ゲド戦記のハイタカとテナーの関係を解説!墓所の過去とは?

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ジブリ版『ゲド戦記』には、ハイタカの関係者としてテナーという女性が登場します。テナーとハイタカはとても親しげです。ハイタカの過去も謎に包まれているため、テナーがハイタカにとってどんな存在なのか気になってしまいます。

また、『ゲド戦記』でテナーが「墓所を思い出す…」と呟くシーンがあります。テナーは過去に何があったのでしょうか。テナーの言う墓所とはどこのことなのでしょうか。今回は、

  • 『ゲド戦記』のハイタカとテナーの関係性は?
  • 『ゲド戦記』のテナーの過去に何があったのか?

ということを調べてみました。『ゲド戦記』のネタバレ要素は少ないですが、まだ観ていない方は要注意してください。

ジブリ映画『ゲド戦記』を観ると、原作小説の『ゲド戦記』も気になりますね!映画内では描き切れていない深い世界観を堪能できますよ!

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この記事の監修者
つくつく

映画鑑賞は年間100本以上映画ブログ運営4年

中学生の頃に『スターウォーズ』に感動して以降、
映画の沼にハマり続けて20年。
結婚・出産後も年間100本は必ず鑑賞中。
Filmarksアカウントにも鑑賞レビューを掲載中。

目次

『ゲド戦記』ハイタカとテナーの関係は?

『ゲド戦記』のテナーとは?

ジブリ版『ゲド戦記』に登場するテナーは、金髪で色白な女性です。親に捨てられたテルーに手を貸し、二人で暮らしています。

年齢などは不明ですが、ジブリ版『ゲド戦記』では

風吹ジュンさんが声優

を務めています。柔らかく強さを感じる声なので、落ち着いた大人という印象です。

『ゲド戦記』のハイタカとテナーの関係は?

テナーはハイタカの真の名を知る人物

ハイタカがアレンを連れてテナーの家に訪れたときのことです。テナーはハイタカに対して「久しぶりね、ゲド!」と声を掛けます。ゲドという名前は

ハイタカの真の名

です。ゲド戦記において、真の名は重要な意味を持っており、

真の名を知られると知られた相手は相手の魂をコントロールすることができます。

そのため、正体不明の魔女「クモ」もアレンの真の名を知ろうと躍起になっているのです。ハイタカの真の名である「ゲド」と気軽に呼ぶテナー。この事実だけでも『ゲド戦記』において、ハイタカとテナーの関係はかなり親密でハイタカがテナーを信頼しているということがわかりますね!

テナーとハイタカはカルカド帝国で出会った

テナーとハイタカの関係については、映画『ゲド戦記』ではほとんど描かれていません。原作ではしっかりと二人の出会いが描かれています。

『ゲド戦記』はアースシーという大陸を舞台に描かれた物語です。アースシーには、

  • 魔法が使える人がいるアーキベラゴ
  • 兄弟神を信仰するカルカド帝国

という二つの国があります。テナーは

カルカド帝国で生まれた大巫女

です。大巫女はアルハと呼ばれており、先代のアルハが亡くなった日に生まれた女の赤ちゃんが次代のアルハに選ばれます。このアルハにテナーは選ばれたのです。

アルハとなったテナーは幼いうちに両親から離され、神殿での生活を送ります。ハイタカと出会ったのはテナーが15、6歳くらいの頃。とある目的のため、

ハイタカがテナーの住む神殿に侵入したことで出会いました。

テナーが言う墓所とは何?過去に何があった?

『ゲド戦記』に出てくる墓所とは?

『ゲド戦記』でテナーが「墓所を思い出す」と呟くシーンがありますが、この墓所とは、

カルカド帝国の聖地であるアチュアンの墓所

を意味しています。カルカド帝国の大巫女アルハだったテナーは、聖地であるアチュアンの墓所で暮らし、墓所を守っていました。墓所は決して灯りをともしてはいけないというルールがあります。そのため、墓所は

地下にあり常に闇に包まれた場所

でもありました。「墓所を思い出す」というテナーのセリフは牢に閉じ込められたときに出たものです。暗くひっそりとした牢は、かつて住んでいたアチュアンの墓所を思い出させたのでしょう。

忍び込んだハイタカとテナーの間に何が起きた?

大巫女アルハとして生活していたテナー。そこにハイタカが侵入します。しかも、墓所では灯りをともしてはいけないのに、道に迷ったハイタカは灯りをともしてしまうのです。

テナーはアチュアンの墓所を守らなければならないので、

ハイタカを排除しようと敵意を向けます。

しかし、テナーはハイタカ自身やハイタカの話す外の世界の話に興味を持ち、次第にハイタカへの敵意を小さくさせていきます。そして、

テナーはハイタカと共にアチュアンの墓所を抜け出し、外での生活を送る

ことになります。テナーが『ゲド戦記』の中でハイタカが「光の中へ連れ出してくれた」と話すシーンがありますが、実際に闇に包まれた墓所から外の世界に連れ出したことを意味しているのです。

テナーがハイタカの真の名を知っている理由もこの墓所で起きたことが関係しているのかもしれませんね。テナーとハイタカの出会いが描かれているのは

原作『ゲド戦記』の2巻、『こわれた腕環』

です。どうしてハイタカが神殿に侵入したのかなども描かれているので、気になる方は2巻をチェックすると良いでしょう。

ジブリ映画『ゲド戦記』を観ると、原作小説の『ゲド戦記』も気になりますね!映画内では描き切れていない深い世界観を堪能できますよ!

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まとめ

今回は、ジブリ版『ゲド戦記』でテルーの母親のような存在であるテナーに注目してみました。『ゲド戦記』でハイタカとテナーの関係性についてはほとんど触れられていないため、どういう関係なのか気になるところです。

調べた結果、テナーはカルカド帝国出身の大巫女と呼ばれる存在で、カルカド帝国の聖地・アチュアンの墓所を守る役目を負っていたということがわかりました。アチュアンの墓所は光のない闇に包まれた場所だったため、テナーは牢に入ったときに「墓所のようだ」と呟いたのでしょう。

また、ハイタカはテナーをアチュアンの墓所から外の世界に連れ出した人であり、そこから二人が強い関係を築いたということもわかりました。ハイタカはテナーを強く信頼しているから、真の名である「ゲド」と呼ぶことを許しているのかもしれません。

『ゲド戦記』のテナーの過去は原作『ゲド戦記』2巻『こわれた腕環』で描かれています。原作の『ゲド戦記』には墓所の暗い様子などもよくわかるため、読んでおくとよりテナーのセリフの重みが理解できるでしょう。

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