ゲド戦記のまことの名とは?名前が意味することを考察!

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映画『ゲド戦記』の登場人物たちは通名ではなく、まことの名を持っています。

スタジオジブリ作品では、ラピュタのシータやムスカがラピュタ王家の秘密の名を持っていたことを思い出しました。

ゲド戦記では、まことの名とはどんな意味を持ち、どんな名前なのでしょうか?

そこで今回は、

  • 『ゲド戦記』まことの名とは?
  • 『ゲド戦記』まことの名の意味は?
  • 登場人物のまことの名を解説!

について考察していこうと思います。

ネタバレを含む可能性があるのでご注意ください。

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この記事の監修者
つくつく

映画鑑賞は年間100本以上映画ブログ運営4年

中学生の頃に『スターウォーズ』に感動して以降、
映画の沼にハマり続けて20年。
結婚・出産後も年間100本は必ず鑑賞中。
Filmarksアカウントにも鑑賞レビューを掲載中。

目次

『ゲド戦記』まことの名とは?

私たち人間は生まれてすぐに名前を付けられ、基本的には一生その名前だけで生きていきます。

結婚して苗字が変わることはあっても、名前は変更されることはありません。

『ゲド戦記』のアレン、テルー、ハイタカには呼ばれる名前以外に『まことの名』というものがあり、それは人に知られてはならないのです。

存在の本質を示すもの?

『ゲド戦記』のまことの名とは、存在の本質を示す生まれながら持っているもの。

まことの名は親が付けるものではなく、成人してから魔法使いやまじない師に見定めてもらいます。

ここまではなんとなく宗教的な印象を受けました。私たちの世界でも同じようなことがありそうですね。

しかし、まことの名は『太古の言葉』を使っており、太古の言葉の習得が必須だということ。

意味もわからない状態では、まことの名を使いこなすことはできません。

人に知られてはならない

まことの名は基本的に人に知られてはならないということになっています。

『ゲド戦記』の設定では、まことの名を悪意ある人物に知られてしまうことは命を取られたも同然。

まことの名=その人の魂』であるも同然なんだなということがわかりました。

しかし、ハイタカとテナーのように、まことの名を知っているという間柄も。

これはお互いの信頼関係がものをいうということでしょう。むやみやたらに自分のことを人に話してはいけない世の中ですが、その通りなのかもしれません。

『ゲド戦記』まことの名の意味は?

まことの名を人に知られるということは、思いのまま人に操られてしまうということです。

なので赤の他人にまことの名を明かすことはないのですが、アレンはクモにまことの名前を教えてしまいました。

そうして魔法使いのクモに意のままに操られ、アレンはハイタカと対峙することに。

それほど自分以外の人間にまことの名を知られることはリスクがあるということです。

まことの名と信頼関係

アレンとテヌーは出会った当初は険悪でしたが、次第にお互いの心の傷を分かち合うようになりって信頼関係が成り立っていきます。

そしてアレンはテヌーにまことの名を教えました。

アレンはクモに囚われ、まことの名を教えたことで操られてしまいます。

しかし、

テヌーにまことの名を教えてその名で呼ばれたため、本来の自分を取り戻せました。

結果としてアレンとテヌーは協力してクモを倒すことができたのです。

まことの名は誰にも教えてはならないとなっていますが、自分が心から信頼できる人間に打ち明けることは悪いことではなく、むしろ関係が深くなって良い状況に導かれるのではないでしょうか。

まことの名と自然

『ゲド戦記』では海の荒天をなだめた風の司がいました。自然にもまことの名があり、その名を呼ぶと荒天を操ることができます。

天候を操れるのはもちろん魔法使いでないと不可能ですが、自然もまことの名でなければなりません。

映画の中で干ばつ地帯に赴いた風の司ですが、まことの名を思い出せなかったというシーンが印象的です。

思い出せないのは世界が不安定になってきているからでしょう。

まことの名とはすべてに影響してくるとても大切だということがわかりますね。

登場人物のまことの名を解説!

アレン、テヌー、ハイタカのまことの名は何で、どんな意味があるのでしょうか?

まことの名を解説していきます。

アレン/レバンネン

アレンのまことの名はレバンネンです。

レバンネンは太古の言葉で『ナナカマド』を指します。

ナナカマドとは木の名前なのですが、命を救うという逸話のある樹木。

地域によっては御神木として扱われているそうなので、非常に尊いものだということですね。

一国の王子として生まれたアレンには、心強い名前だと思いました。

テルー/テハヌー

テルーのまことの名はテハヌーで、テハヌーは『星』という意味のある言葉です。

テルーの正体は『竜の化身』なのですが、人間と竜の間に立てる存在ということ。

荒廃した世界を救う『星』となれる存在にという意味が込められているのではないでしょうか。

ハイタカ/ゲド

ハイタカのまことの名はゲドですが、ゲドという名前の由来はわかりません。

しかし、『ゲド』という言葉は太古の言葉で素晴らしいという意味があることを期待してしまいます!

大賢人のハイタカですし、『救う』といった意味があったらいいですよね。

ちなみにハイタカという名前は、幼い頃に簡単な魔法でタカを呼び寄せて遊んでいたという話からつけられた通名

なかなかすごい由来で驚きますね。

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まとめ

『ゲド戦記』のまことの名について考察や解説をしてきました。

結論とすると、

  • まことの名は存在の本質を示す生まれながら持っているもの
  • まことの名は人に知られてはならない
  • まことの名を知られると操られてしまう
  • まこと名は信頼する人間には教えても良い
  • まことの名と自然現象も深い関りがある
  • アレンはレバンネン、テルーはテハヌー、ハイタカはゲドというまことの名を持つ

ということになります。

まことの名の意味を勉強できたことで、『ゲド戦記』をより一層楽しめるのではないでしょうか(^^♪

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