルダに出会いましたが、「ミゲルは死者を祀る日に死者への供え物を盗んだために呪われた」「死者の国で日の出を迎えると生者の国には帰れない」「祭壇に自分の写真が飾られていなければ死者は生者の国へ渡れない」というルールを知ります。
そして、イメルダ自身は、ミゲルが祭壇にあったイメルダの写真を持ちだしたために、生者の国に行けないでいたのでした。ミゲルの呪いは、家族が「許し」と与えれば解けるため、ミゲルはイメルダから許しをもらいますが、条件として「音楽は禁止」と言われてしまいます。
音楽をどうしても諦められないミゲルは、高祖父であるデラクルスであれば許しを与えてくれるだろうと思い、デラクルスに会いに行くために家族から逃げ出すのでした。
デラクルスとの出会い
(´-`).。oO(遂にデラクルスと出会えたミゲル🎉パーリナイ🕺🕺)#リメンバーミー
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ミゲルは、逃げる途中でかつてデラクルスの音楽仲間だったというヘクターに出会います。彼は、家族が祭壇に自分の写真を飾ってくれず生者の国へ行けないので、デラクルスに会わせる代わりに、生者の国で祭壇に自分の写真を飾ってほしいと頼みます。利害が一致した2人は協力してデラクルスを探しました。
死者の国で開催される音楽コンテストで優勝すれば、デラクルスが開くパーティーに招待されると知ったため、ヘクターの友人チチャロンを訪ねてギターを借りに行きます。チチャロンはギターを課すことを渋りましたが、彼は生者の国の誰からも忘れ去られてしまい、死者の国からも存在が消えて、「2度目の死」を迎えるのでした。
ミゲルたちはチチャロンが残したギターで「ウン・ポコ・ロコ」を演奏し大成功。優勝するかと思われましたが、家族が会場にやって来て見つかりそうになったため、やむなくその場を離れます。途中でミゲルはヘクターと喧嘩してしまい、一人でデラクルスのパーティーになんとか潜り込んで、デラクルスを見つけました。2人は熱い抱擁を交わします。
ミゲルの本当の家族
【速報⚡】
ミゲルとヘクター……
2人はまさかの……⁉️#リメンバーミー pic.twitter.com/ENb0BS7vmi
— ディズニー・スタジオ(アニメーション)公式 (@DisneyStudioJ_A) March 4, 2022
デラクルスから許しをもらおうとした瞬間、後からヘクターがやって来て衝撃の事実が判明します。ヘクターとデラクルスは生前共に音楽活動をしていましたが、ヘクターは家族の大切さに気付き家族のもとに戻ろうとしました。しかしその道中で、それを快く思わなかったデラクルスがヘクターを毒殺したのです。
その後、デラクルスはヘクターのギターと曲を自分のもののように発表し伝説的なミュージシャンになったのでした。単純に食あたりで死んだと思っていたヘクターと、デラクルスを尊敬していたミゲルは絶望します。
ヘクターは「娘にもう一度会って謝りたかった。心から愛していると伝えたかった」と話します。その娘の名前がココというのです。なんと、ミゲルの曾祖母なのでした。つまり、ミゲルの本当の高祖父はデラクルスではなく、ヘクターだったのです。
ココは高齢のために記憶があいまいになって、父親も忘れかけているために、ヘクターには「2度目の死」が近づいていました。ミゲルは「ヘクターの家族で誇らしい!」と叫びます。
『リメンバー・ミー』の最後と結末
生者の国への帰還
『リメンバーミー』で最後ヘクターは死の国で元気にやっている様子が描かれます。お陰で身なりも綺麗になっています。そして、履いている靴も新調されている点が彼と残されて靴職人の道を歩んだ家族との和解を示してして号泣。 pic.twitter.com/vA4lcOQP0X
— ドラゴン士 (@eigarunner) February 21, 2020
デラクルスによって、ヘクターは自分の写真を奪われ、さらに2人は洞窟に落とされてしまいます。そこへ助けに来たのは、イメルダでした。かつては家族を捨てたとヘクターを非難していましたが、本当は家族のもとに戻ろうとしていたことを知り、「許すことはできないが、写真を取り戻すことには力を貸す」と約束します。
ミゲルとヘクター、その他の家族は協力して、ヘクターの写真をデラクルスから取り戻すためにコンサートに忍び込みます。ステージ裏で乱闘になりますが、なかなか写真を手に入れられません。あるとき、乱闘の様子が偶然カメラに映り、デラクルスがヘクターの毒殺やその後の音楽の盗用などの悪事を語った映像が、会場中に流れました。さらに、デラクルスはミゲルを屋上から突き落とします。
ステージに戻って来たデラクルスを観客は非難し、デラクルスは逃げ出しますが最後は生前と同様に巨大な鐘の下敷きになりました。
海に落ちたミゲルは無事でしたが、ヘクターの写真は海に消えてしまいました。日の出が近づき、ミゲルの体は骨になりつつあります。ヘクター自身も「2度目の死」に近づいていましたが、ミゲルを生者の国に返すことを優先し、条件なしで「許し」を与えました。
家族の再会
『#リメンバーミー』のエンドロールは、最後まで要チェック☝️
大事なメッセージがあるかも⁉ pic.twitter.com/tz90FSX6bb
— ディズニー・スタジオ (@disneystudiojp) April 4, 2018
生者の国に戻ったミゲルは、ヘクターの「2度目の死」をなんとか防ぐために、家に急ぎました。そして、曾祖母のココに、昔ヘクターがココに歌っていた「リメンバー・ミー」を歌います。
すると、ここは少しずつ父ヘクターを思い出し、大事にしまっていたという手紙とヘクターの写真を取り出しました。代々続いていた家族の誤解も解け、音楽禁止はなくなりました。また、デラクルスの悪行は広く知られるようになり、代わりにヘクターが正当に評価されました。
1年後。
ミゲルの家の祭壇には、ヘクターとココの写真が新たに加わりました。死者の国では、ココとイメルダ、ヘクターの親子が感動の再会を果たしていました。
死者も生者も家族全員が揃って盛大なパーティーが開かれ、生者の国ではミゲルが、死者の国ではヘクターがギターを手にして歌うのでした。
『リメンバー・ミー』感想まとめ
映画『リメンバー・ミー』の感想をまとめました!
面白いし、感動する作品!
家族がいる人は、より感動すると思う。
シンプルなメッセージだけどダイレクトに届く。
洞窟のシーンからずっと泣きっぱなし!
メキシコの文化がステキ~!
カラフルな世界観と陽気な音楽でハッピーな気分になれる♪
\『トイ・ストーリー』シリーズ/
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まとめ
映画『リメンバー・ミー』のあらすじを、ネタバレあり(詳しく)とネタバレなし(簡単)で解説してきました!
最後の結末までご紹介してきましたが、家族との繋がりや音楽で絶対泣けてしまう映画でしたね♪
何度も見たくなってしまう映画です!