魔女の宅急便に松任谷由実のルージュの伝言がなぜ使われた?歌詞の意味も解説!

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ジブリ映画『魔女の宅急便』は、魔女のキキが様々な経験をしながら成長していく物語です。

採用された主題歌は、歌手の松任谷由実さんの曲『ルージュの伝言』だったのですが、みなさんは歌詞の意味について詳しく知っているでしょうか?

そこで今回は、

  • なぜ『魔女の宅急便』の主題歌に松任谷由実の曲が使われたのか?
  • ルージュの伝言の歌詞の意味は?

について解説していきたいと思います。

『魔女の宅急便』のネタバレを含みますのでご注意ください。

この記事の監修者
つくつく

映画鑑賞は年間100本以上映画ブログ運営4年

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結婚・出産後も年間100本は必ず鑑賞中。
Filmarksアカウントにも鑑賞レビューを掲載中。

▶︎『魔女の宅急便』のストーリーと照らし合わせて、改めて「ルージュの伝言」を聞いてみてください!あまりジブリらしくない歌詞ですよ…!

目次

なぜ『魔女の宅急便』の主題歌に松任谷由実の曲が使われたのか?

主人公のキキは物語冒頭でひとり立ちの修行のため、生まれ育った故郷を離れます。

ホウキに乗って意気揚々と旅立った時、BGMは松任谷由実さんの『ルージュの伝言』でした。

『ルージュの伝言』の曲調は、ポップな感じがウキウキしますし、キキの心情にピッタリだったのではないでしょうか?

主題歌の書下ろしを依頼

スタジオジブリのプロデューサー・鈴木敏夫さんは、2012年に行われた記者会見で『魔女の宅急便』が公開になる1年ほど前に松任谷由実さんに主題歌の制作を依頼していたと明かしています。

当時、松任谷由実さんはその話を引き受けたものの、曲作りは難航していました。

映画の主題歌というのは、もちろんその映画のイメージに合ったものを作らなければならないわけですし、考えただけでも難しそうですよね。

松任谷由実さんも色々考えた末、納得できるものをと思い、曲作りに取り組んでいたのだと思われます。

ユーミンのコンサートが影響?

スタジオジブリの鈴木敏夫さんは、映画の製作会議前日に松任谷由実さんのコンサートに出かけていました。

ユーミンワールドを堪能した鈴木敏夫さんは、監督の宮崎駿さんに『主題歌はユーミンでどうです?』と提案。

たまたま作業中などにユーミンを聴いていた宮崎駿さんは、その提案を了承しました。

『魔女の宅急便』のイメージと松任谷由実さんの楽曲のイメージがピッタリだったのでしょうね。

私たちはすでに魔女の宅急便=ユーミンという固定されたイメージがありますが、そういったものがない時は『正しいフィーリング』が必要になってくるのかなと思いました。

さすがスタジオジブリ、さすがユーミンですよね。

ルージュの伝言の歌詞の意味は?

松任谷由実さんの『ルージュの伝言』が発売されたのは、1975年2月20日、彼女にとって5枚目となるシングルでした。

ジブリ映画『魔女の宅急便』が公開されたのは1989年だったので、発売から14年の年月が経過していたのです。

ポップな曲調で思わず踊りたくなるような曲ですが、歌詞をよく見てみると男女関係のもつれが見え隠れすることに気づきました。

『ルージュの伝言』はどんな歌詞?

ルージュの伝言の歌詞を一部抜粋して解説していきましょう!

あのひとのママに会うために 今、ひとり列車に乗ったの 

これは明らかに女性が恋人の母親に会いに行くと解釈できますよね。

あのひとは もう気づくころよ バスルームに ルージュの伝言

浮気な恋を はやくあきらめないかぎり 家には帰らない

あの明るい曲調で恐ろしいことをさらっと伝えていますよね。

おそらく浮気した彼氏への制裁でバスルームの鏡に彼女が何かメッセージを残したと解釈できるのではないでしょうか。

明日の朝 ママから電話でしかってもらうわ My darling!

私的に思ったことは、『大人になると恋人の親にこんなことは頼めない』ということです。

歌詞の意味を考えてみると、若いカップルが浮気問題でもめてる内容なのですが、『魔女の宅急便』にそぐわないようにも感じますよね。

しかし、そこはやはりユーミンマジックなのかもしれません。

歌詞をじっくりと考察すると『未熟な若い女性像』が見えてきて、キキのような少女が大人になっていく過程が思い描けると思いました。

キキは夢や希望を持って故郷を離れましたが、新しい街に馴染むことや同年代の子たちとの付き合い方、若くして働くということについて思い悩みながら成長していくのです。

そう考えると『ルージュの伝言』は、『魔女の宅急便』にピッタリの主題歌ですよね。

数ある曲の中から選抜!

スタジオジブリのプロデューサー・鈴木敏夫さんは、なかなか主題歌が出来上がらなかったため、松任谷由実さんがすでにリリースした曲の中から主題歌を選抜したのです。

選ばれた主題歌は『ルージュの伝言』と『やさしさに包まれたなら』でした。

たくさんの楽曲の中から歌詞や曲調を考慮して『これだ!』と思ったのかもしれませんね。

もしくは意外に軽いノリで決めたという可能性もありますが…。

『魔女の宅急便』冒頭で出会った先輩魔女は、ムーランルージュがモデルの街に住んでいます。

もしかしたら『ルージュ』繋がりということも否定できないですよね!

まとめ

『魔女の宅急便』の主題歌になぜ松任谷由実さんの曲が使われたのか、『ルージュの伝言』の歌詞の意味について解説してきました。

結論とすると、

  • スタジオジブリは松任谷由実さんに主題歌の書下ろしを依頼していた
  • 松任谷由実さんのコンサートに行った鈴木敏夫さんは、彼女を主題歌担当にと提案
  • 『ルージュの伝言』の歌詞の意味は、若い女性が彼氏に浮気をされて彼氏の母親に助けを求める内容

とうことになります。

主題歌に選ばれた経緯などを知ることで、なお一層『魔女の宅急便』を感慨深く鑑賞してしまいそうです。

物語やアニメーションはもちろん大事ですが、主題歌に注目して映画を鑑賞してみるのもいいかもしれませんね。

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