余命10年のあらすじ(簡単版と詳細版)をネタバレ解説!最後の結末に涙!感想も

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映画『余命10年』のあらすじをネタバレありで徹底解説しますよ!

難病と向き合いながらも愛と絆を探し求める感動的な物語が魅力の本作は、何度観ても楽しめます。

今回は、最後の結末まで、簡単版と詳細版のあらすじ、そして感想も一緒にわかりやすくしっかり解説しますよ~♪

目次

映画『余命10年』作品情報

『余命10年』基本情報

『余命10年』の基本情報を押さえてきましょう。

  • 作品名:余命10年
  • 公開日:2022年3月4日
  • 上映時間:124分
  • 監督:藤井道人
  • 脚本:岡田惠和
  • キャスト:小松菜奈、坂口健太郎、山田裕貴、奈緒、ほか

映画『余命10年』は2022年3月4日に劇場公開されました。

藤井道人が監督し、小松菜奈と坂口健太郎が主演を務めました。

『余命10年』のあらすじ(簡単に・ネタバレなし)

探偵として活動しながら、太宰治の魅力に迫る異色の若者の物語です。

20歳の茉莉は、まれな不治の病に冒され、わずか10年の余命しかないことを知ります。

将来への諦めが恐怖を取って代わり、日々は淡々と流れていきました。

しかし、彼女は偶然始めた趣味に情熱を傾け、恋にも再び心を開くことに決めるのでした。

『余命10年』のあらすじ内容を詳しくネタバレ解説!

