アダムスファミリーのハンドは誰の手?正体と役者の名前を調査!

映画『アダムスファミリー』は不気味な雰囲気ながらもくすっと笑えるブラックユーモアあふれる大人気作品です。

特に「ハンド」は人間の右手だけがちょこちょこ動き回っていて気持ち悪いと思いきや、なんとも可愛らしく見えてくる不思議な生物です。

ハンドはいったい何者なんでしょうか?また、誰が演じているのかも気になりますね。

そこで今回は

  • アダムスファミリーのハンド君は誰の手?正体は?
  • ハンド君を演じている役者は誰?
  • ハンド君の名前は何?

について考察していきたいと思います。ネタバレを含む可能性がありますのでご注意ください。

目次

アダムスファミリーのハンド君は誰の手?正体は?

ハンド君の正体はズバリ、

ゴメズの幼馴染み

です。

人の右手そのもので、意志をもって動き回り活発です。とても働き者でゴメズの身の回りの世話を行っています。映画でもゴメズの頭皮マッサージをしている姿が印象的でした。

一緒にチェスをしたり、家族のピンチを知らせてくれる頼もしい仲間です。

具体的なハンド君の活躍は

  • 呼び鈴が鳴ると玄関へお出迎え
  • ゴメズトチェスをすることが出来る
  • ゴルフボールをもってピンになる
  • モーティシアの危機をゴメスに知らせる

などなど、素晴らしく有能であることを物語っています。

手首が幼馴染みなんて、ちょっとびっくりしますがアダムスファミリーはお化け一家なので、ハンド君のような手首だけの生物がいても違和感ありませんね。

誰の手なのかは不明ですが、ゴメスが幼い時からの付き合いなのでしょう。2人の仲良しコンビネーションにほっこりさせられます。

ハンド君を演じている役者は誰?

ハンド君を演じた役者は?

ハンド君の手は、実は

俳優であり、有名なマジシャンのクリストファー・ハート氏の右手

なんです。

16歳でマジックキャッスルジュニア協会に所属し、その後ハリウッドでマジックを披露するなど成功を収めている方です。

マイケル・ジャクソンの前でマジックを披露したことがきっかけで、マジシャンとして成功を収めることが出来たそうです。

マジシャンは手さばきが命です。成功を収めたマジシャンだからこそハンド君の生き生きとした動きが演じられたのですね。

クリストファー・ハートさんの他の出演作品は『クイックシルバー』や『アイドル・ハンズ』があります。

ハンド君の撮影方法は?

ハンド君の撮影方法は「クロマキー」と言われるCG撮影

で行われました。

クロマキー合成は、特定の色の成分から映像の一部を透明にし、そこに別の映像を合成する技術のことです。

手首の切断面はCG合成だそうです。

『アダムスファミリー』の公開は1991年です。当時の最先端技術で撮影されたハンド君は違和感なく存在感たっぷりです。

クロマキー合成は多くの映画で行われており、昨今の映画ではなくてはならないのもになっています。リアリティあふれる背景や表情なども、このクロマキー合成なくしては成り立たない映画が多いでしょう。

ハンド君の名前は何?

英語版ではThe Thing

と呼ばれています。

直訳すると「もの」となります。

ハンドと呼んでいるのは日本語版のみです。

ハンド君の方が温かみがある呼び方でファミリー感を感じるので、私は日本語版の方が好きですね。

また、オリジナルドラマの日本語吹き替え版での呼び名は「ロミオ」だそうです。

まとめ

今回は「アダムスファミリーのハンドは誰の手?正体と役者の名前を調査!」について考察してきました。

結論として

  • ハンド君はゴメスの幼馴染みで、由来はわからないが長い付き合いである
  • ハンド君を演じているのはマジシャンで俳優のクリストファー・ハートさん
  • クロマキー合成という技術を使ってリアルな手首が撮影されている
  • ハンド君は英語版では「The Thing」とよばれている

と考察することが出来ました。

手首だけという、本来なら気味が悪いはずのキャラクターがとても可愛らしく働き者に見えてしまう『アダムスファミリー』は何回見ても楽しめる作品です。

ぜひ、今回の考察をもとに『アダムスファミリー』を見直してみてはいかがでしょうか?

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