余命10年(映画)はどこまで実話?作者は何年生きた?

余命10年 どこまで実話 作者 死亡 何年生きた

国の指定難病である難病を診断され、突然余命10年と宣告されたある女性を描いた映画『余命10年』。この物語は実話を元に制作されているのですが、どこまでが実話で、どこからがフィクションなのでしょうか。

また作者である小坂流加先生はどれほどの間、闘病生活を続けていたのでしょうか。

今回は、

  • 余命10年(映画)はどこまで実話?
  • 余命10年の作者は死亡した?作者は何年生きた?

について考察していきたいと思います。

ネタバレを含みますのでご注意ください。

目次

余命10年(映画)はどこまで実話?

『余命10年』がどこまで実話なのか調べてみたところ、

あくまでもフィクションだが、ノンフィクションの部分も混ざっている

という結果でした。

原作者である小坂流加先生は20歳の時に「原発性肺高血圧症」と診断され、余命10年と宣告を受けます。小坂先生は4兄弟の末っ子で、大学卒業後に病気が発覚しましたが、今作の主人公である茉莉(小坂先生を演じた小松菜奈)とは少しだけ設定が異なりました。

病名や余命の年数、小説が好きな点など実話を元に作成された部分はありますが、実際には異なる部分も多くあったそうです。茉莉の恋人である和人(坂口健太郎)という存在が実際にいたのかについては触れられていませんが、病気と闘いながらも恋や友情、仕事や将来について悩んだり葛藤するシーンが印象的です。

幸せになりたい、もっと生きたいという茉莉の心理描写がリアルに描かれており、気持ちがダイレクトに伝わってくる演技を披露した俳優陣の演技も素晴らしいと感じました。

余命10年の作者は死亡した?作者は何年生きた?

余命10年の作者は死亡したの?

原作者である小坂流加先生は、

2017年2月に亡くなっています

子供の頃から小説を書くことが好きだったそうで、執筆活動をしていた小坂先生。大学卒業の際に「原発性肺高血圧症」を診断されたのと同時に余命10年を宣告されました。小坂先生は病名宣告をされてからも自身の病気や余命についての執筆活動を続け、文芸社に持ち込んだところ書籍化が決定し小説家デビューを果たしたそうです。

しかし、容態が悪化した小坂先生は文庫本が出版される前に亡くなってしまいました。自身が書き続けた言葉を残して惜しくもこの世を去ってしまったのです。

作者は実際何年生きた?

1978年に生まれた小坂先生は、大学卒業の際に余命10年を宣告され、その後2017年の2月に38歳という若さでこの世を去りました。

つまり20歳の頃に余命宣告を受け、その後18年間病と闘い続けていたのです。

国の難病に指定されている原発性肺高血圧症は早期治療が求められ、最悪の場合だと発症から数年以内に亡くなるともいわれているそうです。現在では医学の進歩によりさまざまな治療法が開発されており、その治療方法は大きく進歩しているとのことでした。

多くの葛藤や悲しみ、苦しみやどこに矛先を向ければいいのか分からない怒りなど、到底想像もできないほどの感情があったと思います。作品を通して多くのことを感じ、様々な学びに気づける作品です。

\『余命10年』/
\関連記事はこちら/

▼ほぼ実話!?『余命10年』どこまで実話で作者は何年生きたのか
▼実在した⁉カズくん(和人)や居酒屋まつりは存在するのか調べた!
▼タケル?新恋人?映画『余命10年』の最後のシーンの意味を考察!
▼軽井沢や静岡県など!映画『余命10年』のロケ地まとめ!
▼ひどい!?映画が面白くないのは原作と違うから?どこが違うのか調査!
▼気遣いだった⁉早苗がタケルと別れた理由を考察!
▼涙のネタバレ!『余命10年』を結末まであらすじ解説!

まとめ

今回は「余命10年(映画)はどこまで実話?作者は何年生きた?」について考察してきました。結果として、

  • 病名や余命の年数など実話を元に制作されているが、その他には異なる点も多くある
  • 小坂先生は病気を宣告されてから18年という年月の間闘病生活を続けた

という結果でした。

物語の内容だけでなく、俳優陣の演技力にも心が打たれる作品です。

皆さまも『余命10年』をご覧になってみてはいかがでしょうか。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次