難病との闘い

年は2011。亡くなった患者からビデオを受け取り、最後の言葉として『生き続けて』と託された20歳の茉莉

彼女は肺動脈性肺高血圧症という難病と闘い、ほとんどの患者が10年も生きられないと言われる過酷な現実を受け入れていました。

2年にも及ぶ入院生活を終え、退院の日がやってきた茉莉は、ビデオを再生しながら家族と共に帰宅しました。

友人たちと再会し、楽しいひとときを過ごした帰り道、沙苗から出版社で一緒に働かないかと誘われますが、茉莉は笑顔でその申し出を断りました。

茉莉の友人たちとの同窓会での選択と和人との出会い

2014年。友人たちに自身の病気を隠していた茉莉は、友人との再会を願い、同窓会に参加することに決めます。

そこで、病状を秘密にし、東京でOLとして生活していることを友人たちに伝えます。

茉莉は同窓会で和人と再会し、彼が体調不良になった際に手を差し伸べ、二人は学生時代の思い出を語り合いました。

その後、和人は自室のベランダから飛び降りてしまい、幸いにも生命に別状はなく、茉莉とタケルは和人を見舞いに行くことになりました。

和人が生きる意味を見つけられずにいると告げたとき、茉莉は激しく怒り、「ズルい」と叫び、席を立つのでした。

和人と茉莉の絆が深まる瞬間

ある日、病院で茉莉と彼女の母親が一緒にいるのを目撃した和人は、誤解から茉莉の母親が病気であると思い込みます。

彼は、自分が自害をしようとしたことに対する茉莉の怒りが、彼女の具合の悪い母親を気遣ってのものだと理解します。

そして、「焼き鳥屋げん」での茉莉の退院祝いの席で、和人は茉莉に謝罪し、茉莉は自分の病気がばれなかったことにほっとしました。

帰り道、桜並木でカメラを持ち出して写真を撮り始めた茉莉は、和人に対して「もう死にたいとは思わないでね」と言葉をかけ、和人は納得の表情を見せました。

その瞬間、突然の突風が吹き、桜の花びらが舞い散り、ふたりは驚き、顔を見合わせて大声で笑い合いました。

その後、ふたりは次第に心を通わせ、深い絆を築いていき、茉莉は在宅で沙苗の出版社でウェブライターの仕事を始め、和人も「焼き鳥屋げん」で働き始めます。

季節が移り変わる様子を茉莉は愛おしそうにビデオに記録し続けました。

茉莉と和人の別れと再会

2016年。茉莉の姉桔梗が結婚し、親戚たちが彼女の余命が数年しかないと囁いているのを耳にすると、茉莉は沈んでしまいます。

和人に抱きしめられるが、彼女は自分の限られた時間を意識し、これまで恋愛を避けてきた決意に忠実に従い、和人から離れ、涙を抑えながら家に帰ります。

病状が次第に悪化していく中、和人から会いたいとのメッセージが届きます。

和人からの告白に対し、茉莉は自分のことを何も知らないくせに決めつけないでと言って興奮し、息切れが激しくなり、その場に倒れてしまいます。

和人と茉莉の結びつき

病院に付き添った和人は初めて真実を知りますが、茉莉は彼にもう会いたくないと言って、その後泣き崩れました。

姉の桔梗から肺移植を提案された際、茉莉はあきらめてほしいと答え、泣きながら外に飛び出してしまいます。

和人は茉莉への深い愛情に気づき、彼女を探し回り、最寄りの駅周辺で茉莉を見つけます。

和人は彼女に対し、自分が彼女を守ると約束し、一緒にいてほしいと伝え、茉莉は和人を笑顔で抱きしめます。

その後、茉莉は小説の執筆を始め、その中で、「もしもあなたに余命10年しかないと告げられたら、あなたは何をしますか?」という問いかけが含まれていました。

『余命10年』の最後と結末

茉莉と和人の最後の別れ

2018年。沙苗は茉莉が書き上げた小説を読み、涙を流しながらそれを世に出すことを決意します。

茉莉は和人と一緒にスノボ旅行に出かけ、和人は病気が治癒すると信じており、ゲレンデで茉莉に指輪を渡してプロポーズします。

翌朝、茉莉が一人で帰ろうとした際、和人が慌てて追いかけ、彼は茉莉に自分の病気は治らないことを告げ、一緒にいられないことを謝罪します。

茉莉は和人との素晴らしい日々を振り返り、泣きながら彼を抱きしめ、最後に好きだと告げて、ひとりで帰路につきました。

帰宅後、茉莉は母にしがみつき、もっと生きたいと叫び、大声で泣き、母は娘の感情を受け止め、彼女を強く抱きしめました。

茉莉と和人の幸せな結末

2019年。茉莉は病院のベッドで、沙苗と小説原稿の校正を行っていて、同時に和人は「まつり」と名付けた自分の焼き鳥店をオープンさせ、初日を迎えます。

茉莉は和人との思い出の動画を次々に削除していきましたが、最初に桜の木の下で撮影した動画だけは消すことができませんでした。

彼女は目を閉じると、和人と結婚し、子供が生まれ、幸せな家庭を築く夢の中に身を委ねます。

茉莉の容態が急変し、ICUに移され、沙苗からもらったまだ未発表の小説「余命10年」を読んで、和人は茉莉の本当の気持ちを知り、病院に駆け付けると、茉莉は一命を取り留めていました。

和人の手を握り返し、酸素マスク越しに微笑む茉莉に「頑張ったね」と和人が言うと、彼女は微笑み返しました。

やがて茉莉の小説「余命10年」が発売され、和人は茉莉のビデオカメラで桜並木の映像を撮り、突如として風が吹き、桜の花びらが舞い散りました。

彼はその光景を見ながら、笑顔で手をつないだ茉莉との幻影を感じ、涙をこらえながら微笑みながら一歩を踏み出しました。

『余命10年』感想まとめ

映画『余命10年』の感想をまとめました!

実話の映画化は難しいと思うけど、実力派の素敵な俳優さんばかり!
特に、原日出子さん演じる茉莉の母が温かく胸がぎゅっとなる!

茉莉がお母さんの肩にもたれて泣きながらもっと生きたいよ。死にたくない。って言ってお母さんと遠くにいるお父さんが涙するシーンで大号泣した!

本当に期待を裏切ることなくいい作品でした!
なんと言っても小松菜奈さんと坂口健太郎さんの演技がすごいなと改めて実感しました!

\『余命10年』/
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まとめ

映画『余命10年』のあらすじを、ネタバレあり(詳しく)とネタバレなし(簡単)で解説してきました!

最後の結末までご紹介してきましたが、希望と喪失、愛と友情が絡み合う感動的なドラマで、登場人物たちの生きる力と情熱が鮮烈に描かれていた作品でしたね♪

何度も見たくなってしまう映画です!

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